原点に立ち返って鷹ノ巣山をじっくり歩く(登り:水根沢林道/下り:榧の木尾根)


- GPS
- 08:27
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,672m
- 下り
- 1,679m
コースタイム
07:52 わさび田
08:50 あずまや
09:32 榧の木尾根分岐
10:11 石尾根分岐
10:32 鷹ノ巣山(1,736m)<山ごはんタイム>11:04
11:24 鷹ノ巣山避難小屋<トイレ休憩>
12:41 榧ノ木山(1,485m)
13:23 倉戸山(1,169m)
14:15 温泉神社
14:27 倉戸口バス停
14:45 駐車場(ゴール!)
天候 | 曇り ときどき 晴れ ※青空は見えるがお日様は隠れていることが多く、山頂と尾根道に吹く風は冷たかったです。 なお、駐車場に到着した時点の気温は9℃でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口には水根駐車場の方が近いのですが、小河内駐在所に登山届を出すのと、帰りにふれあい館でお土産(今回は奥多摩名産のコンニャクとタケノコを塩ダレに漬けたものを購入)を買いたかったので、こちらに駐車しました。 (きれいなトイレもあります。) ※ゲートが有って、21:00-6:00間閉鎖と路上に表示されています。 近くにある水根駐車場と大麦代駐車場には利用時間制限が無いです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
[水根沢林道〜鷹ノ巣山] 基本的に片側が切れ落ちた沢沿いの登山道で、危険な岩場などはありませんが、土砂が堆積している所や路肩が崩れかけている所は通行に注意が必要です。 沢から離れて榧ノ木山尾根に取り付くまでは急登りが続きます。 この水根沢林道ルートは地図の見た目より距離が長いので時間配分に注意しましょう。 今回、水根沢林道では人に会いませんでした。 [鷹ノ巣山〜避難小屋〜鷹ノ巣山巻き道] よく整備された登山道になります。 [榧ノ木山〜倉戸山] 相変わらず登山道が不明瞭な所があり、道迷いに注意です。もっと尾根の分岐点などの要所に道標を設置して欲しいです。 何回か歩いているルートなのですが、先行するハイカーに付いて行ったら、下りる尾根を1本間違えてしまいました。途中で気が付いて正規のルートに戻れましたが、個人的には現在位置と登山道を容易に確認できるGPSナビは必須と考えます。 [倉戸山〜登山口] 以前に比べると要所に道標が設けられてあって道筋は判りやすくなっていましたが、登山道にはとても滑りやすい所がありました。突いたストックが滑ってしまう状況で、運よく負傷は免れましたが ”ズルッ”が多数、”ドテッ”が2回ほど。 【水場】 鷹ノ巣山避難小屋 ※片道5分程度 【トイレ】 小河内ダム、水根駐車場、鷹ノ巣山避難小屋 【登山ポスト】 奥多摩駅、青梅警察署管轄の各駐在所 ※今回は小河内駐在所に投函しました。 |
写真
感想
山行日和(秋晴れ)が続いているこの時期に、山歩きには行きたいのだけれども、紅葉情報によると奥多摩エリアの紅葉はまだ早いよう(実際は標高の高い尾根道では紅葉してましたが)で、さてさてどうしたものかと考えたのですが、結局最近歩いていないルートの中から選択することにしました。
具体的には、水根沢林道から鷹ノ巣山に登頂し、榧の木尾根から下山するルートを選択しました。
このルートは昨年(2011)の7月に歩いていて、この山行を契機にヤマレコに参加させていただいた経緯があります。
たしか、鷹ノ巣山に登ることができればヤマレコの皆さんに相手にしてもらえるかな〜なんて考えていたかと思います。
そして、今回の山行結果ですが、水根沢林道では誰にも会わない静かな山歩きを満喫しました。眺望を求めない樹林帯歩き好き(マニア)の方にはお勧めのルートです。ただし、このルートで鷹ノ巣山に登頂するのは他のルートに比較して距離(時間)が長くなりますのでご注意を。私は歩くのが早くはないですが、普通に歩いて登山口から登頂まで4時間以上かかっています。
累積標高(登り/下り)の結果を見ると、小袖から雲取山ピストンルートと同程度でした。
鷹ノ巣山の山頂に到着した時点では、先客の1名と計2名だけの寂しい状況でしたが、ゴソゴソと山ごはんの準備をしているときに、稲村岩ルートや峰谷ルートから続々と登山者さんが登頂してきて、直ぐにいつもの賑やかな山頂に変わりました。
雲が多く出ていて富士山などの遠望は得られませんでしたが、皆さん近場の奥多摩の山々の眺望を楽しみながら山頂で過ごされていました。私も正面に見える三頭山をおかずに山ごはんさせていただきました。
下山に使った榧ノ木尾根ですが、榧ノ木山まではこちらも紅葉を楽しみながらの良い山歩きができましたが、榧ノ木山から倉戸山への登山道には、相変わらず不明瞭な所があり、何回か歩いているにも関わらず、先行者に付いて行って下りる尾根を間違えてしまいました。尾根の分岐箇所などの要所に道標が欲しいです。自分の場合、GPSナビ必携ルートのひとつですね。
なお、倉戸山からの下りには、要所に道標が設けられていて、道標に従えば道迷いは避けられそうです。
紅葉については全然期待してなかったのですが、石尾根に上がったところから充分に楽しむことができました。紅葉情報ってなんなんだ〜と思ってしまうぐらい紅葉してましたね。すべての樹木が一緒に紅葉/黄葉する訳ではないと思うので、尾根道では今頃がちょうど見頃なんじゃないでしょうか。
今回、原点に立ち返って鷹ノ巣山をじっくり歩いてみた訳ですが、16ヶ月前の山行記録と比較すると、登りのペースはほぼ同等で、下りのペースが少し早くなっていることが判りました。装備的にはザックが大きく(24L→32L)なり、ハイドレーション、安全系装備、山ごはん装備などで荷物が重くなっている分、山歩き体力/スキルは徐々に進歩しているかなと評価してます。(じつは体重も3kgくらい増えている。)
ただ、今回倉戸山からの下りで2回コケましたが、16ヶ月前の山行記録にも同じことが書いてあって苦笑しました。
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