復帰山行� 嵌媾�の火打山〜妙高山」
mizuki
コースタイム
笹ケ峰登山口8:30→10:58富士見平→11:57高谷池ヒュッテ→13:40火打岳→15:22高谷池ヒュッテ（素泊まり）
（11月27日）
高谷池ヒュッテ6:30→7:24黒沢池ヒュッテ→8:40長助池分岐→10:07妙高山→11:30天狗平→13:09スカイケーブル山頂駅
| 天候 | 2日間共に、濃いガス |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
25日・新宿WBT23:30→（夜行バス）→26日・6:00JR長野駅6:31→（信越本線）→7:12妙高高原駅7:20→（頸南バス：笹ヶ峰直行バス：1000円）→8:10笹ケ峰（登山口） ＊バス運行は11月4日までで終了 【復路】 妙高高原スカイケーブル・山頂駅→（ゴンドラリフト・1300円）→山麓駅→（徒歩1分）→新赤倉三叉路バス停13:30→（頸南バス340円）→JR妙高高原駅 ＊スカイケーブルは11月4日までで終了 ＊新赤倉三叉路→妙高高原駅行のバス時刻 12:05、13:30、14:45、15:50、16:50、18:15 ◆駐車場 笹ケ峰登山口に多数 ◆山小屋 高谷池ヒュッテ：完全予約制 0255-86-3911 4月17〜11月4日 プロパンガスのガス台、鍋、薬缶等の整った自炊室あり。 テントサイト有 ロケーション抜群 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・登山ポスト：笹ヶ峰登山口にある。 ・笹ヶ峰登山道1900mより雪が出てくる。2000mで木道上も雪。 ・火打山はすっかり雪で覆われていた。 ・長助池分岐から妙高山までの急登路は氷結。下山に使うなら、この時期アイゼン持参の事。 ・妙高山の東側は、雪無し。 |
写真
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左最奥が妙高山。 中央が「天狗ノ庭」
感想
・右膝半月板損傷の切除手術後、2か月経過。3度のリハビリ登山を済ませたが、下山後はかなり腫れるものの、痛みは少しで済むようになった。
・復帰登山は、自分のペースで歩ける単独行がベスト。
・1日の行程が休憩を含めて6〜7時間・山小屋泊まり・下山にロープウエーやリフトが使える・・・というのが条件。
・私の独断と偏見で作ってある「70才を過ぎたら登る山リスト」の中から、頸城山塊を選んでみた。
・1週間前から現地天候を追い始めるが、思わしくない。どうにか降雨の無い2日間を見定め、26日〜27日を設定。なにしろ「サンデー毎日」のご身分なので、こんな贅沢ができるのです！
・この前後1週間は毎日降雨あり。日本海に近く、冬型気圧配置の強まってくる時期、麓が雨なら山は間違いなく降雪。
・軽アイゼンを持参。
【10月26日】
・昨夜の夜行バスは、平日とあって空席が目立った。走り出してから最後部座席に足を延ばして横になったが、座席の継ぎ目がでこぼこしていて、よく眠れず。おまけに、翌朝6時・長野駅着なのに30分も早く着いてしまう。
・信越本線の始発まで1時間も待つことになる。暖房の入った待合室で朝食＆休憩。
・妙高山は、妙高高原駅の真ん前に、背後霊の様に聳え立っていた。北アルプスからその独特の山容を同定してきたが、間近かで見るのは初めて。
・結局、妙高の全山を見たのは、この朝のみ。後はいつもガスの中だった。
・笹ヶ峰へのバスの乗客は私のみ。運転手さんとあれこれ話をしながら登山口到着。紅葉は1000m位が盛り。
・登山口には小ぶりの長屋門風の建物。登山届の用紙もポストもある。
・ブナの見事なトレイルは気持ちが良い。黒沢を渡る橋のたもとで、出来立ての水を口に含む。体の中が洗われていくよう！
・富士見平到着。ここからは、黒姫山の上に富士山が見えるそうだが、黒姫山さえガスの中・・・。
・昼頃、高谷池ヒュッテ到着。小屋番の青年が作ったのだろう、雪だるまが帽子を被ってお出迎え。
・それにしても、なんという好ロケーション！ 小屋の前には無数の池塘が点在し、その一つ一つが雪で縁どりされている。夕刻にはガスが取れ、背後に連なる、火打山と影火打、焼山が姿を現した。
・さて、チェックインを済ませ、いらない荷を置いて火打山を往復。
・途中の「天狗の庭」の風景も美しい。帰りに20分ほど、木道の上でぼーっとしてきた。
・当たり前だが、日本海に近い方から日本海気候の影響を受ける。火打山はすっかり雪で覆われていた。ガスで眺望無し。誰にも会わず。
・登ってくるとき鳴き声が聞こえたが、下山時、山頂直下で雷鳥に出会った。冬毛が勝ってきている上に雪、おまけにガスという訳で、視認はできても写真には写っていなかった。
