土沢三ノ沢 世附川水系
- GPS
- 06:18
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 548m
- 下り
- 539m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
三国峠駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道からの下降地帯は粘土質で滑りやすい 沢の水量は予想以上に多め |
その他周辺情報 | みっちゃん食堂で反省会 https://tabelog.com/kanagawa/A1409/A140902/14025178/ |
写真
感想
今年度は、コロナ禍の影響により県連登山学校は開校しないこととなりました。
講習は無くなりましたが、個人山行として読図山行を企画したところ、多くの受講予定だった皆様が参加することとなり、3班編成、時間差出発での山行となりました。
林道から読図下降で入渓点を探し、沢を遡行し林道に戻ってくる。
頭を使った後に、気持ちの良い沢歩きとちょっとした小滝越えを楽しめる良いルートだと思います。
今までzoomやMLでやり取りしていましたが、実際に顔を合わせて一緒に歩くって重要だなぁと思った次第(アナログですが(笑))。
今回、所属会の方針で参加出来なかったメンバーも、またどこかの山行でご一緒出来ると良いですね。
皆様、お疲れ様でした!
<メモ>
激励に来て下さったI講師曰く、遡行後林道を奥まで行って、稜線を三国峠まで戻ってくるのも良いかも、とのことでした。
Ⅼ学中止決定したにも関わらず、講師の皆様のご厚意で沢で読図講習を実施していただきました。この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。
1班(金見さん、sさん、戸川さん、水野)
同じパーティーで、メールでのやり取りから、地図上でわかる注意点、使う地図をどれにするか等、行く前から山行が始まっている感覚を味わうことができました。
沢筋を書く以外にも、通過点で分かりやすい場所の標高と特徴を地図に記載しておくこと、地図を描く時点で細かく情報を読んでおくことで、現地に行ったときにスムーズだということがわかりました。まだ沢筋を書いても地図が立体的には見えてきませんが…
中級sさんの現在地を説明する根拠の説明の仕方、戸川さんには地図の読み方、講師の金見さんには、休憩の頻度、ギアの説明、ラバー靴とフェルト靴の特徴違いや歩き方について、後ろを振り返ると地形が読めることがある等、沢山のことを教えていただきました。
【気づいたこと、注意点等】
・林道から入口を探すことが一番難しい。
・ルートばかり見るのではなく視野を広げる(人工物、周りの尾根など)。
・進行方向の地形だけではなく、後方確認すると地形がわかる。
・ソール全面を使って(フェルト靴の場合)歩く。
とても緊張して当日に臨みましたが、楽しくてとても勉強になる山行になりました。
久しぶりに山岳会の皆さんとお会いできたこと、zoomだけで会っていた講師の先生や新しい仲間の佐藤さんに会えて嬉しかったです。
来月も沢講習をしていただけるとのことで、本当にL学の講師の皆様には感謝しかありません。今後ともよろしくお願いします。
今年はAC登山学校(前L学)が中止となりましたが、講師陣のご好意で読図山行をしていただきました。
自分は読図をしっかりやっている方なのですが、今回の山行では大変勉強になりました。特に次の3点のお掛けで、読図レベルがかなり上がったように感じます。
・沢筋を入念に書き込むことで、尾根筋を浮かび上がらせる。
・尾根の分岐を・で書く
・振り返るとよく分かることもある
沢の中では、これまでは水の流れる部分を意識して読図していました。地図の書き込みは、経験的に水流のありそうな筋は水色実戦、なさそうな所は水色破線のように書いて、分岐に来たら枝沢の角度と歩行時間、高度で合わせるみたいな。水のないような沢は、むしろ何本目か分からなくなり混乱するので書きたくないなと思ってました。しかし、今回教えてもらった尾根を浮かばせる、・で分岐を書くことで谷から見たときの尾根のイメージがよく分かり、こちらが断然良いです。もともと凹みだけだったら地図が凹凸になって山全体の輪郭がはっきりしたような感じです。また、分岐部分だけでなく、分岐にいたるまでに左岸側が切れ落ちて、右岸に沿って尾根が走っていて..という何が次に現れるかという考え方もためになりました。
これで山行がより楽しく、安全になります。ありがとうございました。
コロナ影響で今年度中止になったAC学校でしたが、講師の皆様の有志にて読図&沢登り山行を計画してくださりました。「あくまで個人山行だよ」と仰れていましたが、場所の選定・下見等綿密なご準備の上、私たち受講生にこの山行から学びを得てほしいという熱い想いを強く感じ、ただただ感謝しかありません。ありがとうございました。
今回、3パーティに分かれ、私は3班でY講師、Oさんとご一緒させていただきました。「CLは受講生で」とのことで、CLに手を挙げさせていただきました。
事前準備で地形図に沢筋や尾根、コル、ピーク、注意点等を書き込んだものを共有し、どちらの地形図を山行時に利用するかを決めました。また、計画書についてもアドバイスをいただき、パーティとして共通認識しておいたほうがよい点などを教えていただきました。
読図は、林道での現在地確認が一番難しかったです。まだ距離感がわかっておらず、全然先の場所にいると判断してしまったり・・・その後、顕著な場所で気づくのですが、かなりOさんを惑わせてしまいました。申し訳ありませんでした(_ _)
また、三国林道までの詰めでは、踏み跡辿って、目的の尾根からずれてしまいました。今後は慎重さを欠いた行動はパーティを巻き込んでしまうということを、意識いたします。
三ノ沢は小滝、ちょっとしたゴルジュ、ナメあり、思っていたより明るい綺麗な沢でした!!滝をあえてシャワーで難しいルートにチャレンジしてみるのも面白そう。
次回山行で学んだ事を早く実践したいです!
<振り返り&備忘録>
■読図
・これまで如何にGPS頼りで、ぼーっと歩いていたことか・・・
・目の前だけでなく、時には振り返ったり、遠くの人工物、尾根を見る。
・踏み跡が目的の場所に向かっていない場合もあるので、注意する。
・読図において「戻ること」は間違いではない。
・コンパスは、行かない方角→進む方角の順に合わせると無駄がない。
■ルーファイ
・足下だけでなく、遠くも見て、できるだけ歩き易いところ選ぶ。
(特にトップを歩く時は、後続の事を考えてルート選択する。)
・1歩踏み出す前に、「もっと最良なルートがないか」を確認する。
・先のルートが見えず不安なときは、後続に待ってもらい、行けることを確認してからOKを出す。
■沢
・滝を登るか、巻くか。今回はなんだか消極的な判断で巻こうとばかりしてしまった。巻きのほうが危ない場合も多々あるので、きちんと見極める。(ていうか、全然登れた・・・)
・巻く場合は、先で降りられるかを必ず確認する。
・ロープを使う場合には、トップと後続の登り方について確認する。
(FIXなのか、ビレイなのか等)
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