高取山の4コース(豊春、萩の寺、禅昌寺、お滝)【六甲・摩耶、兵庫県】


- GPS
- 03:40
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 664m
- 下り
- 661m
コースタイム
- 山行
- 2:44
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 3:41
宮丘町P 1129 ― 豊春神社参道入口(A) 1132 ― 本道山道分岐(B) 1139 ― 中の茶屋・堀切町道方面分岐点(C) 1149 ― 堀切町コース・豊春山道分岐点 1151 ― 白川大明神裏分岐点(D) 1153 ― 中の茶屋 1155(E) ― (C) 1157 ― (E) 1159 ― (D)1201 ― 高取神社神域 1209 ― 高取神社 1211 ― 高取山長田頂上 1217/1220 ― 全山縦走路・長田頂上直登道分岐点(F) 1226 ― 高取山荒熊神社 1229 ― 高取山須磨頂上 1231 ― お昼 1233/1300 ― 禅昌寺道分岐点(G) 1303 ― 全山縦走路・萩の寺コース分岐点 1314 ― 萩の寺 1326 ― 県道22号萩の寺入口 1328 ― 那須与一墓所 1331 ― 口ノ川側道入口 1339 ― 妙法寺アチ口登り口 1341/入口探し/1348 ― 禅昌寺コース・平和台コース分岐点 1409 ― (G) 1414 ― (F) 1417 ― 高取神社下 1419 ― 大灯籠 1422 ― 高取神社参道 1424 ― 月見茶屋 1425/1428 ― 月見茶屋道・安井茶屋道分岐点 1435 ― 高神の滝 1438 ― 高取大明神分岐点 1451 ― 一宮コース・豊春コース脇道の分岐点 1454 ― 豊春神社 1458 ― (B) 1459 ― (A) 1505 ― 宮丘町P 1506
● 行動時間 3:37
天候 | 晴れ、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
家 = 長田区宮丘町P ―<豊春コース>― 高取山 ―<萩の寺コース>― 那須与一墓 ―<禅昌寺コース>― 高取山 ―<お滝コース>― 長田区宮丘町P = 家 ●ハイキングコースへのアクセス ○豊春コース(山麓:宮丘町、山頂側:中の茶屋下または白川大明神裏) ・山麓側)神戸珈琲物語上池田本店と宮丘郵便局の中間くらいに、狭隘な階段道がある。そこが入口。途中で右に折れて山に入る道と左に緩く山を捲く道がある。後者は豊春神社を経由していく道筋で、道なりに進むと早々に一宮コースに合流してしまう。途中で先ほどと同様に右の山側へと分かれるルートを行くと先ほど分かれた道と合流し、緩い尾根筋のコースとなる ・山上側1)中の茶屋下の広場の奥に続く道があり、その平行路を行くと100mもいかなうちに豊春コース尾根筋に乗る ・山上側2)中の茶屋の上部にある「白川大明神」の裏手を通る道へと進むと、やがて丘状のピークにて堀切町方面と豊春神社方面を分ける分岐がある。そこを南へと下降すると豊春神社への尾根筋のコース ○萩の寺コース(山麓:萩の寺、山上側:全山縦走路高取山登路の中腹) ・山麓側)萩の寺の奥にある同寺の墓地から始まる。寺のお堂と同じ高さを一階とすると、二階から奥へと進むことになる。小沢と溜め池の間の細道を進み、その奥から斜面を上がる ・山上側)地図での同定がもっとも確からしい。しっかりとした土台のある財産鋲が目印になっているが、分岐に標示は何もない ○禅昌寺コース(山麓:須磨区妙法寺アチ口、山上側:全山縦走路高取山登路の中腹) ・山麓側)禅昌寺町の奥、妙法寺アチ口の山側へと進む道から続く。民家への舗装路の先に、いかにもな細道が続くので、それを入っていく。禅昌寺口から数えると、右3本目(急坂、階段、急坂)を入る。禅昌寺からも入口があるのかも知れないが確認していない ・山上側)高取山の須磨山頂にある荒熊神社下の全山縦走路西手より分岐する。