仙人岱小屋に灯油のチェックをしつつトイレットペーパーを持っていき、ついでに北八甲田のメジャーコースをグルット一回り


- GPS
- 06:09
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 965m
- 下り
- 966m
コースタイム
08:51 仙人岱方面登山口
09:34 地獄湯ノ沢
09:51 仙人岱
09:53 仙人岱小屋
灯油チェックと小屋掃除
10:50 仙人岱小屋出発
10:53 八甲田清水
11:23 鏡沼
11:31 八甲田大岳山頂
11:50 大岳避難小屋
12:08 井戸岳の標識(山頂ではない)
12:16 赤倉岳山頂
12:18 赤倉岳の祠
昼食
12:32 祠出発
13:03 田茂萢岳山頂
13:15 ロープウエー山頂公園駅
13:27 田茂萢湿原
13:38 宮様コース分岐
14:02 上毛無岱分岐
14:39 城ヶ倉分岐
14:53 酸ヶ湯温泉 到着
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
酸ヶ湯温泉の上にも酸ヶ湯公共駐車場があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山口に登山ポストはありませんが、酸ヶ湯温泉の玄関脇に登山ポストがあります。 利用した場合は下山報告も忘れないようにしてください。 ※ 今回のルート上には特に危険と思われる場所は無いと思います。 ※ 酸ヶ湯温泉周辺の道は、数日前に雨が降ると少々泥んこ状態が続きます。 宮様コースも同じことが言えます。 そんな時は基本的に長靴が一番楽だと思います。 ※ 地獄湯ノ沢周辺は少しですが硫黄の匂いがします。 ※ 先日八甲田も初冠雪が観測されました。 防寒対策はシッカリと準備された方がよろしいかと思います。 ※ 下山後の付近の温泉施設は下記等があります。 ・酸ヶ湯温泉…日帰り入浴 大人600円 (休憩室利用の場合は1000円) 混浴のひば千人風呂と、男女別の玉の湯があります (入浴券は別) 露天風呂無し 玉の湯にはシャンプー・ボディーソープ付 ひば千人風呂は温泉成分が強力すぎて石鹸類が使えません 利用可能時間 ひば千人風呂 午前7時〜午後6時(午前8時〜午前9時は女性専用時間) 玉の湯 午前9時〜午後5時 ・八甲田リゾートホテル… 日帰り入浴 大人500円 露天風呂無し シャンプー・ボディーソープ付 利用可能時間 午後12時〜午後16時 ・ホテル城ヶ倉…日帰り入浴 大人1000円 露天風呂あり(若干温め) シャンプー・ボディーソープ付 マッサージチェア無料 利用可能時間 午前11時30分〜午後3時 下記リンクも参考にしてください 「八甲田総合インフォメーションセンター 八甲田の温泉・宿泊」 http://www.hakkoda-info.jp/onsen/onsen.html |
写真
感想
八甲田にも初冠雪が観測され、そろそろ冬の準備をする時期になってきました。
八甲田の仙人岱小屋はだいぶ古くなってきていますが、大岳避難小屋よりははるかに沢山の人に一年を通じて利用されています。
そんな小屋は有志の方がボランティアでコツコツとお世話をしているため、みんなが快適に利用できています。
そのお手伝いの一つとして、今回私は灯油の備蓄量のチェックと、皆さんが運んでくる灯油をためておくポリタンクの整理をしに行ってきました。
肝心の灯油は次の機会に持っていく事とし、今回はトイレットペーパーを12ロールほどと、
がさばるけど重量はほとんど無く、いったい何をしに行ったのやらですけどね (^^ゞ
前日の山岳気象予報では、あまりよろしくない予報でしたが、朝起きてみるとかなりいい天気でした。
しかも新聞の一面には酸ヶ湯温泉の見事な紅葉の写真が載っており、混むのは目に見えていました。
車を走らせて八甲田に向かうと、いつもなら前後に車は見えないことが多いんですが、前にも後ろにも車がずらずらと見えています。
こりゃ駐車場はパンパンにパンクしているだろうと思いながら酸ヶ湯温泉に着くと、
偶然にも道路脇の仮設駐車スペースに一台分の空きを発見!
そそくさとそこに車を停めて一件落着となりました。
準備を済ませてスタートすると、本当に酸ヶ湯温泉のまわりは暫し見入ってしまうほどの見事な紅葉でした。
そんな見事な紅葉の中を歩いていきますが、下の方の登山道は最近降った雨でクチョクチョ状態です。
私はそれを見越して、本日の足元は大同のスパイク長靴!
