【丹生山系】金剛童子山〜東鹿見山

2020年07月05日(日) [日帰り]

• GPS: 03:23
• 距離: 11.6km
• 登り: 577m
• 下り: 589m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:12
• 休憩: 0:11
• 合計: 3:23

10:11 スタート地点
10:50 10:50 鯰ノ手池
11:10 11:14 金剛童子山
11:27 11:28 黒甲越
11:40 11:46 屏風川D沢出合
13:02 13:02 鯰ノ手池
13:34 ゴール地点

【花山〜鰻ノ手池】
花山駅から鰻ノ手池へのショートカットを試してみました。花山台の住宅地の北端にある自治会館の右側に登山口があります。
「自治会館の右側を抜けて左手」が合言葉。
沢筋で流紋岩の露頭が観察できます。
【鰻ノ手池〜金剛童子山】
金剛童子山へ至る林道はモトクロスバイクが刻んだ深い溝にパープルや黄色の色とりどりの地層を観察できます。これから訪れる東鹿見に匹敵する楽しい山域でした。
【東鹿見山〜鰻ノ手池】
兵庫CCのメンテナンス道路（舗装）を延々歩きます。アプローチ道としての価値しかありません。

アクセス

利用交通機関：

電車

行き・帰り：神鉄花山

コース状況／危険箇所等

モトクロスバイクや4WD車に注意！
ラフロードでは道路交通法は適用されません。

その他周辺情報

北区の山々へは神戸市営地下鉄が安くて速いですが、たまには箕谷〜山の街間の急勾配を感じながら新開地まで乗り継ぐのも悪くないです。

写真

7/5 10:11

今回は神鉄花山駅から出発です。
生憎の曇り空。何とか持ってくれるといいんですが。

7/5 10:15

花山台の北端のこの分岐を右に登っていくと自治会館があります。建物の右側を通り抜けます。

7/5 10:16

分岐を左手に進みます。先人のレコに感謝。
合言葉は「自治会館の右側を抜けて左」です。

7/5 10:24

沢筋を詰めていくとここから尾根道に乗ります。

7/5 10:30

鰻ノ手池に続く小径に出ました。

7/5 10:33

鰻ノ手池へ下る沢筋の途中で見つけた流紋岩の露頭。
ここまでtypicalな流紋岩を見るのは初めてです。

7/5 10:35

赤い鉱物の結晶を含む流紋岩のかけらを観察。

7/5 10:38

渡渉を繰り返しながら沢筋を下ります。

7/5 10:42

山田三田線に出ました。

7/5 10:42

沢の入り口に二輪車立ち入り禁止の標識が立てられていました。

7/5 10:58

未踏の金剛童子山へ向かう途中でこんな石を見つけました。
パープルの凝灰岩（火砕岩？）に染み込む赤い鉱物。

7/5 11:14

金剛童子山。踏み跡不明瞭で眺望もなく、訪れる価値はありませんでした。

7/5 11:27

林道で立往生している4WD車を華麗にスルーして黒甲越にとうちゃこ。

7/5 11:42

いつもの右俣川の広場。今日は水量が多く渡渉に難儀しました。

7/5 12:03

三度目の東鹿見でパープルの地層を観察しました。
岩の隙間に黄色の土壌が染み込んでいます。
無動寺の回で着想を得た熱水による土壌の変化をここでも感じることができました。
太陽と緑の道を形成する粘土質の土壌は、流紋岩が熱水で変質し風化してできたのだと考え始めました。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

ヤマレコMAP 水500ml カロリーメイト2ブロック タオル 着替え 汗止め ヘッドライト 物理コンパス

感想

tadawasabi

前回（無動寺周辺散策）に丹生山系周辺地層の熱水による影響に思い至り、過去に訪れた丹生山系の面白スポットをおさらいしてみることにしました。

【丹生山系】無動寺周辺散策
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2412637.html

今回はコバルトブルーの地層が観察できる東鹿見を再訪することに。

【丹生山系】中俣谷~右俣谷~東鹿見山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1391968.html

金剛童子山への林道で観察できる露頭が意外と面白いことに今回気づきました。
赤い鉱物を含有するパープルの凝灰岩は今回初めて見るものでした。
この山域に点在するパープルやコバルトブルーの地層は、灰色の凝灰岩（火砕岩？）に赤い鉱物の結晶が作用してできたのではないかと考え始めました。