「禅昌寺町」を指し示す標示があるのでわかりやすい ○お滝コース(山麓:高取山町1丁目の高取大明神、山上側:月見茶屋上の市民トイレ奥または安井茶屋下) ・山麓側)私立育英高校東寄りにある「高取神社登拝口」から登るのが一宮コース。車道が尽きるところに「高取大明神」がある。その神社の右脇から続く道が一宮コース。高取山への本道。大明神の左脇から続く道がお滝コース ・山上側1)安井茶屋の付近からお滝コースへと案内標示がある。こちらが本道 ・山上側2)月見茶屋の上にある小公園に市民トイレがある。その奥に続く道がある (2020.6現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○豊春コース ・豊春神社を経由する参道と尾根筋を進む脇道などがある。本道は参道部分は歩きやすい平坦な道、山道も難路ではない ・出入り口や途中に標示があり、明瞭 ○萩の寺コース ・入口も出口も誘導標示も何もないので誰も通らなくなるとそのうち埋もれるかも知れない ・途中には小さな赤テープが数カ所だけ認められた。中間部の殆どは風化花崗岩の露岩の登り。尾根筋を行くつもりになれば迷うところはない ○禅昌寺コース ・入口付近には案内はないが、民家への舗装路の先に、いかにもな細道が続くので、それを入っていく。あとは一本道。萩の寺コースと同様に痩せ尾根の脆い岩場を登っていく ○お滝コース ・月見茶屋上部奥の市民トイレ裏から本コースに進むことが出来るのだが、入口周りに標示はない。安井茶屋付近の入口にはお滝コースへの案内標示がある ・コース上部は急坂だが、木段整備あり。高神の滝から暫く行くとあとは緩やかな道 (2020.6時点) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ○コンビニエンスストア、食事どころ ・山麓線沿いには、コンビニエンスストアが多数ある ●日帰り温泉 ・長田近辺では、海側に「あぐろの湯」「ゆうゆうらんど紀の国」などの日帰り入浴施設がある。また、銭湯も近辺には複数ある (いずれも2020.6現在) |
写真
感想
ようやく行動範囲を拡げられるようになったいっぽう、こちらはぎっくり腰。3週間前のことではあるが、まだ行動に慎重さが必要な状況。あまり無理なく行けるところということで本年2度目の高取山へ向かうことにした。
一応日差しはあるが雲が厚く、ひょっとすると降るかもしれない、と思いつつ向かう。
最初は狭い階段通路で豊春コースを目指す。不思議な道で、両側が切れ落ちており、道に接する家々は殆どが繋がっていない。何でこんな道が出来たのであろうか。勝手に想像するならば、参道として存在したこの道の両側が開発される際に低いほうに合わせた開削が行われ、さりとて参道を削るわけにはいかずにこの道だけがぽっかりと残ったのではなかろうか。
やがて家並みが切れ山道に。すぐに山道と参道のような本道とが分岐する。ハイキングを目的にしているので山道に進む。こちらは豊春神社は通らないようで、正確には豊春コースを外れてしまったのかも知れない。脇道というところか。それでも整備はされており、草分けも踏み跡も明瞭だ。
合流する道を見あがら上へ。合流してきた道は、おそらく豊春神社よりも上部でこちらに向かう道があるということであろう。おそらく本道の続きというところであろう。更に分岐が現れる。ここは左は中の茶屋、右は白川大明神へのみちであることは読める。右の道へと進む。ほどなく、2ヶ月前に通りかかった堀切町への道に合流。そこから白川大明神へと向かう。
白川大明神から高取山へと登る前に、中の茶屋からの道を確かめてみる。少し下って茶屋下にある庭の奥へ。予想通り、そこから山道が続いている。進んでみると、あっという間に先ほどの分岐点に到着。さっさと折り返す。白川大明神も越えて、高取山へ。予想ほどに人がいない。何人かは見かけるが空いている。みんなもっとメジャーな山に向かっているのであろうか。
高取神社に到着。お参りして奥之宮へ。金高神社横のビューポイントからの絶景を楽しみ、頂上へ。頂上でも休んでいるのは一組だけだ。今日は、頂上から奥に続く直登道へと進む。途中で高取山裏の霊園を見下ろす。斜面に格子枠を施工している急斜面の下には墓地。高所恐怖症向きではないほどの高度感だ。
