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Yamareco

記録ID: 242574
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ハイキング
道東・知床

点名 訓子別   エゾナキウサギ東限の山?のはずだったが・・・

2012年11月06日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:56
距離
14.0km
登り
636m
下り
624m
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 先週、ひがし大雪博物館で手に入れた文献「エゾナキウサギ分布東限域において新たに発見された生息地」をもとに、イマイチ何処か判らなかったナキウサギの東限の生息地へ。
 置戸春日風穴の川向かいにあるというが、下から見ると山には見えない。中腹を走る林道上で見つけたガレ場。しかし、フッキソウ(毒草)が多い。帰りに寄るつもりで先へ急ぐ。
2012年11月06日 09:45撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 9:45
 先週、ひがし大雪博物館で手に入れた文献「エゾナキウサギ分布東限域において新たに発見された生息地」をもとに、イマイチ何処か判らなかったナキウサギの東限の生息地へ。
 置戸春日風穴の川向かいにあるというが、下から見ると山には見えない。中腹を走る林道上で見つけたガレ場。しかし、フッキソウ(毒草)が多い。帰りに寄るつもりで先へ急ぐ。
 ヤマレコなので、山に登らねば。ということで、この尾根にある856m凸、点名「訓子別」。最東端はこの凸の西斜面になっているが・・・。
 ネットで調べた限り、記録があったのは北見山岳会のみ。笹藪、展望なしとのこと。
 地図にないカレ沢林道に入ったら、近くまで行けた。
2012年11月06日 10:08撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 10:08
 ヤマレコなので、山に登らねば。ということで、この尾根にある856m凸、点名「訓子別」。最東端はこの凸の西斜面になっているが・・・。
 ネットで調べた限り、記録があったのは北見山岳会のみ。笹藪、展望なしとのこと。
 地図にないカレ沢林道に入ったら、近くまで行けた。
終点。土場から作業道へ。ガレ場の気配はない。
2012年11月06日 10:10撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 10:10
終点。土場から作業道へ。ガレ場の気配はない。
白いのは武利武華方面だろうか?
2012年11月06日 10:18撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 10:18
白いのは武利武華方面だろうか?
此処から笹藪
2012年11月06日 10:29撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 10:29
此処から笹藪
二つ山なのでクマネシリかと思ったが、旭峠周辺らしい。
2012年11月06日 10:36撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 10:36
二つ山なのでクマネシリかと思ったが、旭峠周辺らしい。
背丈の笹藪を漕ぎ、FieldAccessの三角点に着いたが、そこも背丈の笹藪。辛うじて境界点の看板が。
達成感は何もない。
2012年11月06日 10:50撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 10:50
背丈の笹藪を漕ぎ、FieldAccessの三角点に着いたが、そこも背丈の笹藪。辛うじて境界点の看板が。
達成感は何もない。
photosynthをしたが、笹で下の合成不可。まあ、来たいと思う人も居ないだろう。
2012年11月06日 10:53撮影
11/6 10:53
photosynthをしたが、笹で下の合成不可。まあ、来たいと思う人も居ないだろう。
平成三年の人工林だそうです。
2012年11月06日 11:29撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 11:29
平成三年の人工林だそうです。
この山は掘れば下は岩のよう。人工的なガレ場が所々に。しかし狭い。
2012年11月06日 11:31撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 11:31
この山は掘れば下は岩のよう。人工的なガレ場が所々に。しかし狭い。
先程のガレ場に戻ってきた。
2012年11月06日 11:43撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 11:43
先程のガレ場に戻ってきた。
ソコソコの広さはある。が、鳴かない。居ないのか?脇を走る林道を少し歩いてみたが、ガレ場は東に突き出た尾根の先端部にあるだけのよう。
2012年11月06日 12:20撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 12:20
ソコソコの広さはある。が、鳴かない。居ないのか?脇を走る林道を少し歩いてみたが、ガレ場は東に突き出た尾根の先端部にあるだけのよう。
 論文では伊藤の沢源頭部、東経143度32分22秒というが、論文中の図のプロットを目指して進むが、地図にない林道を彷徨い、林道も笹藪に。笹藪まで漕いだが、見つけられず。
 カシミールで見返してみたら、どうも東経と図のプロットが合わない。一体何処なのだろうか?
2012年11月06日 12:56撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 12:56
 論文では伊藤の沢源頭部、東経143度32分22秒というが、論文中の図のプロットを目指して進むが、地図にない林道を彷徨い、林道も笹藪に。笹藪まで漕いだが、見つけられず。
 カシミールで見返してみたら、どうも東経と図のプロットが合わない。一体何処なのだろうか?
まさかこんな狭いところがそうだったとは言わないと思うが。
2012年11月06日 13:04撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 13:04
まさかこんな狭いところがそうだったとは言わないと思うが。
この向こうはさっき登り始めた土場の近く。
2012年11月06日 13:10撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 13:10
この向こうはさっき登り始めた土場の近く。
下にあった分岐を別方向に行ってみるが。
2012年11月06日 13:25撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 13:25
下にあった分岐を別方向に行ってみるが。
やっぱりそれらしい所は・・・。
2012年11月06日 13:39撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 13:39
やっぱりそれらしい所は・・・。
更に下の二股。やっぱり行ってみたが。
2012年11月06日 13:52撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 13:52
更に下の二股。やっぱり行ってみたが。
それらしい所はない。
2012年11月06日 13:57撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 13:57
それらしい所はない。
降りてきた林道。すぐの所に林道造成時の人工的なガレはあったが。
2012年11月06日 14:28撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 14:28
降りてきた林道。すぐの所に林道造成時の人工的なガレはあったが。
不完全燃焼なので、論文にあった新たな場所。林班界の沢川へ。標高約600m地点。ガレ場はあるが、伐採が入り林道造成が・・・。
2012年11月06日 15:50撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 15:50
不完全燃焼なので、論文にあった新たな場所。林班界の沢川へ。標高約600m地点。ガレ場はあるが、伐採が入り林道造成が・・・。
約590m地点
2012年11月06日 15:52撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 15:52
約590m地点
約580m地点。美しい小さな沢沿いの急斜面に潜在的なガレ場が多数存在する。
2012年11月06日 15:54撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 15:54
約580m地点。美しい小さな沢沿いの急斜面に潜在的なガレ場が多数存在する。
約500m、大がかりな林道造成。向こうに潜在ガレ場が。
結局今日はコールを一回も聞かず終わる。
2012年11月06日 16:00撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/6 16:00
約500m、大がかりな林道造成。向こうに潜在ガレ場が。
結局今日はコールを一回も聞かず終わる。
撮影機器:

