畑薙第一ダム→ヤレヤレ峠→茶臼岳→ヤレヤレ峠→畑薙第一ダム

2020年06月27日(土) [日帰り]

• GPS: 07:56
• 距離: 18.9km
• 登り: 2,238m
• 下り: 1,549m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:59
• 休憩: 1:32
• 合計: 8:31

距離 18.9km 登り 2,238m 下り 1,585m

4:31 畑薙ダムゲート前
4:56 畑薙大吊橋
5:14 5:15 ヤレヤレ峠
5:54 5:58 ウソッコ沢避難小屋
6:50 6:59 横窪沢小屋
8:26 8:48 茶臼小屋
9:15 9:56 茶臼岳
10:11 茶臼小屋
10:56 11:07 横窪沢小屋
11:45 11:47 ウソッコ沢避難小屋
12:20 12:21 ヤレヤレ峠
12:35 畑薙大吊橋
13:00 13:01 畑薙ダムゲート前
13:02 ゴール地点

天候

晴れ (高曇り）

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

畑薙第一ダム(沼平)から畑薙大吊橋まで折り畳み自転車をパートナーと共有しながら行きました。

コース状況／危険箇所等

ヤレヤレ峠⇔ウソッコ沢小屋の間で倒木により一部ルートが歩きづらいところがありました。

その他周辺情報

白樺荘にて日帰り温泉、食堂があります。宿泊も可能。
今回も「かつ丼」を美味しく頂きました。

写真

6/27 5:14

今年1月3日以来の茶臼岳登山。すっかり夏の陽気となっておりました。今回は南アルプス南部にまだ行ったことがないパートナーと一緒に登山です。
朝4時30分の出発し、ヤレヤレ峠に着くまでに3パーティーくらいとすれ違いました。
で、久しぶりの┐(´д｀)┌ヤレヤレ。

6/27 5:52

出発してから1時間30分ほどでウソッコ沢小屋に到着。小屋には誰もおりませんでした。この日はうっすらと曇り空でしたが時折日差しもあり、登山に良い天気でした。ときおり吹く風が気持ちよかった。

6/27 7:25

横窪沢小屋を過ぎて、見覚えのあるベンチに到着。今年初めに「財布と車のカギ」を失くして、このベンチで見つけました（ここで忘れてしまった）。なんとも思い入れのあるベンチとなっております。

6/27 7:36

そのベンチから少し登ったところに「水吞場」。ここはいつも通るたびに水など出ていなかったのですが、さすが梅雨のこの時期には水が出ておりました。言葉で水の量を説明すると、チョロチョロより多く、コンコンより少なく、「トクトク」といった感じの水量でした。

6/27 8:26

茶臼小屋が見えてきました。いつもこの小屋を見るとなんだか安心します。コロナウイルスの影響で今年は営業しておりませんが、避難小屋は使えそうでした。水も近くの沢で汲むことができます。

6/27 8:48

小屋から振り返るといつもの富士山が顔を出しておりました。ちょっとかすんでおりましたが、ここから富士山が見えないとちょっと茶臼岳登山に寂しさを感じてしまいます。

6/27 9:01

稜線に着きました。すると風が少し強く、肌寒かったのでレインウェアを来て防風しました。
聖岳のどっしりとした山容、久しぶりに見れてやっぱりうれしい。また今年も聖岳に登りたくなってきました。

6/27 9:01

西方面の山々。明日から天気が崩れるとのことで、遠くの山には雲がかかり始めておりました。それでも恵那山、中央アルプスが見えておりました。

6/27 9:02

稜線に咲いていた、イワカガミと名前が分からない黄色い花。このコントラストがキレイだったので思わず写真を撮ってしまいました。

6/27 9:28

登山を開始してから約5時間ほどで茶臼岳の到着しました。約半年ぶりの茶臼岳、やっぱりここからの景色は最高でした。上河内岳、聖岳が大きくみえ、その背後には赤石岳や荒川岳も顔だし、アルプスの言葉にふさわしい風景でした。

6/27 9:27

山頂から光岳方面。途中すれ違った男女ペアが軽装で向かっていったとのことです。こう見るとやっぱり遠いなぁ。

6/27 9:27

光岳から南方面には、まだ未踏の信濃俣岳が聳えておりました。いつか大根沢山から光岳を繋げてみたい、、、。日帰りは厳しいそうか？アップダウンが激しそうだけど魅力的な稜線です。

6/27 9:28

富士山方面。青薙山、布引山が見えておりました。写真には写ってないけれど、笊ケ岳もよく見えておりました。こちらもまだ青薙山⇔笊ケ岳の間が未踏なので、いつかはいってみたいと考えております。

6/27 9:29

もう一度振り返って光岳方面。うっすらと曇っておりクッキリと山が見えないのが残念だけどれも、新緑の緑が目に優しく、いつまでも見れいられる風景です。

6/27 9:29

中央アルプス方面のアップ写真。兎岳から伸びる尾根筋も歩けるのかな？いつかは行ってみたいけど藪漕ぎが大変そう、、、。

6/27 9:29

名残おしいけれど、茶臼岳を去ります。バイバイ、また来ます。

6/27 12:34

一気に下山しました。いつものビクトリーロードを渡ります。風が強く、まぁまぁ吊橋が揺れました。パートナーの下山スピードが速く、思った以上に健脚でありました。

6/27 13:01

畑薙大吊橋から折り畳み自転車を交互で乗り合いながら沼平まで到着しました。いつもゲートが開いている時間に帰ってこれるのがうれしい。

6/27 13:03

昨晩、車で沼平に着いたときには登山者らしき車は無かったのですが、そこからぞくぞくと車がやってきて出発時には7〜8台。それから下山して見ると10台以上に増えておりました。駐車場からは少し天気が回復して青空も見えておりました。

6/27 14:23

下山後に久しぶりに白樺荘に寄り、日帰り温泉で汗を流し、食堂にて遅い昼食をとりました。注文したのはやっぱり「かつ丼」。今年初めに無賃宿泊したときに頂いたときのかつ丼の味が忘れられず、注文してしまいました。あの時と変わらず美味しかったです。

撮影機器：

OPPO R15 Neo OPPO

感想

kananaskis

南アルプス南部にまだ行ったことのないパートナーと一緒に、久しぶりに茶臼岳に登ってきました。梅雨の合間の天気の良い日に行ってきました。登山中、ヒグラシやハルゼミがやかましいくらい元気いっぱいに鳴いており、どこか晩秋漂う不思議な雰囲気でしたが、気持ちのよい登山となりました。
登山中、トレラン登山者と3パーティーほどすれ違いました。一人の方は上河内岳、仁田岳に行ってこられたようでした。
帰りに白樺荘で温泉に入り、そのあと食べた久しぶりのかつ丼は、やはりとても美味しかったです。当時にお世話になった方はこの日は不在でしたが、今度はその方が居る時に改めて訪ねたいと考えております。
白樺荘を後にして、帰路の最中に男性の方が双眼鏡を手に山の方を眺めている姿が目に入ってきました。「！！」その男性の顔に見覚えが、、、。なんとクライマー仲間の方でした。なんとも偶然の再会。こんなところで会うなんて！。どうやら調査で猛禽類を探しているとのこと。また近く岩場で再会することを約束し、帰路に就きました。
一緒に行ったパートナーは初めての南アルプス南部の景色に感動していたようで、連れて行った甲斐がある登山でした。喜んでもらえて良かった。