ま〜ったり雌阿寒岳・阿寒富士
yo-sha
その他2人 
体力度について
- GPS
- 08:27
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,147m
- 下り
- 1,145m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 8:22
| 天候 | 晴れのち曇り（雲海と高曇り） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
雌阿寒岳は8合目より上は落石注意です。9合目より上は火口縁を歩くので、火口側への滑落に注意ください。阿寒富士はずっとザレてて、とても登りにくいです。オンネトーから野中温泉へ戻る登山道は地味な上り坂で、疲れた足には堪えますね。 突然噴火するタイプの火山のようです。火山活動がとても活発なので、噴火を想定した装備（最低ヘルメット）で登山した方がいいと思います。 |
| その他周辺情報 | 登山口に野中温泉(400円）があります。硫化水素がきついので、体質的に厳しい人はお気を付けください。また日帰りはシャンプー、ボディーソープがないのでご注意ください。 |
写真
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ（薄）
半袖シャツ
ドライナミックメッシュ
ズボン
靴下
キネシオロジｰテープ
指だしグローブ
予備グローブ
帽子orヘルメット（アンダーキャップ）
タオル
登山靴（夏）
ゲイター（薄）
サングラス
ザック
ザックカバー
ストック
カッパ（上下）
ガス
コンロ
コッヘル
昼ご飯（おにぎり
パン
カップ麺）
行動食（チョコ・塩キャラメル・柿ピー等）
ハイドレーションキット＋飲料（2〜3リットル）
椅子orシート高度計付腕時計
お守り
カメラ（SDカード）
地形図
筆記用具
コンパス
温度計
スマホ（GPS）
熊鈴
熊スプレー
笛
ヘッドランプ
予備電池
保険証
JRO登録証
ココヘリ
ビニール袋数枚
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
携帯トイレ
虫除けスプレー
虫刺され薬
マスク
ツェルト
細引き
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
痛み止め
日焼け止め
コムレケア
|
|---|
感想
【お山紹介】
今回は雌阿寒岳と阿寒富士の周回。雌阿寒岳は日本百名山ですね。標高は、雌阿寒岳が1499m、阿寒富士が1475.8mです。
登山道は3本。今回の野中温泉からのルート（メイン）、オンネトーからのルート（森林浴）、阿寒湖半スキー場からのルート（ちょい長い）です。
両山ともオホーツク、十勝地方のあちこちから見ることができ、雄阿寒岳とともに存在感抜群のお山です。アクセスも比較的容易で、とても人気があります。
【地質】
ポンマチネシリ火口（雌阿寒岳）はいかにも新しい噴火口で、隣の中マチネシリ火口とともに噴気活動が活発です。9合目ではシューシュー音が聞こえますね。一級品の活火山で、近年では水蒸気爆発ではありましたが、2006年、2008年と小規模噴火しています。阿寒富士は2,500〜1,000年前の噴火形成らしいですが、今は静かです。
登山時は事前に情報収集の上、気をつけて山行してください。また足寄町から防災パンフが発行されています。以下にリンクを貼っておきますので、入山前に参考に見てください。
↓気象庁HP
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/sapporo/105_Meakan/105_index.html
↓足寄町「雌阿寒岳火山防災ガイドブック」
http://vivaweb2.bosai.go.jp/v-hazard/L_read/07meakandake/07meakan_1h03-L.pdf
【山行】
知人から雌阿寒岳の案内を依頼され、阿寒富士も含めたルートをチョイス。札幌から遠いため、前日阿寒湖半で宿泊。朝一からの登山でした。
天気予報では南風による曇り予報。半分諦めながらも7:00前に駐車場に到着し、少し遅めの7:12に登山開始です。
序盤はゴゼンタチバナロード。途中から真っ白なイソツツジが咲き誇り、四合目に着くとイワブクロ、メアカンキンバイ、少し遠巻きにコマクサが出現。知人そっちのけでレリーズタイム突入📷。
