金時山 / 明神ヶ岳 (宮城野BS〜足柄駅)


- GPS
- --:--
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,285m
- 下り
- 1,404m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
小田原駅東口 06:25-06:55 宮城野営業所前 / 箱根登山バス \800 足柄駅→新松田駅→海老名駅→横浜駅(このルートのほうが小田原回りより安い) |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートほぼ開通済 金時山周辺急峻 足柄峠〜足柄駅やや道不明瞭 |
その他周辺情報 | 矢倉沢茶屋および金時山頂茶屋 閉業中(6/4現在) 宮城野駐在所に登山計画書届口あり |
写真
装備
備考 | GPSの動作をもう少し安定させたい |
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感想
気温 19〜26℃
湿度 50〜80%?
消費水量 2.75L+/3.1L
人数 やや少
各茶屋やってるかなーと楽観的な考えだったため、行動食程度しか持たず、そして近所の24hスーパーがコロナの影響で開店時間6:00になっており水が現地確保という、なんとも不安なスタートとなりました。
ただ宮城野営業所バス停から仙石方面にほんの少し歩くとセブンがあり、近くに宮城野駐在所(登山届提出口)もあります。
明神ヶ岳へ行くにはそこから戻る必要がありますが…。住宅地がくねくねしており、近道と称して林の中を通ったりするため現在地はややわかりにくいかもしれません。
鞍部分岐点までいい感じの森の中を登りました。
鞍部では「ここから先は自然が相手です」という看板があり、カッコイイ言い回しだな!と思いつつも、ここまでも自然が相手だったやんけ(笑)とモヤモヤした気持ちが。
ここからは展望が開けたり、更に緩やかなのぼりだったりで比較的快適な道ではあるのですが、ちょいちょい樹から小さな芋虫が垂れ下がっております。
よく見るとしっぽをフリフリしていてかわいいのですが、服を見てついてると思わずぎょっとすること請け合い。
それも思いっきり道の真ん中にぶら下がっているため、しっかり前を見て歩かないといけない、別の意味で気が抜けない地帯でした。
明神ヶ岳前後も特に難所はなく、芋虫に気を付けなければならないのと、地味に遠いこと以外は気楽な山行です。
明神ヶ岳にはベンチと机があり、ここで一度目の行動食補給。
大涌谷と金時山はよく見えましたが、曇りのおかげで展望はあまりよろしくなく、地図読みの練習でもしようかなーと思ってましたがアテが外れました。
予報では昼から晴れとのことだったので、今後に期待…するも、結局最後まで曇りでした。
当然この後すぐ(火打石岳前)の丹沢展望地帯も見ることが出来ず( ´Д`)=3
ただ、金時山までの展望はいいです。
背高の笹藪(コースは伐採されてるので歩きやすい)からの山々は、思わずめげそうに(笑)
何度も200m級のアップダウンを繰り返し、矢倉沢も近づくと突如低木地帯に差し掛かり山の色も変わります。
ようやく猪鼻ヶ岳です。変わったことに、上の200mほどがまた濃緑地帯なんですよね。
ちなみに矢倉沢茶屋は閉業中でした。自粛解除で…と期待しましたが、しばらくは仕方ないですね。
さて、さんざんに看板で金時山まであと〇分と知らされてきており、実際ここからは40分とのことですが。
実際の景色見ても、地図見ても結構な急登でした。
木々の色が変わるあたりがターニングポイントで、そこから先は高難度ではないものの若干岩が混じったりと、そこそこ辛かった…。
頂上につくもまぁ…ガスで最初芦ノ湖も見えないレベルでした。茶屋ももちろん閉業中。
仕方がないので二度目の行動食補給を行い、早々にお暇することに。
ちなみにこの時点で1,650Lを消費しており、気温こそ高すぎないものの、湿度が異常なことを物語っておりました。
金時山直下の急登は矢倉沢方面より足柄峠方面のほうがはるかに急でした。
階段もやや傾いたものがあり、揺れるため下る時若干の恐怖もありました。
しばらく下ると分岐があり、そこからはほぼ緩やかな下り。
そして車がギリギリ行き違えるぐらいの幅の林道を3kmほど歩くことになります。
これがまた平坦すぎて遠い…。
足柄峠自体はいいかんじなんです。
丘の上に登れば一帯が見渡せるし(晴れていれば)、芝生のクッションが気持ちいいし。
丘の奥にも道がありましたが、遊歩道でぐるりと戻ってくるものでしょう。
気にはなりましたが、蒸し暑いこともありさっさと下山したいため一休憩のち下山。
しばらく車道を歩くと、通行止めの足柄古道(これがらくルートの自動で繋げるルート)、その後に通行止めの車道(694地点を下にいくもの)が見当たります。
その通行止めの車道の傍にはいかにもといった感じの山道がありまして、私はこれをいったわけですが、結果的にいえばここはハズレでした。
実際に見たわけではありませんが、標識と足跡を見る限り、駿河小山行の車道をもう少しいったところに虎御前石行の山道が現れるものと思います。
とにかく、私はそのハズレルートを通りました。写真にあるように、一応現代的なルートとして使われていたらしき痕跡もありますし、実際に通行可能ではあります。
しかしその先、陥没しまくりの車道と合流してしまうため、推奨はできませんね。
というわけで車道と合流、”いせう橋"と書かれた橋を渡る直前で山道へ。私はぼけーっとわたってしまいました…。
そのすぐ後に虎御前石方面との合流路。どうやら女性の願いが叶うとの石だそうです。
この山道をいくと頼光対面の滝だのちょっと気をひかれる脇道がいくつか登場しますが、やはり水…。
清流に降りれる場所もあり、見た目はキレイでしたがそこまで涼めるわけでもなく。
橋を渡ればもうすぐなんですがそこまできてまさかのこのさき下山不可能の看板…。
崩落してたら戻ったるわとばかりに先に進みましたが、斜面が崩落していただけで人は通行可能でした。
ようやく町に着き、水…とザックを漁りますが、ペットボトル最後の1本(550ml)がない…!
どこかに落としてしまったようで、今更探し回る気にもなれず、カラカラになりながら下って行くと足柄駅直前で遮断機が下り…
よく見るとそれは乗る予定の電車より一本前(30分早い)電車!
よもや下りている踏切をくぐることもできず、目の前で電車が行くのを呆然と立ち尽くす、そんな幕締めとなりました…。
山が悪いわけではないのですが、どっと疲れて地元の農産物入手もかなわなかったため、ちょっとだけ不満足な山行でした。
バッジ狙いでまたチャレンジしないとですね! 三国山までは…帰りを考えるとちょっと遠いかな…
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