やがて全山縦走路に合流し、荒熊神社へ。須磨頂上からの眺望を楽しんでから昼食にする。食べる自体はそそくさと済ましたが、これで降りるとどうにも今日は歩き足りない。地図を見てあれやこれやと考え、一旦須磨側に降りてからもう一度登って駐車場へと戻ることに決めた。同じ山に二度というのも芸がないが、登路の多い高取山であるから、ルートが違えばいいではないか、と自分を納得させて向かう。まずは萩の寺へのコースを目指す。
緩やかに下る全山縦走路を進む。今歩いている向きは、全山縦走時には“逆行”といわれる。全山縦走はもっぱら須磨から宝塚を目指すものだ。合理的な理由もある。なので、全縦標示も順行向きに付けられていることが多い。
ともかく、逆行しているとさすがにすれ違う人も次々現れる。いよいよ分岐点と思うところに来たものの、分岐する道がハッキリとしない。もちろん標示も目印もない。やや不安になるが、それらしい踏み跡を頼りに下降する。やがて、露岩帯になる。須磨アルプス馬の背と同様、風化花崗岩の狭い尾根筋だ。ただし、こちらはアルプス感はなく、緩やかなただし露岩の尾根を下降する。
道標示も不明瞭なまま、露岩帯の下部まで来た。ようやく萩の寺境内が足下に望めるようになった。そこを目指す下降路を探すと、小さな赤テープが見えた。その脇には下へと続く薄い踏み跡もあるようだ。降りきると、水路と溜め池の間の不思議な細道を進み、すぐに墓地に出た。萩の寺に着いたようだ。萩の寺は本名は光禅寺というようだ。
寺を降りきって、ちょっと寄り道。那須与一の墓があるとのことで、行ってみる。県道をやや遡り、階段を登って行くとお寺のようなお堂に出た。墓所は、墓碑ではなくお堂のようだ。毎月7日に開門されるとのこと。
戻ってそのまま県道を下がる。途中口ノ川から側道に進む。妙法寺川の左岸を下がる県道22号とは対岸の右岸を行く。途中の分岐道から禅昌寺コースが始まるはずだが、標示が何もない。観察しながら下るが禅昌寺前の十字路まで来てしまった。戻って、それらしいところを上がることに。おそるおそる登ると、どうやら正解で、民家の奥から山道になった。
しばらく急な斜面を登ると視界が開け、またしても露岩帯になった。目の前に鉄塔の足下が見える。そこを過ぎてさらに露岩帯をじわりと登る。ここでもずっと岩が続く。やがて樹間に分け入り、平和台コースとの合流点に至った。さらに一息の登りで全山縦走路に合流。ほんの一時間ほどで山頂に戻ってきたことになる。
須磨頂上や長田頂上には立ち寄らず、全縦コースを進む。ただし、大灯籠に立ち寄ってみる。コースからはわずかに30mとのこと負担感もない。確かに大灯籠は海からもよく見えそうだ。静かに佇んでいる。
更に進み、月見茶屋からお滝コースを目指すが、またも入口が見当たらない。先ほど安井茶屋付近からの入口は確認していたが、できればこちらから入りたい。小公園の奥にある市民トイレに行ってみると、先に道が続いている。どうやらここが入口のようだ。今日の分岐探しはいずれも広場の奥地からであった。
そこからはお滝コースという割には細々している。本道は安井茶屋への道のようだ。ガイドロープもあるような急な細道を下っていくと、安井茶屋からの道に吸収されるように合流。そこからしばらくで高神の滝へ。滝の周囲には石碑が多数。地元の方であろうか、水の取り替えに来られている。
冷水で汗を拭い、リフレッシュ。一息ついて再出発。やや登り返して、切り通し状を通って谷筋を遷る。木段もある道を降りていくと、今度は下草払いをしている方が。地元の方に愛されている山だ。
最後は緩やかな山道を進み、高取大明神の左脇に出た。ここから一宮コースを少々遡り豊春コースへと遷移。豊春コースの本道をずっと下って先ほど山道へと入った分岐へ。
あとは行きの道をリバース。不思議な階段を降りて下界へ。
駐車場は相変わらず満車。みんなどこに行っているのだろう。
さぁ、次までには体もよくしておこう。
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