甲武信ヶ岳から埼玉県最高峰へ
- GPS
- 08:55
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,451m
- 下り
- 1,440m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 8:52
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
毛木平登山口(60台、無料) 登山口ナビ:毛木平登山口 https://tozanguchi-p.com/post-2967/ ・ 登山口までの道路状況 特に問題なし。 駐車場までのラスト800mくらいのみ未舗装路で、一部離合の困難な場所もありますが、それ以外は普通の道です(ただし川上村に入ってからは農耕車優先)。 ・ トイレ 毛木平登山口、十文字小屋(今回のルートでは甲武信小屋は経由していません) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 山と高原地図 記載エリア : 金峰山・甲武信(奥秩父) 標準コースタイム : 約8時間55分 標高 : 三宝山(2483.3m) 標高差 : 毛木平より(1050.3m) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
|
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感想
(1)
日帰りの場合は、基本土曜日に登って日曜日は次の週の勤務に備えたいと言う気持ちは、社会人なら気持ち的には理解して貰えるでしょうか?
ですが、今回は以前から計画(妄想)していた埼玉県最高峰に登るなら、日曜日の方が天気がいいと言うことで決行しました。
スタート地点は高原野菜発祥の川上村。
川上村では登頂証明書を発行してくれるらしい。
スタート時点でそこそこ標高も高く、登山口で既に菓子パンの袋が気圧の差でパンパン。
駐車場の奥が登山口ゲートです。
そこから10分ほどで最初の分岐に。
今回の計画では、千曲川・信濃川の源流を辿り、そこから甲武信ヶ岳を経由、更に埼玉県最高峰の三宝山を経由し、十文字小屋へ周回するルートです。
(2)
スタートから千曲川・信濃川の源流碑までは、アップダウンがあるけど沢沿いの癒し系の雰囲気で楽しいハイキングコースです。
途中、入渓しやすいポイントもたくさんあり、ナメ滝辺りから千曲川・信濃川の源流碑までは沢登りで行きたいなぁーッなどと思ってしまいます。
山と高原地図に記載ない渡渉点もたくさんあり、増水時は大丈夫か?と不安になりますが、立派な橋もあり大丈夫でした。
下山時には1箇所だけ、本当に渡渉しなくてはいけない処がありますが、現在の大雨により被害が各地で報道されている状態でも大丈夫だったので、さほど心配することもないかと思います。
ルートは、若干分かり辛い処もあるけど、赤テープしっかりあるので問題なし。
(3)
千曲川・信濃川の源流碑をすぎると、傾斜が少し急になりはじめて登山をしている雰囲気に。
暫く歩くと、大弛峠方面との分岐にでます。
気持ち的には、国師ヶ岳にも行きたい処。
※ もし、国師ヶ岳方面に行くなら笹本稜平の春を背負ってを読むことを激しくお薦めします。
映画では北アルプスが撮影地でしたが、原作では奥秩父が舞台となっています。
標高を稼ぐと、展望が広がり時折富士山も頭を見せたらしい。
岩場を超えると、すぐに日本百名山「甲武信ヶ岳」の山頂です。
(4)
ここでランチに。
お湯を注いで待つ間、本が好きな人ならいつかはたどり着くであろうレイ・ブラッドベリの「華氏451度」を。
カップラーメンを待つ、3分の間でも本を読みたい。
以前は、活字中毒と言われると不快だったが、今では褒め言葉だとしか思えない。
ここから、十文字小屋方面へと目指します。
ここから先は、初めてのルート。
今まで何度も甲武信ヶ岳へと登り、年明け最初のテント泊は毎回甲武信ヶ岳でしたが、ここから先は歩いた事がないんです。
三宝岩の分岐が何処にあるんだか?分からないうちに、三宝山の山頂に到着。
山頂標の右に、目立たないけど埼玉県最高峰との文字が。
ここから、鎖や梯子も増えてきます。
(5)
武信白岩山への分岐では、標識がテープで文字が隠されていました。
現在では登山禁止となっているエリアです。
標識がテープで文字が隠されている先には、×印が。
そして、山と高原地図では分かりづらいですが、標高2220m地点からは一旦鋭角に曲がります。
レタス畑を見下ろす結構な標高差。
今回は標高差で1000m超えですが、ここからの景観はそれを実感します。
予定通り、十文字小屋を経由。
ゴールして確認したら、万歩計は3万9千歩でした。
去年までなら、余裕で5万歩くらい歩いたのに ・・・ (泪)。
それにしても、これくらいで疲れを感じるなんて体力落ちたなーッと思う。
(6)
最近は、三密回避にマイナーな山が多かった。
今年に入ってから初の日本百名山は、甲武信ヶ岳でした。
しかし、本来の目的は甲武信ヶ岳ではなく、お隣の埼玉県最高峰の三宝山。
久しぶりの標高差1000m越えは、さすがに堪えましたが、時折青空も見え、一滴も雨に降られることもなく下山できたのは、有り難いことです。
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