浅間尾根を完全踏破し、古の交易路を往く(松末山・浅間嶺・御林山・倉掛山)
- GPS
- 06:03
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,478m
- 下り
- 1,301m
コースタイム
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 6:03
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
核心部は、難路指定を受けている笹平BS→松生山→浅間嶺と、浅間尾根駐車場から戸沢峯に至る浅間尾根上端コースの2箇所。前者は急登急降下でのアップダウンが激しいことを除けば危険箇所はありません。後者は取付の急登の後、トラバースが狭いこと、トラバースから尾根道へ移るポイントが分かりづらいことが挙げられます。 |
感想
多摩百山ピークハンターも後半戦。山と高原地図の難路指定コースである笹平BSから松生山を経由する区間を抜け、浅間尾根を風張峠まで完全踏破するコースに行ってきました。風張峠からは倉掛山に立ち寄り藤倉BSへ向かうコースです。
浅間尾根はかつて南北両秋川に住む人々が、本宿・五日市に通うための生活道路で、甲州中道と呼ばれていたとのこと。昭和の始めまでは、檜原の主産物である木炭を積んだ牛馬が五日市方面に下り、帰りには生活物資を積んで戻ってきたそうです。
そして、倉掛尾根はかつて小河内や檜原の方々が往来した峠道とのこと。
浅間尾根を完全踏破し、そうした古の交易路をたどる静かな山行を楽しめるルートになっています。
倉掛尾根は林道歩きがメインのため、物足りない感じもしますが、麓の藤倉は重要文化財の小林家住宅などもあり、時間をとって訪ねたいところです。
【本日のコース】
笹平BS → 又ド沢ノ峰 → 払沢ノ峰 → 松生山 → 天領山 → 浅間嶺 (休憩15′)→ 人里峠 → 数馬分岐 → 数馬峠 → 御林山 → 浅間尾根駐車場(休憩40′) → 浅間尾根上端コース → 戸沢峯 → 風張峠 → 倉掛山 → 33曲坂 → 藤倉BS
【本日の記録】
区間1:笹平BS→浅間嶺(難路)
ct(ヤマレコ)5h40′、実測1h47′、ct比0.315
区間2:浅間嶺→浅間尾根駐車場
ct(ヤマレコ)4h20′ 、実測1h43′、ct比0.396
区間3:浅間尾根駐車場→風張峠
ct(守屋地図)45′、実測31′、ct比0.689
区間4:風張峠→倉掛山→藤倉BS
ct(守屋地図) 1h40′ 、実測1h6′、ct比0.660
総合:ct比0.412
○ルート定数:44.4
○多摩百山:65座/100座
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