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Yamareco

記録ID: 240080
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無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

瀬戸瀬山

2012年10月30日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:43
距離
6.2km
登り
449m
下り
435m
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
瀬戸瀬温泉から道道592号を瀬戸瀬山林道へ。冬季通行止めになりますが、いつからかはわかりません。林道終点まで行くと行き過ぎです。
コース状況/
危険箇所等
 道はないです。藪山です。ずっと展望もないので、GPSあった方が安心だと思います。(実際GPS無ければ大変なことになる所でした)

 三角点ハンターと物好きなピークハンターしか行かないでしょうが、一応コース説明を。
 山頂北側に延びる林道にも入ってみましたが、思ったより山頂遠く、今回登ったコースが近いようです。

 瀬戸瀬林道途中、終点少し前に斜め後ろに作業道のある場所が登山口。
造林道を登り、植林地脇の道を利用して上がれるところまで、後は強烈な笹藪こぎ。上の埋もれかけた造林道を利用して山頂台地南に延びる尾根にのり、平らな笹藪を台地北側山頂まで。展望は無いです。赤布はソコソコありますが、下の方は林業の赤布もあるので注意。
瀬戸瀬温泉を奥へ進み、瀬戸瀬山林道へ右折
道道592は冬季通行止めになります。いつからかは不明。閉じたら林道へも入れなくなります。
2012年10月30日 09:55撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 9:55
瀬戸瀬温泉を奥へ進み、瀬戸瀬山林道へ右折
道道592は冬季通行止めになります。いつからかは不明。閉じたら林道へも入れなくなります。
 雨は降ってないが雨上がり、藪山なのでずぶ濡れ必死。ヤル気はでないが、下カッパとスパイク長靴で仕方なく登り始める。今日もクマゲラの声がする。
 去年下見に来た所、林道終点ではなく此処が山頂に一番近いようだ。ネットの記録も此処から入っているのが多い。
 此処から造林道(斜め右)に入る。ちなみに斜め左から車で上がってきた。
 
2012年10月30日 10:17撮影 by  iPhone 4S, Apple
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10/30 10:17
 雨は降ってないが雨上がり、藪山なのでずぶ濡れ必死。ヤル気はでないが、下カッパとスパイク長靴で仕方なく登り始める。今日もクマゲラの声がする。
 去年下見に来た所、林道終点ではなく此処が山頂に一番近いようだ。ネットの記録も此処から入っているのが多い。
 此処から造林道(斜め右)に入る。ちなみに斜め左から車で上がってきた。
 
