愛鷹山△黒岳から越前岳、ロードで周回

2020年05月24日(日) [日帰り]

• GPS: 09:08
• 距離: 15.0km
• 登り: 942m
• 下り: 946m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:04
• 休憩: 1:59
• 合計: 9:03

6:21 須山愛鷹登山口
7:04 7:09 愛鷹山荘
7:14 7:26 富士見峠
7:44 7:50 黒岳展望広場
7:58 8:01 黒岳
8:13 8:25 黒岳展望広場
8:41 8:42 富士見峠
9:33 9:44 鋸岳展望台
10:44 10:53 富士見台
11:30 12:16 愛鷹山
13:03 13:10 馬の背見晴台
13:28 13:28 十里木高原展望台
13:39 13:41 十里木高原駐車場
13:43 13:44 十里木登山口
13:50 13:53 十里木バス停
15:05 15:06 愛鷹登山口バス停
15:24 15:24 須山愛鷹登山口
15:24 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

越前岳からの下りは、小さな沢をはさんだ東の尾根の、段差が少ないバリエーションルートで下山。荒れておらず歩きやすくて踏み跡もしっかりあるが、マーカーはない。

写真

5/23 15:57

この週末の登山再開は1年ぶりのツツジが咲く越前岳にしようと考えていましたが、庭のシャクヤクが咲いてたので、ヤマシャクヤクが見れるかと黒岳経由にしてみました。

5/24 6:16

愛鷹登山口の山神社から登ります。朝早いので駐車場は私たちの車が2台目でした。

5/24 7:05

久しぶりに新緑の中を登ります。

5/24 7:07

木の間から位牌岳が見えました。朝は曇っていましたが晴れてきたようです。

5/24 7:07

ヤマツツツジにしては紫がかったツツジです。葉やオシベの数は遠くて確認できません。本種のアシタカツツジは朱が濃いそうです。標高は897mでヤマツツジにしては標高が高いようです。

5/24 7:15

愛鷹山荘。外から見ただけでしたが綺麗でした。リスが木を登っていきましたがカメラは間に合いませんでした。

5/24 7:16

モミジガサに水滴。一瞬何かと思った！

5/24 7:22

富士見峠に到着。右に曲がって黒岳めざします。

5/24 7:48

黒岳展望台。見事な富士山です。休業中のサファリパークの駐車場にはサファリバスが並んでいます。

5/24 7:53

黒岳の自然杉群落です。

5/24 7:57

黒岳に到着。今日一番の富士山でした。

5/24 7:57

富士山の左下の花はゴマギでしょうか。

5/24 7:58

三角点、1086.5mです。

5/24 8:17

展望台に戻って富士山を見ながらおにぎりを補給します。

5/24 8:21

この日最後の富士山でした。9時を過ぎると隠れてしまうなんてもう夏ですね。

5/24 8:26

お目当てのヤマシャクヤクは1週間遅かった！

5/24 8:26

バナナのようなきれいなめしべが丸見えです。

5/24 8:41

普通のスミレも咲いています。

5/24 8:43

富士見峠まで戻ってきました。眺望はありませんが気持ちのいい新緑です。

5/24 8:49

ちらほらとミツバツツジの色のツツジが咲いています。もう一つのお目当てのアシタカツツジでしょうか。アシタカツツジは標高800m以上で咲くそうです。ここは標高1000mです。

5/24 9:28

逆光ですが葉が5枚のようです。アシタカツツジは葉っぱが5枚。標高1128m。

5/24 9:30

アシタカツツジは、ミツバツツジと似た色で小ぶりなツツジだそうです。ここは1157mです。

5/24 9:30

アップ。葉は5枚です。アシタカツツジのようです。

5/24 9:36

5枚の葉ではないけど、似ているので、鋸岳展望台でもみじ饅頭で栄養補給。

5/24 10:14

ツボスミレ。

5/24 10:44

歩くのが遅いうえにツツジばかり見ていてようやく富士見台に到着。富士山は完全に雲の中。

5/24 10:50

イワカガミがたくさん。みんな谷を向いていて正面から写真が撮れません。

5/24 10:59

鋸岳の向こうに沼津。海の向こうは大瀬崎あたりでしょうか。

5/24 11:11

岩の上に咲いて正面を向いていてくれます。

5/24 11:18

オオカメノキ。装飾花が登山道にたくさん落ちていました。

5/24 11:23

越前岳に近づくと見慣れたトウゴクミツバツツジが増えてきます。

5/24 11:31

頂上に到着。周りが削られて三角点がむき出しです。

5/24 12:03

頂上は満員なので少し林に入ったベンチで昼食にします。頂上付近ではトウゴクミツバツツジが咲き誇っています。

5/24 12:15

4~5回来ましたが今日が一番混んでいました。

5/24 12:15

富士方面です。静岡県の緊急事態宣言解除直後に散歩に行った岩本山が見えます。

5/24 12:21

十里木方面に下ります。

5/24 12:21

連れの膝が不安なので、小さな沢をはさんだ東の尾根の、段差が少ないバリエーションルートで降ります。眺望はありませんが新緑とツツジがきれいです。

5/24 12:40

所々に立派な階段があります。地元の方の愛鷹山への愛情を感じます。

5/24 12:47

マーカーはないので注意して降りていきます。このあたりでもう一つの谷を降りてくるバリエーションルートと合流するようです。

5/24 13:01

最後に沢を渡って一般登山道に合流します。

5/24 13:06

一気に馬の背まで降りてきました。富士山や南アルプスは見えませんが、2月に行った長者ヶ岳、天子ヶ岳が見えます。コロナの期間に散歩に行った白尾山や明星山も見えるようです。

