裏年なの？ ちくさ高原から駒ノ尾山

2020年05月30日(土) [日帰り]

• GPS: 05:10
• 距離: 8.0km
• 登り: 642m
• 下り: 637m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:06
• 休憩: 0:57
• 合計: 5:03

距離 8.0km 登り 642m 下り 641m

10:22 駒の尾山ちくさ高原登山口
11:34 11:39 大海里峠
12:34 13:24 駒の尾山
13:51 13:52 大海里峠
14:12 14:13 大海里山
15:25 駒の尾山ちくさ高原登山口
15:25 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ちくさ高原・駒ノ尾山登山口前Pから周回。

コース状況／危険箇所等

ダルガ峰手前から廃林道へはバリルート。
それ以外は特に問題ありません。

その他周辺情報

登山口付近にはコンビニ・スーパー等無し。
下山後は日帰り温泉"エーガイヤちくさ"

写真

ちくさ高原・駒ノ尾山登山口前P
10台程止められるが既に満車。

登山口近くのタニウツギは満開寸前。

杉の植林地に緩やかに続く登山道を登ります。

林床草花の芽生えにはマダ早いが花芽を上げたフタリシズカの群落。
タニギキョウは爆発状態^^)

薄暗い植林を登れば流れに出合う。
流れに架かる木橋を渡り山襞に沿って縫う様に辿る。

苔生した枯れ沢を幾度も通り過ぎる。

幾所かのヤマシャクヤク群生地では既に実ってる。

林床にフモトスミレ点在。

最後の群生地では何とか咲き残ってた。

僅かに数輪だが

咲き残っててラッキー。

ギンリョウソウの一家^^)

やがて大海里谷の細い流れ。
積雪期は此処を直登するが夏道は右に回り込みながら大きなジグザグを切り登山道は続く。

県境尾根が見えると直ぐに大海里峠に到着。
西面の伐採地からは正面に那岐山、右手奥に岡山の山並みが見える。

県境尾根に続くの中国自然歩道を左折して駒ノ尾山へと向かいます。

林床にチゴユリ。

ユキザサも咲く。

P1211迄は階段状の急な登りが続く。

辺りのスズコ(チシマザサ:根曲がり竹)は既に殆ど折取られてる^^)

ブナにカエデ類混じりの森を小さくUp:Downするとサラサドウダンの蕾見っけ。
但し、めっちゃ！花数が少ない。

前方に避難小屋が見えて来る。

避難小屋から兵庫・岡山県境尾根を外れ右へ。

チシマザサ茂る道を僅かに登ると駒ノ尾山頂。
天気は良いが靄？と木の成長や笹の背丈が伸びて山頂の展望は見え難くく成った。

それでも北には沖ノ山・東山・扇ノ山に天児屋山・氷ノ山。

賑わう山頂の3密を避ける為少し南側に移動してランチタイム。
足下にヒメハギ。序にサラサドウダンを見るが何れも蕾さえ無し？
今年は裏年なのだろうか？？？

ランチタイムを済ませ下山には往路を戻ります。
東には後山・鍋ヶ谷山・舟木山。
左には三室山・右に日名倉山。

往路を戻って再び大海里峠。

駒ノ尾山付近のサラサドウダンは不発だったので
最後の望みとして中国自然歩道を外れ大海里山へ

大海里山直下は急斜面にプチ岩場。

よっしゃー!!　山頂手前でサラサドウダン見っけ^^)

花数は少なめだが咲いてて良かった。
これで目的花3種類の内2種類ゲット^^)

4等三角点建つ大海里山。

山頂のレンゲツツジ見頃。

振り返り見る駒ノ尾山。

マンネンスギの群落を抜け

再び中国自然歩道に合流。

←大茅スキー場・↑ダルガ峰:ちくさ高原分岐。

分岐からバリルートで廃林道へとトラバース。

崩壊地？伐採地？に支尾根・谷筋を3度程乗り越えると

何とか廃林道(林道跡)に降り立った。

林道は長い間放置された様で深い溝に土が洗われゴロタ石が転がり歩き難い。

やがてコンクリート道に変わります。

コンクリート道を5-6分も下れば駐車地に戻った。

下山後、ちくさ高原クリンソウ自生地へ。
新型コロナの影響でイベントは中止だが自由散策はOK。

ちくさ高原のクリンソウ自生地。

ヤマフジも咲き始め。

山中では蕾だったナナカマドも花盛り。

栃ノ木にも花が咲く。

序にたたらの里にも立寄り色変わりのクリンソウ。

エーガイヤちくさで一っ風呂。

感想

ぶらっと

当初は東床尾山から西床尾山周回予定だったが
クリンソウ・ヤマシャクヤク・サラサドウダンを見たくて急遽の変更。
お陰で咲き残りのヤマシャクヤク・終盤だったがクリンソウ・裏年だったサラサドウダンと
見たかった三種の花、全て見る事が出来た。