小東岳 皐月の風に吹かれて

2020年05月29日(金) [日帰り]

• GPS: 08:10
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,366m
• 下り: 1,361m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:19
• 休憩: 0:50
• 合計: 8:09

6:55 大東岳登山口
7:26 7:27 白滝
7:41 7:43 雨滝
8:40 8:41 北石橋コース入口分岐点
9:05 9:06 樋の沢避難小屋
9:55 9:57 小東峠
10:14 10:23 小東岳
10:41 10:42 小東峠
11:23 11:43 樋の沢避難小屋
12:01 12:03 北石橋コース入口分岐点
12:37 12:45 北石橋
13:19 13:19 北石橋コース入口分岐点
14:21 14:24 雨滝
14:35 14:35 白滝
15:04 大東岳登山口

天候

快晴　風があり心地よい

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大東岳登山口　10台程度可能　登山ポストあり
秋保ビジターセンターの向かいに登山者用の駐車場有　ビジターセンターのトイレは使えます　登山ポストもあり

コース状況／危険箇所等

裏コース　樋ノ沢避難小屋まで
メインルートですが、崩落個所が多く、高巻きが何か所か。わかりにくい場所もあり、一度引き返しました。足場も悪く鎖、ロープもあるので気を付けて。
樋ノ沢〜小東峠〜小東岳
最初は古道らしい気持ちのいい道。途中から笹のかぶった涸れ沢を進む。峠に出る手前、沢を離れて笹薮を抜ける。縦走路は問題なし。
北石橋まで
大行沢は浅い場所を登山靴でも渡渉可能。そこから尾根をひとつのっこすがかなり急登。最後にカケス沢へ急下降して辿り着く。ルートははっきりしている。

その他周辺情報

秋保ビジターセンターは5月31日まで展示やコインシャワー施設は使用できないようです。トイレや登山ポストは使用可能。

写真

5/29 6:58

大東岳登山口。この時点では2台目。帰るときには10台近く停まっていた。

5/29 7:19

朽ちてしまったインクラインの橋

5/29 7:25

オドリコソウ。朝の内で暗くて帰りにもう一度撮ろうと思っていたら、忘れてしまった。

5/29 7:45

雨滝。まだ陽が当たっていない。

5/29 7:45

風で雨粒が霧のように流れている

5/29 7:52

おひとりさま？

5/29 7:59

青空と新緑の裏磐司

5/29 8:15

ケヤキ沢、新緑の森

5/29 8:40

コンロンソウ

5/29 8:48

ツルネコノメソウ？の花後

5/29 8:53

ユキザサはあちこちに群生してました

5/29 9:01

樋ノ沢避難小屋。帰るときには泊りの方も到着していました。

5/29 9:12

ハダカゾウキ沢に沿って登る古道の森

5/29 9:13

ニョイスミレ、まだ咲いてた

5/29 9:31

チゴユリもね

5/29 9:32

山神三社大権現と彫られた石柱。昔この道は山寺に抜ける古道だったという。そのなごりか。

5/29 9:46

5/29 9:58

小東峠へ出た。この藪に入っていくのはちょっと勇気がいる。奥に大東岳が見える。

5/29 9:59

向かいは山寺への道。こちらも歩いてみたい。

5/29 10:00

小東岳へブナ林を急登する

5/29 10:06

小東岳分岐。猿鼻山のほうから若いソロの男性がやってきた。小東岳を登ってさらに笹谷、雁戸方面へ縦走するとのこと。さすがですねえ。

5/29 10:07

山頂のほうを見るとお猿さんたちが、先に登頂したようです。一匹が木の上で見張り。

5/29 10:12

南方向の眺め。遥か彼方にちらっと熊野岳が見える。

5/29 10:12

さてこちらも山頂を目指しましょう。青空が綺麗。

5/29 10:17

山頂の三角点の上に何かあると思ったら、アマビエ様でした。思わず拝みましたよ。

5/29 10:17

山頂はあまり眺めがよくない。猿鼻山と南面白山が大きい。

5/29 10:20

ちょっと下ったところから、南西方向が見えた。霞の中の飯豊連峰。

5/29 10:20

大朝日と主稜線が美しい

5/29 10:20

以東岳が大きい

5/29 10:21

山形の市街地が近い

5/29 10:21

仙台神室

5/29 10:22

面白山

5/29 10:23

大東岳は少し隠れ気味。緑が目に染みる。

5/29 10:25

糸岳へ続く新緑の縦走路

5/29 10:34

石楠花も咲いている

5/29 10:37

イワカガミの色白美人

5/29 10:37

稜線上には若々しいイワカガミが次々

5/29 10:42

ブナの林床に咲くマイズルソウ

5/29 10:40

鶴の舞姿

5/29 10:44

小東峠へ戻って小東岳を見上げる

5/29 11:08

ブナの森の清水を集めた流れに光が躍る

5/29 11:25

樋ノ沢の流れ。これを撮ろうと変な態勢を取ったら、足が攣りそうになって思わず尻もち。お尻を岩に打っておお痛い。

5/29 11:52

ユキザサ

5/29 11:53

ホウチャクソウ

5/29 11:54

サワハコベ

5/29 12:04

北石橋へ向かいます

5/29 12:06

ハルゼミの声が響く大行沢を渡渉

5/29 12:26

「姥楢」は幹が朽ちても、若葉を繁らせている

5/29 12:41

突然現れた北石橋は、その迫力で見るものを圧倒する

5/29 12:43

静かに沢の流れが、石橋の下へ吸い込まれていき

5/29 12:46

深い淵へ

5/29 12:48

碧に染まる北石橋。秋も風景も見てみたい。

5/29 13:36

裏コースに戻ってオドゲ坂。もうへとへとです。

5/29 13:52

コゴメウツギに癒されます

5/29 14:02

京渕沢の滝

5/29 14:06

ウツバネウツギ

5/29 14:09

木漏れ日

5/29 14:11

ヤマツツジの赤も鮮やか

5/29 14:19

クルマバソウ

5/29 14:20

ヤグルマソウも咲始め

5/29 14:20

大樹に緑の影

5/29 14:24

もう一度雨滝へ

5/29 14:25

陽射しを受けて虹がかかっていました

5/29 14:29

トリアシショウマ

5/29 14:51

ヘビイチゴの花もよく見れば可愛い

5/29 15:04

もうすぐ駐車場の辺りで見かけたギンちゃん

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

LUMIX DC-G9 ボディ パナソニック

感想

yonejiy

早朝からスッキリとした青空が広がり、いかにも爽やかなこの天気。やはり我慢ならず、大東岳周辺のブナの森の青葉と、滝の景観を眺めたくて、裏コースを辿り小東岳と北石橋を訪ねることにしました。
大東岳方面は登山者も多いだろうと少し早めにつきましたが、最初は少し薄暗い、そんな道です。
でも進むほどに日が差して青葉若葉の涼やかな木陰を、どこまでも歩く。時折出くわす滝や流れの清冽なこと。そして県境稜線から小東岳へ。遠く飯豊・朝日も望まれて、言うことなし。皐月の風に心も体も軽くなり、アマビエ様にコロナもついでに吹き飛ばしてと願いました。
帰りに立ち寄った北石橋は実は初訪問。そのスケールには驚きました。結構な急坂を登る疲れもあの風景を眺められるのならば、是非一度は訪れてほしい場所です。
6月になるともう少し状況も緩和されてくるのでしょうが、今しばらく県内を中心に、慎重な山歩きを楽しみたいと思います。