谷川岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 1,314m
- 下り
- 786m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西黒尾根…残雪は氷河跡付近と小屋直下の2箇所のみ。小屋直下はけっこう急。 天神尾根…残雪は小屋直下のみ。杭やロープはあるが急なので軽アイゼンあったほうが良いかも。 |
その他周辺情報 | 湯テルメ谷川 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | ストックが壊れました |
感想
2020年1回目、通算17回目の谷川岳登山。
ホントはRWを使う天神尾根経由にしようと思ったんですが、時短営業で9時スタートだったため、“下から”登ることにしました。
最初は樹林帯を80分程登りますが、虫が多く、また、至るところにクモの巣があったので歩きづらかったです。
樹林帯を抜けると一気に視界が広がり、天神平を一望できます。
ここから先は岩場が連続し所々に鎖がありますが、足場はシッカリしているので慎重に登ればそんなに恐れる必要はないでしょう。しかし一部崩落しかけている部分もあるので、よそ見ばかりしていると危険です。
ラクダの背からはマチガ沢と谷川岳双耳峰を一望でき、標高1,500mで見れる絶景には圧巻です。
ラクダの背を過ぎるとマチガ沢出合いから登る巌剛(がんごう)新道と合流し急な岩場へと続きますが、ジグザグに登って行くので見た目より急ではありません。しかしザレている部分が滑りやすく、さらにガスが濃いときはルートを外す危険もあるので常に上を意識しマーカーを目印に登るとよいでしょう。
ちなみに、これから谷川岳登山を計画している人の大半が気になっているであろう「残雪状況」ですが、6/4現在、西黒尾根では2箇所だけです。
1箇所目は氷河跡の手前。数m程で傾斜もないので問題なく通過できます。
2箇所目は肩ノ小屋直下の大雪渓です。雪道に慣れている人は必要ないかもしれませんが、慣れていない人(ボクみたいな…)は軽アイゼンとストックがないと正直キツイと感じました。雪渓の距離も、そこそこあります。
アイゼンの爪は普通に刺さります。一部固い雪もありましたが、凍ってはいなかったのでキックステップで大丈夫です。なお、トレースは少なめで、天神尾根と合流する側(小屋への近道)には、杭やロープはありませんでした。
西黒尾根、及び下山で使った天神尾根では、この部分の雪渓しかありませんでした。それ以外は完全に夏道です。
(天神尾根の木道トラバース部分、日陰で凍ってるイヤらしい残雪もナシ。)
オキの耳に着いてからはご飯&昼寝タイム。途中、上空を自衛隊のジェット機が爆音で通過していき目が覚めちゃいましたが、かっこよかったのでまぁいいでしょう(笑)。
頂上付近は雲が多めでしたが、完全にガスガスではなく新潟側は比較的天気が良かったです。雲の間から苗場山も見えました。
気温も高く、風がないときは半袖一枚で十分。ジリジリと日焼けしていく感じがとても気持ちよかったです(笑)。
オキの耳では1時間半ほど過ごし、頂上で知り合った方と一緒に下山することにしました。
RW始発組が数名登頂してきましたが、平日とはいえ登山者はかなり少ないと感じました。当然、天神尾根にかかる雪渓のトレースも少なめ。慣れていないボクにとっては正直こわかったです(笑)
天神尾根も熊穴沢避難小屋までは森林限界を超えているので終始眺めは良く、雲は多かったものの360度の大展望を楽しみながら下山できました。お話しながらだったのでペースはゆっくりめ。自然の空気をいっぱい吸うことができました。
標高2,000mに満たない山域で見ることができる素晴らしい景色。何度も歩いているコースですが、その雄大な景色と自然の美しさに毎回目を奪われ、歓声をあげてしまいます。
RWで下山できたときの感動、達成感は大きいです。
今回も、本当にありがとうございました。
次も、よろしくお願い致します。
*これから谷川岳登山を計画している人たちにとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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