富士山 雲海の上にアルプスを見る
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- GPS
- 08:00
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,367m
- 下り
- 1,864m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
微妙な時期だが、今日みたいな天気なら困難は少ない。アイゼンはあったほうがいいが、ピッケルは不要。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
天気がよさそうなので、富士山に行くことにした。いつも通り前の晩に富士宮口駐車場に向かう。途中、富士スカイラインの登山道から完全に雲の中、しかも鹿もたくさん徘徊しており、慎重に運転して、23:30頃到着。駐車場の辺りが雲の上端なのか、月齢17くらいの月の横にオリオン座がクッキリ。カシオペアをはじめとする秋の星座を暫し鑑賞後就寝。
翌朝4:30に目覚ましが鳴るがガスで真っ白で起きる気にならない。天気が良くなるのはわかっているのだが。結局明るくなった6:00前にスタート。この時期はさすがに静かな富士登山が味わえそう。六合目を過ぎてしばらくしたところで、サングラスを車に忘れてきたことに気付く。上は雪あるしヤバいなあ、と思ったが、そのまま進む。見上げると素晴らしい青空、振り向くとすごい雲海。八合目を過ぎたところでアイゼン装着する。ボツボツいる登山者は皆、アルパインジャケットを着て、ピッケル持ってるが、今日みたいな日は暑そうだし、まだピッケル使うほどの雪氷はない。自分もピッケルは持っていたが。それよりサングラス忘れたのが失敗だった。雪があるほうが歩きやすい気もするが、いつもとほぼ同じくらいのタイムで頂上の神社に到着。風もなくいい天気で、剣ヶ峰へも雪を踏んで楽々到着。ここからお鉢巡りをしようかと思ったが、ほとんど誰も歩いていないようなので、途中、南アルプス方面の眺望が開けるところまで行ってみた。期待とおりの素晴らしい眺めだった。南アルプスのスターたちが、一列に並んで富士山にひれ伏しているような感じに見える。その奥には中央アルプスが、そして南アと八ヶ岳に挟まれて北アルプスが白銀の連なりを見せている。富士山からならではの絶景である。暫し眺めを楽しんだ後は、戻るだけ。下山の途中で今や富士登山のカリスマとなった佐々木さんと久しぶりに話をする。いろんな人から声をかけられ大変そうだが、そうしたことも、登山の楽しみとされているようだ。駐車場に戻っても雲海はそのままだったが、御殿場市街まで下りると、青空に箱根の山々が映えていた。
*GPSの電源を消し忘れたので、スカイラインの途中まで赤線が引かれています。
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