山頂北側のガレ場情報はあったが、作業道途中でガレ場発見。もしやと思ったら、いきなりナキウサギコール単音
2012年10月30日 10:29撮影 by  iPhone 4S, Apple
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10/30 10:29
山頂北側のガレ場情報はあったが、作業道途中でガレ場発見。もしやと思ったら、いきなりナキウサギコール単音
道路から下を見たら下もガレ場。そしてナキウサギコール単音。一回だったら確定にはちょっとと思ったが、その後も鳴いて生息地確定。上から下まで結構広いようだ。
2012年10月30日 10:30撮影 by  iPhone 4S, Apple
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10/30 10:30
道路から下を見たら下もガレ場。そしてナキウサギコール単音。一回だったら確定にはちょっとと思ったが、その後も鳴いて生息地確定。上から下まで結構広いようだ。
目的のナキウサギが確認できたので、もう登らなくてもいいかと思ったが、北側のガレ場も見てみようと造林道を先へ。と、途中から赤布があり、登山道あるのかとぬか喜びし登るが・・・。
2012年10月30日 10:35撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 10:35
目的のナキウサギが確認できたので、もう登らなくてもいいかと思ったが、北側のガレ場も見てみようと造林道を先へ。と、途中から赤布があり、登山道あるのかとぬか喜びし登るが・・・。
登山道ではなかった。アカエゾマツの植林作業道だった。
帰ってきて良く見たらH12年の植林。
2012年10月30日 10:38撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 10:38
登山道ではなかった。アカエゾマツの植林作業道だった。
帰ってきて良く見たらH12年の植林。
苗木の近くの道は整備されていたので、苗木の整備に来ているらしい。
2012年10月30日 10:39撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 10:39
苗木の近くの道は整備されていたので、苗木の整備に来ているらしい。
振り返ると林道に自分の車が見えるが、写真では・・・
2012年10月30日 10:43撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 10:43
振り返ると林道に自分の車が見えるが、写真では・・・
此処から胸まで笹藪突入です。此処から上カッパ装着。
2012年10月30日 10:45撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 10:45
此処から胸まで笹藪突入です。此処から上カッパ装着。
所々背丈の笹、想像以上の藪漕ぎ、下に向いて倒れた笹が非常に漕ぎ辛い。こんな藪で上まで行けるか?と思ったら、何故か古い造林道にのる。楽するために造林道を登ることにする。半分藪だが、それでも天国のよう。
2012年10月30日 10:58撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 10:58
所々背丈の笹、想像以上の藪漕ぎ、下に向いて倒れた笹が非常に漕ぎ辛い。こんな藪で上まで行けるか?と思ったら、何故か古い造林道にのる。楽するために造林道を登ることにする。半分藪だが、それでも天国のよう。
造林道はどんどん山頂から離れていくので、歩きやすそうな小ガレ場脇を登っていく。ここももしかしたらナキウサギ居るかも。
2012年10月30日 11:00撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 11:00
造林道はどんどん山頂から離れていくので、歩きやすそうな小ガレ場脇を登っていく。ここももしかしたらナキウサギ居るかも。
小ガレ場はすぐ消え、超藪こぎ一瞬で何故かまた造林道へのる。とすぐ上でナキウサギコール。
2012年10月30日 11:05撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 11:05
小ガレ場はすぐ消え、超藪こぎ一瞬で何故かまた造林道へのる。とすぐ上でナキウサギコール。
少し歩くとまたガレ場出現。ここは結構横幅広い。此処でもナキウサギコール数回。連続音も。
2012年10月30日 11:07撮影 by  iPhone 4S, Apple
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10/30 11:07
少し歩くとまたガレ場出現。ここは結構横幅広い。此処でもナキウサギコール数回。連続音も。
更に造林道を進むと右上に道が。
2012年10月30日 11:13撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 11:13
更に造林道を進むと右上に道が。
山頂から南に延びる尾根の上に出た。ほぼ平ら、山頂台地に上がった。また藪こぎが始まるが、垂直に立つ笹は漕ぎやすい。踏み跡も少々ある。
2012年10月30日 11:17撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 11:17
山頂から南に延びる尾根の上に出た。ほぼ平ら、山頂台地に上がった。また藪こぎが始まるが、垂直に立つ笹は漕ぎやすい。踏み跡も少々ある。
山頂台地平らなので、三角点が何処にあるか迷ったが、完全にiphone頼み。FieldAccessの画面を見つつ山頂到着。展望はない。そしてガス。
2012年10月30日 11:29撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 11:29
山頂台地平らなので、三角点が何処にあるか迷ったが、完全にiphone頼み。FieldAccessの画面を見つつ山頂到着。展望はない。そしてガス。
北側ガレ場を探しに行こうと標識の裏を少し歩いたら、すぐそこにコケむした美しいガレ場。下は何処まで広がっているか判らず。歩こうかとも思ったが、地衣類があまりにも綺麗だったので止めました。少し待とうかと思ったが、ずぶ濡れで寒くなりすぐ降りました。ここではコールは確認せず。でもきっと居るだろう。
2012年10月30日 11:34撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 11:34
北側ガレ場を探しに行こうと標識の裏を少し歩いたら、すぐそこにコケむした美しいガレ場。下は何処まで広がっているか判らず。歩こうかとも思ったが、地衣類があまりにも綺麗だったので止めました。少し待とうかと思ったが、ずぶ濡れで寒くなりすぐ降りました。ここではコールは確認せず。でもきっと居るだろう。
帰りはあえてiphoneを見ず、赤布どおりに降りて行ったが、途中で見失うと登ったところを行き過ぎていた。戻ってみると最後のこの赤布が下降点。
2012年10月30日 11:57撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 11:57
帰りはあえてiphoneを見ず、赤布どおりに降りて行ったが、途中で見失うと登ったところを行き過ぎていた。戻ってみると最後のこの赤布が下降点。
藪の向こうに登ってきた古い造林道。
2012年10月30日 11:57撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 11:57
藪の向こうに登ってきた古い造林道。
帰りも鳴いてました。ナキウサギコール。
2012年10月30日 12:02撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 12:02
帰りも鳴いてました。ナキウサギコール。
下もガレ場が続いています。
2012年10月30日 12:04撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 12:04
下もガレ場が続いています。
造林道を進むとまたガレ場。ここでは確認できてないが、此処が最初にナキウサギを確認した場所の上になるらしい。どうやら上から断続的にガレ場が繋がっているようだ。
2012年10月30日 12:11撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 12:11
造林道を進むとまたガレ場。ここでは確認できてないが、此処が最初にナキウサギを確認した場所の上になるらしい。どうやら上から断続的にガレ場が繋がっているようだ。
途中降りる方向が判らなくなり、iphone頼みで藪漕ぎ、やっと最初の植林地へ。遠く車を見て一安心。写真では・・・
2012年10月30日 12:23撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 12:23
途中降りる方向が判らなくなり、iphone頼みで藪漕ぎ、やっと最初の植林地へ。遠く車を見て一安心。写真では・・・
時間もあるので、下の綺麗な造林道何処まで行っているのか歩いてみました。上の広いガレ場の下に行ったら、やっぱりありました。ガレ場。この山は縦にガレ場が伸びているようだ。
2012年10月30日 12:35撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 12:35
時間もあるので、下の綺麗な造林道何処まで行っているのか歩いてみました。上の広いガレ場の下に行ったら、やっぱりありました。ガレ場。この山は縦にガレ場が伸びているようだ。
林道はまだまだ先へ、ガレ場無さそうなので戻る。
2012年10月30日 12:36撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 12:36
林道はまだまだ先へ、ガレ場無さそうなので戻る。
帰りの車の中から、林道途中FieldAccess見ながら上の広いガレ場の下辺り、やっぱり笹の生えない林床が。埋もれかけているが、ガレ場。