5/24 13:19

ズミが見事に咲いています。今年は入笠山のズミは見に行くことができませんでしたが😢ここで見ることができました。

5/24 13:20

赤いウツギ。

5/24 13:27

富士山は雲の中です。

5/24 13:40

十里木駐車場に予定よりも1時間早く降りてきました。1本前のバスに間に合うかもしれないのでバス停に急ぎます。

5/24 13:49

へー関所があったんだ。十里木街道は古くからの街道だったと知りました。

5/24 13:51

バス停に到着。何と5分前に出たばかり。次は1時間以上後です。

5/24 13:55

歩くことにしました。約6km、1時間のロードです。

5/24 13:56

いいこともあります。鹿さんがこちらを見ています。こんな時間に道路の近くにいるのにはびっくりしました。

5/24 13:58

道路沿いには山にはない自販機があります。ドクターぺッパーは好きなのに、あまり自販機に入っていないので、あるとつい買ってしまいます。

5/24 14:08

今年はあまり見ることができなかった藤が道路沿いに咲いています。

5/24 14:11

電波塔から越前岳まできれいな稜線です。

5/24 14:13

サファリパークの動物たちの入り口でしょうか。

5/24 14:18

柵の向こうから動物の吠声が聞こえてきました。道路沿いの所々にズミが咲いています。

5/24 14:19

道路の右側は林です。溶岩樹形でもあるのかな。

5/24 14:28

クレー射撃場、サファリパークの富士方面からの入り口まで来ました。

5/24 14:28

黒岳が間近に迫っています。

5/24 14:40

忠ちゃん牧場の手前まで来ました。富士山は雲の中、忠ちゃん牧場のソフトクリームは営業していませんでした。

5/24 14:43

林の間の道路を歩いて行きます。

5/24 15:03

ようやく愛鷹登山口バス停に着きました。時計回りは下りだからよかったですが、逆まわりは大変そうです。

5/24 15:06

もうすぐバスが着きます。見たくないので早々に林道に入ります。

5/24 15:14

朝、車で通った道を進みます。

5/24 15:23

林道の路肩まで車が駐車していました。

5/25 10:09

おまけ。ヤマシャクヤクが見れなくて口惜しく、次の日、たまたま休みだったので、昨年行った黒岳より標高が300mくらい高いヤマシャクヤク スポットに行きました。今年はコバイケイソウばかりでヤマシャクヤクは少ないようですが、林の中の白い蕾は鮮烈です。

5/25 10:28

きれいにバランスよく開いているのはなかなかありません。今日の一番！

5/25 11:44

帰りに山宮浅間神社に寄りました。普段のお願いに加えて、早くコロナが収束することもお願いしました。
今年は宝永山や双子山や小富士にも行けないようで残念です。まぼろしの滝も行けませんでした。山は待っていてくれても、自身の老化は待っていてくれません。

撮影機器：

D5600 ボディ ニコン

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

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　登山自粛の解除の最初は愛鷹山越前岳に行きました。
　今回、ヤマシャクヤクを見たくて、須山愛鷹山登山口から登り、黒岳から越前岳、十里木登山口下山のミニ縦走としました。時計回りにしたのは駐車場の戻るバスに乗れなかったときのロード歩きを下りとしたかったからです。そのとおりになってしまいしたが・・・
　でも、今回のロードは、鹿やズミや藤やサファリの動物の吠声などそれなりに新鮮で楽しむことができました。
　愛鷹山ミニ縦走は、2012年に初めて縄文杉に行ったことをきっかけに山歩きを始めてから1年後に行った2013年7月以来です。前回は十里木から登って山神社に降りてバスで十里木に戻りました。当時は花や写真にはあまり興味なく、写真は記念写真だけ、昼はおにぎりだけでした。
　7年たってハイキングのスタイルは随分変わりました。花があれば止まってスマホで調べ、山が見えればあの山は何だろうと調べるの繰り返し、デジイチ担いで今回撮った写真は花や景色で二人で600枚以上、昼はお湯を沸かしてカップ麺とコーヒーとフルーツ、それは時間がかかるはずです。でもこれが楽しくてやめられないところです。
　今回のテーマは、ヤマシャクヤクとアシタカツツジを山で見ることでした。昨年はアシタカツツジは須山や十里木の群生地に見に行きました。今回のコースは「アシタカツツジは愛鷹山で見たい」「ヤマシャクヤクも山の上で見たい」を実現する、1度で2度おいしいコースと思いましたが、ヤマシャクヤクは1週間遅れでした。花に関しては今回は岩の上で咲いていたイワカガミが印象的でした。
　でもヤマシャクヤクについては、未練たらしく、次の日に昨年行ったポイントに行ってしまいました。昨年に比べて数は少なかったものの、ぴったりのタイミングで見ることができ、とても満足できました。