山行記録: 巻機山

天候	曇のち晴
過去天気図（気象庁）	2007年10月の天気図
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コース状況／危険箇所等	朝4時半過ぎに桜坂駐車場に到着したが、もう数台しか駐車スペースが無い状態だった。かろうじて空いているところに車を停めて、前泊していた宿の車に送ってもらったＨさんと合流する。この頃小雨が降っていたが、あたりが白み始めて出発する頃には雨はあがった。　林道を少し進み、指導標に従い右側の登山道に入る。その後に左側に井戸尾根に取り付いていくのだが、直進する道の方がしっかりしているので注意。この分岐には指導標は無い。曇天の中、樹林帯の道をじわじわと登っていく。途中で割引沢方向の展望が開けるが、上部は雲の中だった。　七合目あたりで樹高は低くなり、前巻機の山腹の紅葉が盛りだった。視界が開けて気持ちよく登っていく。紅葉シーズンでもあり、避難小屋周辺は大勢の登山者がいた。この頃には、どんどん雲が切れてきて青空が出てくる。米子沢源頭の草紅葉や米子頭山の山腹の紅葉が素晴らしい。いいなあ～。　避難小屋からは、途中可愛らしい池塘を過ぎて一登りで、巻機山の稜線に着く。着いたところには立派な「巻機山」の道標があるが、本峰はここから右手へ穏やかな登りを行ったところ。一応、最高点であるが、気をつけないとわからないで通り過ぎてしまうかもしれない。それほど穏やかな稜線である。　青空もさらに広がり、大きな雲が強い風に去来していくが、雲が周囲の草紅葉や紅葉の灌木帯に落とす影もゆっくりと移動していく様をしばし堪能。白毛門へ続く稜線の眺めを堪能。いいなあ～。しかし、流石に風が冷たく長居ができず、この景色を名残惜しみながら避難小屋まで下った。　下りは、すっかり晴れた中、登りの時とはうってかわった明るい樹相を楽しみながらの楽しい下山であった。