点名 訓子別 エゾナキウサギ東限の山?のはずだったが・・・
- GPS
- 03:56
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 636m
- 下り
- 624m
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先週、ひがし大雪博物館で手に入れた文献「エゾナキウサギ分布東限域において新たに発見された生息地」をもとに、イマイチ何処か判らなかったナキウサギの東限の生息地へ。
前から持っていた資料の地図があまりにもアバウトなので、この論文の中の図を基に林道に入り、ヤマレコに載せるために近くの三角点のある凸、点名 訓子別 をサラッと登ってから、サラッと生息地を見つけ、早めに帰って新しい冬タイヤを付けてもらう予定だった。
置戸春日風穴の川向かいにあるというが、風穴のガレ場から見てもあまり山という感じがしないので、どうも今まで行く気にならなかった。
中腹を走る林道にはいると、林道脇にガレ場。しかし、フッキソウ(毒草)が多い。鹿の影響か?帰りに寄るつもりで先へ急ぐ。他、林道上にはそんな気配はなかった。
三角点の近くまで入る地図にない林道を見つけ、終点から出発。作業道を登り、もう少しという所で笹藪突入。だが、斜度が無く楽なはずなのに背の高く濃い笹藪にヘロヘロ。何でこんな所でこんな事をしているのだろうか?と後悔しながら、それでも止めるわけにはいかず、FieldAccessの三角点を目指して、到着。が、三角点が無い。辛うじて境界点の看板。此処は三角点ハンターの目的地にはなってないのか?笹藪の海に三角点を探す気にもならず、藪を漕いで下山。ヘロヘロで車へ。さっきのガレ場を目指す。
ガレ場脇に古い造林道があったので、少し歩いてみたが、ガレ場が消失して、藪も濃くなり戻る。
論文中のプロットに近い沢の脇に林道があったので、また歩いてみた。林道はどんどん上へ。論文中に沢の源頭部付近とあるが、沢の水は少し歩くと消えてしまった。延々と林道を歩き、笹の林床が延々と続く全く面白くない道。プロット近くを通るが、笹の海は変わらず。林道終点から笹を漕いでみたが、ガレ場が出そうな気配すらない。二つあった分岐も入ってみたが、サッパリ。失意のまま、ヘロヘロで車まで戻る。
何だかさっぱりなので、林道を南に抜け、更に下の林道を走ってみたが、ガレ場の予感すらなく、伊藤の沢の名前すら出てこない。仕方なく、論文中にあった新たな生息地、林班界の沢川に行ってみた。もう暗くなりかけ、ライトを付けて走ると、こちらは沢沿いの急斜面に潜在ガレ場がチラホラ、しかし、伐採が入っているようだ。大がかりな林道造成がガレ場脇にも。ここはもう一回来て見よう。
帰りに勝山温泉ゆうゆの割引券を持っていたので、行ってみようと券を良く見ると昨日から点検休業とのこと。またしても失意のまま帰る。
スタンドに行って冬タイヤを頼むと、昨年買ってワンシーズンで履き潰してしまったことが判明。今度はメモと取っておいて、夏タイヤを履くようにしよう。
折角天気がもったのに、イマイチの一日で終わってしまった。しかし、伊藤の沢の源頭部とは何処なのだろうか?というより、最近確認されているのだろうか?
ネットで調べていたら、偶然オンネアンズ沢の書き込みを見つけた。この夏最初に確認された生息地も健在で、他の所でも生息確認したとのこと。とりあえず良かった。
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