風呂上がりに山頂北側のガレ場の下に延びる林道に行ってみたが、少し離れていたのでガレ場は見つからなかった。北側から山頂へ行く道も無かった。
2012年10月30日 13:15撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 13:15
帰りの車の中から、林道途中FieldAccess見ながら上の広いガレ場の下辺り、やっぱり笹の生えない林床が。埋もれかけているが、ガレ場。

風呂上がりに山頂北側のガレ場の下に延びる林道に行ってみたが、少し離れていたのでガレ場は見つからなかった。北側から山頂へ行く道も無かった。
瀬戸瀬温泉内部。ヒョウタン浴槽一つ。シャワー四つ。シャンプーソープ付きでした。

無色透明の湯、お肌つるつるです。
2012年10月30日 13:58撮影 by  iPhone 4S, Apple
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10/30 13:58
瀬戸瀬温泉内部。ヒョウタン浴槽一つ。シャワー四つ。シャンプーソープ付きでした。

無色透明の湯、お肌つるつるです。
pH9.3 42.8℃
2012年10月30日 14:13撮影 by  iPhone 4S, Apple
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10/30 14:13
pH9.3 42.8℃
アルカリ性単純温泉だそうです。
2012年10月30日 14:13撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 14:13
アルカリ性単純温泉だそうです。
飲用水も温泉のようです(冷えてますが)。
2012年10月30日 14:15撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 14:15
飲用水も温泉のようです(冷えてますが)。
山頂付近で写真撮った人もいるようです。温泉に飾ってありました。
2012年10月30日 14:18撮影 by  iPhone 4S, Apple
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10/30 14:18
山頂付近で写真撮った人もいるようです。温泉に飾ってありました。
500円 8時から20時 水曜定休日だそうです。
2012年10月30日 14:19撮影 by  iPhone 4S, Apple
10/30 14:19
500円 8時から20時 水曜定休日だそうです。
撮影機器:

感想

 三連休の中日。昨日は登れなかったので、今日は登らねば。しかし、どこも天気が悪い。札幌は晴れているようだが、今からは無理。ライブカメラの旭岳は晴れているが、石北、日勝も霧雨。北の方が良さそうなので、瀬戸瀬山、有明山狙いで出かける。途中で薄日が差したが、山は雲の中。晴れそうもないので、展望の無い瀬戸瀬山へ。
 林道が締まっているのを心配したが、開いていた。去年下見した登山口へ到着。雨はやんでいるが、藪山、ずぶ濡れ必死で気が載らない。が、来た以上登らねばと準備する。昨日UNIQLOで買ったエアテックフリースが使えそうか試しだったが、第一印象と同じ、薄っぺら過ぎて山でフリース代わりにはなりそうもない。かえってシャツ替わりで良さそう。スパイク長靴と下カッパを履いて、エアテックフリースを着て出発。途中で暑くなり、結局ヒートファクト長袖Tシャツになる。

途中は写真のコメントで代用。

下山後ダニチェックも兼ねて即瀬戸瀬温泉へ。
相変わらず良いお湯でした。
帰り、安国でねずみ取りやっていて危うく捕まるところだった。


 天気が悪く期待していなかったが、思ったよりナキウサギが鳴いてくれて、生息地を確認できてよかった。ネットの情報は山頂北側ガレ場しかなかったが、生息しているガレ場が一つではなく、近接したガレ場が存在し、「群」としてかなりの個体が生息していると思われる。笹藪の林床に突然低木が生える埋もれかけたガレ場が出てくるのは感動もので、大した急斜面でもないのにガレているのは何故だろうか?
 しかし、置戸といい留辺蘂といい北見地方の生息地は下から見えないし、地形図上でもはっきりしないのが多いのは困りものだ。


この山頂の景色を見たら登りたいとは思わないでしょう。物好き三角点もしくはピークハンターだけの山です。
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