沢山の人が登っていて、みんな足場を選んでそろそろと歩いて苦労しているようでしたが、私は楽々〜。
八甲田に何日か前に雨が降ったような時は、長靴でいらっしゃった方がいいかもしれませんね。
そんな感じだったので、そこそこ登山者は多かったんですが、私はスルスルと追い抜いていくことができ、かなりいいペースで登っていきました。
登って行ったというか、いいペースで登るハメになったと言った方が正解かもしれません。
「お先にどうぞー」と言われ続けると、休むタイミングがなくなっちゃうんです(笑)
そして追い抜く時はサッサと通り過ぎるようにするので、自然にペースが上がっちゃいますし (^_^;)
こうなったら欲が出るもので、今日はこのペースだと登山口から小屋まで一時間以内で行けるんじゃないか?
そんな気になり、途中で気合いを入れなおし、できるだけ休まないようにして登っていってみました。
途中の景色もろくに見ず、と言うか見られず(笑)かなりへばっての小屋到着でした。
そこで時計を見ると、残念ながら一時間とチョット・・・・・私にこれ以上は無理です(笑)
さて小屋について灯油のチェック。
小屋の地下倉庫をおっかなびっくり開けると、ポリタンクがぞろぞろと置いてありました。
そのポリタンクをボロキレで少し拭いて、使えそうなものを小屋の内部に運び入れておきました。
これからみんなで少しずつ運び、快適に冬を乗り切っていきましょう。
ポリタンクを運んだあとで床の掃き掃除をしましたが、基本は土足なので結構汚れがたまっているものです、こまめに掃き掃除が必要な感じですね。
一通り掃き掃除をしたあとにトイレを使ったんですが、ちょっと汚れが・・・・・
こうなったらやるしかないですよね、バケツを持って水を汲みに行き、備付けのブラシでゴシゴシ。
やってみるとあっという間ですね、ピカッと気持ちの良い状態になっちゃいました!
小屋の掃除を終わらせて自己満足に浸った後の足は快調で(笑)あれよあれよという間に大岳山頂に到着。
遠くには雲がかかっていましたが、それでも県内はほぼ一望できました。
若干風が強かったので、それほど長い時間滞在しないで下山開始。
大岳の北斜面を下りていくと、結構登山道に雪が残っていて、雪山ハイキング気分で久しぶりの雪の感触を楽しみながら下山していきました。
いつもなら大岳避難小屋からは、そのまま毛無岱方面に下山していくのですが、なぜか気分は井戸岳へ。
井戸岳の登りで強めの風と戦いながらジワジワと登っていき、そのまま赤倉岳へと。
赤倉岳の祠の影で昼食を手早く済ませ、宮様コースで下山しようとしていましたが、
田茂萢岳には久しく行っていないのを思い出し、そのままの勢いで田茂萢岳経由でロープウエーの山頂駅まで足を延ばしました。
田茂萢岳付近からは遊歩道に入ると、ロープウエーで上がってきた観光客が多くなります。
その中で一人地味〜な登山者となり、ポツンと浮いた状態で田茂萢岳周辺を歩きまわりました(笑)
宮様コースに戻ってくると、さすがに観光客は姿を消します。
静かな宮様コースに入り込むと、このコースも登山道の状態はよくありません。
それを知らずに入り込んできた人たちがチラホラといて、かなり苦労して足場を選んでいました。
ロープウエーで田茂萢岳まで上がり、そこから赤倉岳、井戸岳経由で大岳に登り、その後で宮様コース経由でロープウエー駅に戻る人がいるようです。
それなりの覚悟をして歩いているような人達ではないため、かなり厳しそうな表情でした。
あそこの道も何とかならない物かとつくづく思いました。
その後も私自身はすこぶる快調で、若干改修されていた毛無岱の木道を順調に下り、あっという間に酸ヶ湯温泉が見えるところまできました。
やはりこの日の紅葉は酸ヶ湯温泉の周りが一番きれいでした。
その紅葉の中、空を見上げながら気持ちよく下りて行きました。
車に戻ってみるとまだ3時ちょっと前で、出発してから6時間ほどしかたっていませんでした。
結構歩いた気持ちでいましたが、やっぱり一人だとペースが上がっちゃうんでしょうかね。
それでも気持ちの良い一日でした。
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