徐々に高度が上がりオンネトーが見えてきた。今日はぐるっとあそこまで行くんだよね。その後登山道はどんどん荒々しくなり、8合目付近で森林限界を超え、同伴者の足元を気にかけながら9合目への急登にさしかかる。順調に登りきるとポンマチネシリ火口がこんにちは。いつ見ても大迫力だね。再びレリーズモードに。
火口縁は風が強いが日差しがあり心地よい。火口への滑落に気を付けながら慎重に登っていき、10分ほどで、祝、雌阿寒岳登頂〜！中マチネシリ火口と阿寒湖、雲に隠れ気味の雄阿寒岳がお出迎え。諦めていた絶景が広がり、ご案内のお二人も大満足。来て良かった！
絶景の中、腰を下ろして月寒あんぱんをほうばる。「うんめ~」。景色がいいとさらにおいしく感じますね。もちろん同伴者にも月寒あんぱんをプレゼント。
食べ終わって次なる阿寒富士へ向かうが、コマクサ畑が広がり再びレリーズモードに。メアカンキンバイとのコラボがなかなか見事でした。
阿寒富士の急登ではザレた斜面に同伴者が悪戦苦闘。背中の雌阿寒岳の勇姿に勇気付けられながら徐々に進み、傾斜が緩くなって山頂ロックオン。あっという間に、祝、阿寒富士登頂〜！北側は雌阿寒岳方面の山並み、南側は一面の大雲海。いやぁ、阿寒富士も計画してよかった。
その後少し高度を落とし、風を避けてのお昼御飯。そよ風が気持ちいい~。しばし休憩、談笑ののち下山開始。振り返って「また来るよ」。
下山はオンネトーへ向かう。このルートは森林浴コース。倒木も多いが、整備はバッチリ。感謝ですね。
淡々と下り、無事にオンネトー登山口へ。しかし、ここからがまだ長い。湖畔沿いにしばらく歩き、その後野中温泉へ向けてダラダラ登り。同行者のペースに合わせてゆっくりと進み、無事に駐車場に到着でした。ふい~。
ガイド登山はいつも緊張するなぁ。職業にはとてもできないな。ガイドさんってすごいなぁ（心底関心）。
それにしても道東は遠い。登山後延泊し、小清水原生花園、摩周湖とご案内。帰りは片道400�劼留薪召箸覆蠅泙靴拭Ａ瓩�自動化されないかな。寝ながら登山口へ移動出来たら最高だね！と無理難題を考えながら、さてさて次回は何処に〜。
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雌阿寒岳、懐かしさがこみ上げます。
そして、自分は、全く景色が見れなかったことが
残念だと感じるとともに、ぜひまた行かねばと
思いました。
阿寒富士、火口、オンネトーを見下ろす景観
お天気よくて、ご引率成功、何よりです。
札幌からでも400ｋｍあるんですね。
東京-神戸間と同じ距離。遠いですね。
58枚目は、カラマツソウだと思います。
komakiさん、こんばんは。寝る前にちょっとレコ見ておこうと思ったら、まさかのコメント！ありがとうございます！
これだけ活発な火山の噴火口に近寄れるのも、国内では珍しいのではないでしょうか。是非、晴れた日に再訪してください。あの荒々しい景色には圧倒されます。
距離、ちょっと間違えました(^^;。札幌から300kmです。。。同行者を登山後に小清水原生花園、摩周湖とご案内したので、その帰り道が片道400kmでした。。。記事を修正します。
カラマツソウ、ご指摘ありがとうございました！果実になりかけはこんな感じなんですね。なるほど〜。早速こちらも修正したいと思います（嬉）
道東ツアー雌阿寒岳お疲れ様でした！
多くの山を登ったわけでは無いのですが、私の中のもう一度登りたいなぁ！と思う上位にランクインしてるのが雌阿寒なんですよー。恐ろしさすら感じる火口に痺れ、阿寒湖も見渡せる眺めに感動しました✨登った時期がGWでしたので、初夏にはこんなに沢山のお花が咲いているのですね😊
またいつか季節を変えて登ってみたいと思います♫
sayacaさん、おはようござます！夜中にコメントありがとうございます。。。
お山に慣れていらっしゃるご夫妻（sayacaさんのご近所の方です）のご案内でしたが、お二人の年齢を考えながらペースを組み立てる登山でした
おお~、雌阿寒岳の再登頂、お待ちしております~。札幌から遠くなかなか行けないですが、私も何回でも登りたいお山の一つです。あの噴火口の縁を歩いていると、「いつ噴火してもおかしくないなぁ」と思っちゃいますね。違った意味での緊張感が半端ない
GWの雌阿寒岳、残雪がいい感じですよね~。少しひんやりした空気が更に気持ちいい。初夏も是非是非ですが、真冬も面白いですよ。滅多に晴れることはないですが、あの緊張感は最高です。っちゅうかいつでもいいお山ですね。再訪をお待ちしております！
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