東・南高尾山稜〜大垂水峠〜城山〜景信山〜明王林道


- GPS
- 06:03
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,173m
- 下り
- 1,035m
コースタイム
天候 | 雨上がりの快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
高尾山口から四辻に向かうまでの間に蜂の巣がありました。 登山道は使用できないので、そこだけ大きく崖の方に回り込むことになります。 滑りやすいので注意が必要です。 四辻から草戸山に向かう道の途中で大きな木が倒れていますが、正ルートはそっちです。乗り越えて進んで下さい。 あとは特に危険箇所はありませんでした。 |
写真
感想
高尾地域の新ルート開拓に、地図とコンパス片手に行ってきました。
夜半過ぎまで降っていた雨も上がって、空はいい天気。
東/南高尾山稜は高尾山より標高低いし、案外楽なハイキングコースでのんびり楽しめるんじゃないかな。
城山に12:00到着の予定で、9:00スタート。
道も細くて静かで木漏れ日がきれーい!!
しかし5分後、いきなり「蜂の巣あり。キケン」の標識で、コースが封鎖!!がーん!!!
仕方がないので、封鎖エリアをよけて沢の方に回り込みながらその先に進みます。
こういう回避ルートって、当然道じゃないから木に掴まりながら滑らないようにって気を使うと
それだけで結構体力使うのね。
ま、今日は気楽なハイキングだし、この程度はご愛嬌♪
いい気になって、細かいピークもわざわざ踏んだりして。知らないって、ホント幸せだなぁ。
四辻をすぎて最初の道標をすぎたあたりで、道標、地図、コンパスをみてこっちに違いないと進んだ道がまさかの間違い。
ちょっと見れば立派な迷い様のない道が近くにあったのに、倒木で塞がれていると勝手に思い込んで、違う道を選択しちゃいました。
ただし、この正ルートが西に向かっているというのも不審ポイントの一つではあったのです。(前回の反省ポイントが活かされてないともいえる。)
まぁ、自分の選んだ道はちゃんとした道ではないけれど、ところどころ枝が折れていたりして人が通った気配もあるし
でも、先に行った人が一人いらしたけど、クモの巣が張ったままになってるっておかしくない??
まぁ、でもこの木の間を行ったわけじゃないのかもしれないし。
しかし、東高尾山稜コースって登山道A級って書いてなかったか?
こんな道なき道を開拓するような、人気のなさすぎるコースなのか??
多少のギモンを持ちつつどんどん進んで行くと、とうとう道なき道は、ホントに道がなくなりました。
このまま進んで行くのには、結構な傾斜を下らねばならないし、その先に道も見えない。
おかしいと思って引き返して、道標の場所でもう一度地図と確認。
やっぱり地図にあわせてみると方角はこっちに間違いない。
もう一度チャレンジしてみて、さらに下まで下りてみる。
つっても10mくらいさっきより進んだ程度なので、そんなに深手は負ってませんが、でも、それでもその先に道は見えない。
さらに、地図の登山ルートもこんな沢と沢に挟まれた細い尾根を進むルートになってない。
そもそもの、自分の現在地認識が間違っていることに気づきました。
とにかく大木は倒れているけれど、そっちのしっかりしたルートで行ってみよう。
万が一、東高尾山稜コースじゃなくても、国道20号に出るだけだ。
その、登山A級にふさわしい道を進んで行って、登山道入り口でお会いした方に出会ったときにはほっとしました。
「よかった〜迷っちゃって〜」というと、ものっすごく怪訝な顔をされたけどね。
そうだよね。どうして間違うのか、ちょっとわかりにくいよね。あはは。
その先の道は、結構アップダウンの激しい道のりで、ふれあいの道とかいう取っ付きやすい名前の割にはすごくキツい。
でも、年配の方がひょいひょいと進んでおられたので、単純に私の体力がないだけなのかもしれない。
なにしろ、蜂の巣キケンと迷い道で体力消耗してるから。
ナメてストック持ってこなかったことを、本気で悔やむ。
中澤山のあたりからピークを踏むことはあきらめて、次回のリベンジ予定を胸に、ただひたすら大垂水峠へ。
迷って時間のロスしちゃったし、どうしても15:30には陣馬高原下に行きたいし、見晴台で写真を撮ったくらいでほとんど休まず、平坦な道は走りすらして。
とりあえず大垂水峠に12:30につけば13:00に城山に到着できるだろう。
そうしたら、景信山までは1時間、そこから先を80分としてもギリで間に合うはず。
そんな、胸算用は大垂水峠からのふれあいの道で無惨に砕かれました。
っていうか、これホントにふれあいの道?そんなかわいらしい名前でいいワケ???
道の先を眺めると、そこには青ーい空が。
そりゃそうよね。1.5kmで今まで下ってきた分以上を登り返さないといけないんだから。
それだけ急になるわよねぇ。
うんとこどっこいどっこいしょーいちとか、くだらないことを言って、なんとか気持ちをそらしつつ
やったね!城山!!13:15
ホントはなめこ汁とか飲みたかったけど、そんなことやってる場合じゃない。
持参のお湯でおにぎり休憩。
そこから小仏峠までは大好きな下り道なので問題はなし。問題はその先の景信山への道。
ここが一番つらいんだよな。どうしよう。小仏峠からバス停に下りる??
でも、これ以上の新規ルートは精神的にキツいしなぁ。
気持ちが全然のらないまま小仏峠に着いてしまう。決めかねていたので、そのまま景信山にいくことにする。
ほんと、道すがら、いつ戻ろう引き返そうってそればっかり考えていたんだけど、景信山のまき道を地図で発見してテンションUP!
よかった!あの急坂を上らずにすむんだ〜〜涙が出るほど嬉しいよ〜〜〜
ということで、まいたけど景信山14:00
なんとか間に合いそうだ。安心して、ようやくまわりを見る余裕も出てきた。
秋の14:00ってさびしいんだなぁ〜。夏の14:00に比べると夕暮れ感がハンパないよ。
物悲しい気持ちになりつつ、こんな時に一緒に歩いてくれる山友が欲しくなるんだなと思う。
蝶もふわりふわりと飛んでいる。秋の蝶、なんて季語があったことを思い出す。
明王林道からは滑らないように、とっても注意したんだけれど、前日の雨で葉っぱが散乱していたおかげで思ったより滑らなかった。
落ち葉は紅葉してたけど、いわゆる紅葉はまだまだ先っぽいなぁ。
一番見晴らしのいい場所で山の写真を撮る。
太陽がかかっているところがとりたかったんだけど、これじゃ変なUFO写真だ(笑)
予定通り15:30バス停に到着。
バスが出発する後ろ姿を見ながら、山下屋へと入っていったのでした。
いちいちの状況が目に浮かび、とても楽しく(ワロタ)、一緒に行ってる?くらいの臨場感頂きました
草戸山は、同じ場所で迷ったのも…
ふれあいの道に異議申し立ても!
しかし、やっぱり、山下屋は外さないのは、サスガです
たぶん、「ふれあいの道」というネーミングにだまされて、あの道でヒーコラ言った事のある中高年は、相当数に上ると思われます
私の場合、かるーい気持ちで出かけていったので、その分余計つらさを感じたのかもしれませんが
あ、でも、この感じ、この間の高水山に似てるかも
まったく経験から学んでないってことですかね〜
そういえば、高尾南・東山稜を通ったときって、何かしら予想外のことが起きています。
次は何が起こるのか?
久しぶりに行ってみたい気持ちになりました
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する