美女平散策

2020年05月23日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.2km
• 登り: 846m
• 下り: 849m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:44
• 休憩: 0:29
• 合計: 6:13

6:57 駐車場
7:01 7:01 立山駅
8:28 8:36 美女平駅
9:32 9:32 美女平公衆トイレ地点
9:55 10:00 ブナ坂終点（歩くアルペンルート車道横断地点）
10:16 10:21 仙洞杉
10:37 10:41 ブナ坂終点
12:00 12:07 美女平駅
13:06 13:06 立山駅
13:10 駐車場

（トレースは手書きと自動混在です。立山駅は正確には駅裏の登山口です）

天候

曇り

アクセス

県道6号富山立山公園線を立山駅まで。道路標識に従っていけば問題なしです。5月いっぱいまでアルペンルートが営業休止なので今は駐車場ガラガラです。

コース状況／危険箇所等

当日の状況です。

登山届ボックスの類はありません。

上部の大駐車場からは踏切を渡り、右折して立山駅の裏手に行きます（国立登山研修所の方向）。従業員用駐車場の駅通用口付近に踏み跡がありますのでそこを行けば登り口です。以前は「材木坂」の標識があったと思いますが現在は何もありません。
美女平までの道を便宜上、序盤、中盤（送電線鉄塔あたりから中盤です）、終盤に分けるとすれば序盤は急登、中盤は急登＋岩ゴロ（材木石）、終盤は通常登山道、という感じです。下山時は後半へ行くほどきつくなるという感じなので要注意です（2008年に転落死亡事故が発生しています）。
美女平から先は探勝歩道と車道歩きになります。探勝歩道は数カ所ほど倒木がありますが、またぐなり回り込むなりして通行できます。
美女平公衆トイレから仙洞杉までの往路は車道を利用して帰路は19番石仏付近で歩くアルペンルートに入りました。
先ほども書きましたが帰路、美女平から立山駅までは足元注意です。

