養老公園からの笙ヶ岳 林道崩落の状況確認と、もみじ峠からの旧道探索
- GPS
- 06:35
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,076m
- 下り
- 1,073m
コースタイム
10:45 養老の滝
11:00 登山口
11:45 林道崩落地点
12:05 旧道分岐点 ※1
12:25 アセビ平(旧牧場)
12:30 もみじ峠
12:40 もみじ峠ベンチ(昼食) 13:30
13:35 笙ヶ岳分岐点
14:20 笙ヶ岳山頂 14:30
15:20 もみじ峠 ※2
15:30 旧道分岐点
15:35 分岐点近くのベンチ(おやつ) 16:00
16:15 林道崩落地点
16:40 登山口
16:45 養老の滝
17:00 公園駐車場
※1 往路は林道を通行
※2 復路は旧道を通行
天候 | 曇り時々晴れ&小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
滝上駐車場 平日500円 休日1,000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
滝上駐車場の管理小屋に入山、下山チェック表あり。 林道:大規模崩落地点が一箇所あり。道幅は人がひとり通れるほど。 他にも小規模崩落地点が数箇所あり。 旧道:急トラバース地点(崩落跡?)のロープ設置が一箇所。使わないと危険。 倒木、瓦礫で荒れてはいるが、一本道でわかりやすい。 |
写真
感想
前回の山行を終えた時点で、次回は原点回帰のつもりで登山デビューの地、養老へ行くと決めていました。
家から一時間以内で行ける養老公園。今は紅葉真っ盛りのはずです。
今回のターゲットは養老の滝から巡る養老山脈周回コース、三方山〜小倉山〜養老山〜笙ヶ岳・・・のはずでしたが、
心の緩みによる大幅な出発遅れにより急遽変更。
改めて、今回のターゲットはもみじ峠から辿る静寂の頂、笙ヶ岳です。
自宅から養老公園までの道は、高速渋滞も、急勾配も、荒れた林道も無縁。半年前にフィット号を手に入れて以来、
めっきり乗る機会が減ってしまったオンボロードスターを出動させることにしました。
たまにはこんな車で行く山登りもいいですね。
駐車場に到着。料金の300円を用意して・・・今日は無料!?こんな掻き入れ時に何と太っ腹なことでしょう。
今日は(も)出発が大幅に遅れているので急いで準備を整え、いざ出発!と思った矢先に綺麗に赤く染まった紅葉。
カメラ片手にウロウロしながらのスタートです。
登山口から笙ヶ岳まで一般的に使われるルートはアセビ平までの林道。
ところがこの林道、今年の夏に自然災害による大規模な崩落が起こり、通行止めになっているとの噂を聞いていました。
そこで滝上駐車場の管理の方に伺ったところ、人ひとりぐらいなら何とか通れるとのことでしたので、予定通り林道を行くことにしました。
止まっては写真を撮ってのスローペース、40分ほど歩いたところで問題の崩落地点に到着。かなりごっそりと持っていかれてます。
残された部分を速やかに通過、災害の怖さを再認識して先に進みます。
そろそろもみじ峠まで通じる旧道との分岐点があるはずなのですが・・・到着!アセビ平!
あぁ・・・やっぱり見逃してました。4月に続き、再びこの単調な林道を登りで制覇してしまいました。
まぁ今回は紅葉も楽しみながらの歩きだったので別に苦はありませんでしたけどね。
もみじ峠に到着し、お目当ての旧道を探します(詳しくは写真26、27を参照)。
それらしき道を確認後、少し進んだ場所に設置されたベンチで昼食をとります。
今回のメニューは缶詰のやきとりを使ったどんぶり。
手軽さとそれなりの美味しさはありましたが、やはり今回も冷たい風に邪魔されて思うように加熱が出来ず、
20分かけても熱々にはなりませんでした(辛うじて温かくはなったが3分で冷たくなった)。
昼食を終え、沢とも道とも言えないルートを歩いて笙ヶ岳を目指します。この辺、夏場はヤマビルの聖地なんだそうです。
笙ヶ岳への分岐点からは三方、小倉方面の遊歩道とは異なるトラバースの細道、左手は谷になっているので注意が必要です。
この先で、団体さん2グループとすれ違いました。笙ヶ岳、地味だけど意外に人気あるんですね。
炭焼き窯の跡を過ぎ、樹林を上って尾根を少し進むと到着、養老最高峰、笙ヶ岳山頂です。
登頂は今回で2度目。狭くて展望もあまり望めませんが、個人的には静かで結構気に入ってます。
さて、今回のもうひとつの目的、もみじ峠と林道を繋ぐ旧道の探索です。
往路で確認した道を進むとテープが巻いてあるので、ここで間違いなさそうです。
少し進んだところで右手にロープの設置。足場も悪く、左手はかなり下の方まで切れ落ちています。
この地点以外は特に問題なさそうです。この道を使うことで10〜15分の時間短縮が可能なことが分かりました。
コーヒー休憩をしたので時間は16時を過ぎてしまいました。辺りの山で鹿が鳴き始めています。
今の自分に可能な最速ペースで林道を下り、16時40分に登山口に到着。辺りはもう薄暗くなっています。
車に戻る前に菊水泉の場所を確認。孝行息子が汲んだ水が酒に変わったという、あの有名な湧き水の在り処です。
何回も訪れているにも関わらず、今までその場所を知りませんでした。
次回はぜひ、その水を持って養老の山を歩いてみたいと思います。
今回は己の怠慢で出発時間が遅れてしまい、笙ヶ岳のみの山行となってしまいましたが、次回は周回ルートがいいですね。
自分にとって一番身近な山ですから、これからも様々な楽しみ方を見つけて行きたいと思っています。
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