・今晩の夕食は「レトルトカレー、白米、赤＆緑ピーマンの塩麹ドレッシング和え、わかめスープ、ウイスキー、各種おつまみ」。自炊の私の食事内容の方が、小屋の夕食より豪華でした！
・偶然にも、自宅がわりと近いご夫婦がいらしていて、あれこれおしゃべりで楽しく過ごさせて頂く。
【11月27日】
・今日は午前中は晴れ予報。日焼け止めもしっかり塗って出発。
・茶臼山から、昨日登った火打がきれいに見えたが、ほどなくガス。日焼け止めなんて必要なかった！
・「黒沢池」、「長助池」そして、昨日の「高谷池」。この山域の池塘群はどこもこの上なく美しい。特に「長助池」は、両腕に抱えて持って帰りたいほど！
・「長助池」分岐から妙高山へは、岩のごろごろした急登。おまけに雪が凍りついていて、これを下山に使うならアイゼン必携だね！
・妙高山の山頂には、立派な標識。やっと人に会えて写真を1枚撮ってもらう。2454mの本当の山頂には白馬（だと思う）に乗られた妙高大伸が祭られている。
・残念ながら、ガスで視界ゼロ。
・長居してもつまらないので、早々に下山開始。
・妙高山は外輪山の内側に噴火してできた山。従って、下山も、急降下に次ぐ急降下。しかも、今日は土曜日で、燕温泉や赤倉温泉からの登山者が登ってくる時間帯。急な岩場でのすれ違いに神経を使う。
・また、滑って膝を怪我する訳にはいかないのだ！
・大谷ヒュッテまで降りて振り返る。外輪山の赤倉山と妙高山の山腹の鞍部から噴煙が立ち上っている。
・妙高高原スカイケーブルは片道1300円と高いが、乗り手もあり、眺めも良い。野尻湖と背後の斑尾山が存在感をアピール。眼下の紅葉は最盛期。
・帰路、信越本線で同席になった地元の方は、これから上田の方の温泉に泊りがけで行くとの事。天下に名を知られた温泉地に住んでいるのに？
・車窓から見えた山の名前を教えてもらったが、帰宅して調べたら、二つとも違っていた！山に興味のない地元の人にとって、山なんて、そんなもの？
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天気はちょっと残念ですが、それでも十分美しい風景が伝わってきました。
焼山の写真にテントらしきものが写ってますが、最高のロケーションですね。
高谷池ヒュッテのテン場ですかね？
行ってみたいです。でも寒そう…
mizuki先輩、こんばんは！
渋い時期に渋い山に登って来られましたね。私は、せっかく信州まで遠征したのならば、つい北アルプスへ行きたくなってしまうとの貧乏性なので、アルプス以外の山をほとんど知りません。
これからは、アルプスだけを向くのではなく、日本全土、いや全世界のマイナーな山にも挑戦しようと思います。
費用なんて、念ずればどうにかなるものですよね。
kanemaruさん、おはよういございます。
肩も腰も良くなられたご様子・・・、さすが若い！
目標を定めて、着々とグレードを上げていますね。私も指先の保持力が弱く、特に指先だけでもつ縦ホールドだと、取る前からあきらめてしまう
高谷池ﾋｭｯﾃのテン場は、絶好のロケーション！ でも、霜が降りる頃は地面がぐちゃぐちのようです。
膝は、長く歩くと腫れます。ご機嫌をうかがいながらのその日暮らし。もともとある物を取ってしまったので、「完治」という訳にはいかないのがつらい！
mizuki
sekitoriさん、おはようございます。
お仕事に復帰されたようですね。場所によっては結構ハードな取材もあるのでしょうか・・・。お互い、体にお伺いをたてながら、好きな山に出かけましょう。
何を隠そう、実は私も若い頃は、北アルプスだけが恋人でした。日本海から各連山を経て乗鞍まで、登山地図の実線、破線、アルパインを踏破し、それでも足りなくて南ア、中アも繫げました。
若いころからのアルパイン仲間が、体の故障や老親介護で、重い山行ができにくくなるにつれ、今まで見向きもしなかった山域に足を踏み入れて、アルプスとは違った山の美しさに出会った次第・・・。
特に、４年前、初めて東北の「飯豊連峰」を縦走した時は、北アとは比べものにならない紅葉の美しさに、すっかり魅了されてしまいました。
費用はひねり出して、ぜひ、お出かけください
mizuki
先輩！！
公開後さっそくご覧いただきありがとうございます。
まだどのような形でアップしたらいいか戸惑っていますが、なんとか恥ずかしくないものにしようと奮闘しています。 また少し手直しをて、地図や感想なども追加してみました。
この後は冬期になるので私たちは冬眠？？かも。また新しい情報をアップできるようがんばります！!
okome
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