感想

 先週、ひがし大雪博物館で手に入れた文献「エゾナキウサギ分布東限域において新たに発見された生息地」をもとに、イマイチ何処か判らなかったナキウサギの東限の生息地へ。
 前から持っていた資料の地図があまりにもアバウトなので、この論文の中の図を基に林道に入り、ヤマレコに載せるために近くの三角点のある凸、点名 訓子別 をサラッと登ってから、サラッと生息地を見つけ、早めに帰って新しい冬タイヤを付けてもらう予定だった。

 置戸春日風穴の川向かいにあるというが、風穴のガレ場から見てもあまり山という感じがしないので、どうも今まで行く気にならなかった。
 中腹を走る林道にはいると、林道脇にガレ場。しかし、フッキソウ(毒草)が多い。鹿の影響か?帰りに寄るつもりで先へ急ぐ。他、林道上にはそんな気配はなかった。
 三角点の近くまで入る地図にない林道を見つけ、終点から出発。作業道を登り、もう少しという所で笹藪突入。だが、斜度が無く楽なはずなのに背の高く濃い笹藪にヘロヘロ。何でこんな所でこんな事をしているのだろうか?と後悔しながら、それでも止めるわけにはいかず、FieldAccessの三角点を目指して、到着。が、三角点が無い。辛うじて境界点の看板。此処は三角点ハンターの目的地にはなってないのか?笹藪の海に三角点を探す気にもならず、藪を漕いで下山。ヘロヘロで車へ。さっきのガレ場を目指す。
 ガレ場脇に古い造林道があったので、少し歩いてみたが、ガレ場が消失して、藪も濃くなり戻る。
 論文中のプロットに近い沢の脇に林道があったので、また歩いてみた。林道はどんどん上へ。論文中に沢の源頭部付近とあるが、沢の水は少し歩くと消えてしまった。延々と林道を歩き、笹の林床が延々と続く全く面白くない道。プロット近くを通るが、笹の海は変わらず。林道終点から笹を漕いでみたが、ガレ場が出そうな気配すらない。二つあった分岐も入ってみたが、サッパリ。失意のまま、ヘロヘロで車まで戻る。

 何だかさっぱりなので、林道を南に抜け、更に下の林道を走ってみたが、ガレ場の予感すらなく、伊藤の沢の名前すら出てこない。仕方なく、論文中にあった新たな生息地、林班界の沢川に行ってみた。もう暗くなりかけ、ライトを付けて走ると、こちらは沢沿いの急斜面に潜在ガレ場がチラホラ、しかし、伐採が入っているようだ。大がかりな林道造成がガレ場脇にも。ここはもう一回来て見よう。

 帰りに勝山温泉ゆうゆの割引券を持っていたので、行ってみようと券を良く見ると昨日から点検休業とのこと。またしても失意のまま帰る。
 スタンドに行って冬タイヤを頼むと、昨年買ってワンシーズンで履き潰してしまったことが判明。今度はメモと取っておいて、夏タイヤを履くようにしよう。

 折角天気がもったのに、イマイチの一日で終わってしまった。しかし、伊藤の沢の源頭部とは何処なのだろうか?というより、最近確認されているのだろうか?

 ネットで調べていたら、偶然オンネアンズ沢の書き込みを見つけた。この夏最初に確認された生息地も健在で、他の所でも生息確認したとのこと。とりあえず良かった。

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