櫛形山
- GPS
- 09:24
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,401m
- 下り
- 1,399m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 2:49
- 合計
- 9:23
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://ecopa-inagako.jp/ecopainagako/ ○中尾根登山口の横にある「ウッドビレッジ伊奈ヶ湖」も休館中でしたがトイレは使えました。水洗洋式トイレでとてもきれいでした。外にキャンプ場にあるような水道もあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<中尾根登山道> 下部は檜の植林帯、中部はカラマツと広葉樹の森、上部はカラマツと針葉樹の森といった感じです。登山道はこれらの落ち葉が積もっていて、石ころも少なくとても歩いやすいです。急坂もあまりありません。 <主稜線> カラマツなどの針葉樹の森です。概ねなだらかな稜線で急坂もあまりありません。とても歩きやすいです。 <北尾根登山道> 上部はカラマツもなくほとんど広葉樹の森です。登山道はその落ち葉がいっぱい積もっていて、階段や石ころを隠しているので、注意が必要です。下り始めは特に石ころが多いです。下部は常緑の広葉樹なども混じってきます。最下部は檜の植林帯です。 ルートは最下部まで尾根の南側斜面についていて、ジグザクを切らないので中尾根登山道より斜度があります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ガスコンロ
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感想
2020年05月17日(日)【櫛形山】南アルプス前衛
櫛形山は山の行き帰りに中央道を通るとき、いつも見ていた山なので、いつかは歩きたいとずっと思っていたのですが、東京勤務もあと2年を切ったので、天気予報も晴れだし、中央道の渋滞がないこの機会を利用していよいよ櫛形山を歩くことにしました。
櫛形山は標高差がけっこうあるので登りは急坂の連続だと思っていたのですが、登りに使った中尾根は尾根幅があるためか、登山道は大きなジグザクを切っていることが多くて、急坂がほとんどなく、それほど辛くなかったです。
足元もカラマツや広葉樹の落ち葉が敷いてあって、石ころも少なくてとても歩きやすかったです。
林相は檜の植林帯から始まり、カラマツなどの針葉樹と広葉樹の森に変わるようでした。野鳥たちのさえずりも多く聞こえて楽しかったです。
ほこら小屋はすぐ近くに沢があって、手前には新緑がきれいなカラマツに囲まれた平地もあって山上の小オアシスのようでした。
稜線上にあるバラボタン平はサルオガセが垂れ下がるカラマツに囲まれたなんだか不思議な感じの広場?でした。
稜線?はとても広くてカラマツなどの針葉樹の森に覆われた丘が南北にうねるように延びていて、特に急坂もなくなだらかでとても歩きやすかったです。
そして南アルプス前衛の山だけあって、針葉樹の森が南アルプスの縦走路の雰囲気を漂わせていてとてもいい感じでした。
好展望地の裸山からの南アルプスの間ノ岳〜北岳の眺めは稜線に雲がかかっていまひとつでしたが、山頂に居合わせた皆さんが待ちきれずに下山していく中、私だけ粘って待っていると、北岳だけなんとか雲が取れて山頂を見ることができました。
下りに使った北尾根登山道は尾根の南側斜面に付けられているので、ジグザグがなくまっすぐなため、中尾根登山道より傾斜があり、広葉樹の落葉も多くて、少し歩きにくかったです。でも最下部まで広葉樹の森が続いていて、中間部の新緑はとてもきれいでした。広葉樹の森は期待してなかったので北尾根の下りで楽しめて嬉しかったです。
最後の林道歩きも新緑がきれいで退屈しないで歩くことができました。
櫛形山の展望はもともと期待していなかったので、裸山からの眺めはおまけで幸運でしたが、カラマツなどの針葉樹の森と広葉樹の森の両方を楽しむことができたし、稜線?はのんびりゆっくり歩くことができたました。なにより南アルプスの雰囲気を感じられたことで期待以上に充実した山旅になりました。
追記
今回山中で会った人は、稜線?に上がるまでで一人に追い抜かれただけでしたが、稜線に上がるとだんだん人が多くなり、おそらく20組ぐらいのハイカーやトレイルランナーとすれ違いました。
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