写真

5/23 6:57

ガラガラの駐車場

5/23 7:01

登り口だとわかりますか？

5/23 7:04

この時期のこの時間帯、普通なら奥の駐車場は満車、ケーブルカーのチケット売り場に行列ができているはずです。写真右下は立山ケーブル駅のホーム。

5/23 7:27

送電線鉄塔付近から見た大辻山。

5/23 7:28

左奥、鍬崎山。右、大品山

5/23 7:39

材木石っていいネーミングですね。

5/23 8:28

美女平へ抜けました。左が大辻山、一番右が七姫山。

5/23 8:28

真ん中の鞍部を挟んで左が七姫山、右が臼越山。この辺の山はまだ未踏です。

5/23 8:28

臼越山と1405ピークの間にほんの小さく頭だけ見えるのが方向的に大熊山なのですがどうでしょう？右の雪があるのが大日岳。出番のない高原バスが寂しそうです。

5/23 8:30

閑散とした美女平駅。

5/23 8:35

探勝歩道入口です。看板にネームドの立山杉が紹介されています。当初の予定に加えてこれらをすべて見て回ることにしました。

5/23 8:36

美女平駅を振り返ればネームドの美女杉です。

5/23 8:51

ネームドの火炎杉。洞の中に細い杉が伸びているのが特徴です。

5/23 8:51

火炎杉の上部、この部分を炎に見立てているのでしょうかね。

5/23 8:54

変な形の杉が多いです。

5/23 8:59

背中を預けあって周囲の敵に相対する騎士、なんてのはどうでしょう。

5/23 9:02

ブナも立派です。かなり離れてからでないと写真に収まらないです。

5/23 9:03

歩道近くにあったブナを真下から見上げています。

5/23 9:11

分岐点にある特徴的な二股杉

5/23 9:12

二股杉の上部

5/23 9:22

火焔式土器のような天涯杉（ネームド）。

5/23 9:23

あがりこになっている部分。

5/23 9:24

別角度から、天涯杉の上部。

5/23 9:28

これはネームドではありませんが特徴的な木。もう一つの分岐点付近にあります。隙間から奥に見えるものと合わせて3本一組でネームドにしても良いのではと思います。

5/23 9:34

公衆トイレ設置個所から車道に出ています。沿線のこぶこぶブナ。

5/23 9:47

ブナ坂。溝にそってサンカヨウが並んでいます。高原バスは通行しませんが工事関係車両や山小屋関係車両、山岳警備隊車両が時折通行します。

5/23 9:47

サンカヨウ

5/23 10:13

反射鏡の奥にあるのはアルペン杉です。探勝歩道入口や散策コース内の案内板には紹介されていません。

5/23 10:13

意図せずしてネームドの杉をゲット。

5/23 10:16

さらに車道を少し行くとネームドの仙洞杉。

5/23 10:17

高原バスに乗った場合、ここで徐行して仙洞杉を紹介されます。ゆっくり見たいときは徒歩で来るしかないですね。

5/23 10:17

上部です。撮影するときは結構離れないとだめです。

5/23 10:18

別角度から見ています。仮に車窓からだと窓を開けて後ろを振り返らないと撮影できない角度です。

5/23 10:19

裏側です。亀裂が入っています。

5/23 10:20

見上げています。

5/23 10:21

森の巨人たち100選とかに入っているそうです。

5/23 10:22

アルペンルートには乗客として今後も来ると思いますので、またお会いしましょう。

5/23 11:01

ブナ林コースにあったおばけのような杉。

5/23 11:16

コースが一部重複するので天涯杉再び、です。

5/23 11:24

ネームドではありませんが根性杉とでも命名しましょうか。

5/23 11:26

ネームドのおんば杉です。

5/23 11:27

一見したら「太陽の塔」に似ていると思いました。

5/23 11:30

別角度から見ています。何となくおどろおどろしい。

5/23 11:34

一見してネームドだとわかる木がありました。

5/23 11:34

見上げています。

5/23 11:35

不老樹という名前でした。

5/23 11:35

真下から見上げています。

5/23 11:39

気になった一本。少しコースから外れていますので遠目からの撮影です。

5/23 11:49

一旦美女平に戻り、車道を登ります。左側に二股の巨樹があります。

5/23 11:50

ネームドの子育て杉です。

5/23 11:51

別角度から。

5/23 11:52

子育ての子とは二股部に乗っかっている木でしょうかね。

5/23 11:52

どうなっているのかと裏へ回ると子の木は延々と地面にまで根をおろしていました。

5/23 12:07

下山前に美女杉を撮影です。実はこの少し前、園地で休憩していたのですが座っていたベンチ付近にネームドの出迎え杉があったようです。気づかずに撮影を逃してしまいました。

装備

備考

山行中は半袖で過ごせました（休憩中に１回ほど長袖を着用したかな）。
日焼け止めと虫よけの季節になりました。

感想

fiddlerzen

今年になって体重コントロールがおろそかになり、コロナ自粛であまり運動しなくなったことも相まって気付いてみれば理想体重よりも3キロ太ってしまいました。
こういう状態できつい山には行きたくないので美女平を歩くことにしました。
アルペンルートが休業中なのでわりと静かに楽しめそうです。
立山駅から美女平まで歩いて歩道を散策する山行は2010年11月にやって以来なのでほぼ10年ぶりです。
前回は探勝歩道を右手法で全踏破しましたが、今回はアルペンルートが休業中で車道をストレスなく歩けると思い、車道を含めた8の字ルートにしました。
美女平へ到着して休憩後、探勝歩道入口でネームドの杉巨木が紹介されていたのでこれらの杉も全部見ようと思いました（散策中に他のネームド杉も判明したのでそれも目標に加えました）。
8の字ルートの下部で仙洞杉への往復が加わり、最後に美女平から車道で子育て杉を見に行く行程が加わります。
仙洞杉までは登山者に遭遇しませんでしたが山行後半に男女二人連れ、男性単独、父子三人連れに遭遇しました。同じことを考える人はいるものですね。
歩いていて感じたのはやはり体の重さです。ダイエットしなければ。
この記録を上げるに際してネームドの杉を調べていたら、近くにいたのに気付かなかった出迎え杉と、仙洞杉のさらに奥には向雲杉、No.987の2本があったことを知りました。
https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/toyama/pdf/gaidomap.pdf
（上記富山森林管理署の紹介には美女杉が含まれていません。これも含めるとするならネームドは全部で11本ですね）
改めてコンプリートを目指してチャレンジするか・・・・はわかりません。