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Yamareco

記録ID: 244037
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

父と二人で富士登山(1986)

1986年08月02日(土) 〜 1986年08月03日(日)
 - 拍手
ベルクハイル その他1人
GPS
20:10
距離
8.1km
登り
1,360m
下り
1,370m

コースタイム

8/2 14:00新5合目−17:10 8合目(泊まれず下る)−17:50 7合目
8/3 1:30 7合目―6:30-7:00 富士山山頂ー10:10新五合目
天候 8/2 晴れ
8/2 晴れのち薄曇り
アクセス
利用交通機関:
電車
(行き)新居浜ー(夜行フェリー)−大阪ー(JR新幹線)−三島ー(バス)−新5合目
(帰り)新5合目ー(バス)−三島−(JR)―大阪−(夜行フェリー)−新居浜
予約できる山小屋
八合目池田館
9合目付近より、朝焼けが始まった
2012年09月30日 14:21撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:21
9合目付近より、朝焼けが始まった
朝焼けの空、下には雲海が広がっている
2012年09月30日 14:21撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:21
朝焼けの空、下には雲海が広がっている
山頂にて、南アルプスを望む。南部の赤石岳、荒川岳などが望めた
2012年09月30日 14:21撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:21
山頂にて、南アルプスを望む。南部の赤石岳、荒川岳などが望めた
山頂より、南ア北部の山なみを望む
2012年09月30日 14:21撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:21
山頂より、南ア北部の山なみを望む
山頂より、南ア北部と、その先にはうっすらと北アルプスの山並みが望めた、右には八ヶ岳
2012年09月30日 14:21撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:21
山頂より、南ア北部と、その先にはうっすらと北アルプスの山並みが望めた、右には八ヶ岳
山頂にて、影富士と、一緒に登った父の姿
2012年09月30日 14:21撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:21
山頂にて、影富士と、一緒に登った父の姿
帰りの新幹線の車中より、富士山を振り返る
2012年09月30日 14:21撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:21
帰りの新幹線の車中より、富士山を振り返る

感想

【山行NO 99】

※ 富士山は、山を始めたころ、1982年に一人で一度登っているが、
  今回、故郷に住む父親が登ってみたいというので、着いて行くことにした。
  休みが取れないので、自分は、土日を使い、四国から1泊2日の強行軍。

8月2日(土)
 ・前夜、四国を夜行フェリーで出発し、8/2朝に大阪着。
  そこから新幹線で父との待合場所、三島駅へと向かう。

10:20-11:30 三島駅
 ・前日からこちらにやってきていた父と駅で合流。
  とりあえず駅前で昼食をとったのち、五合目行きのバス乗り場に向かうが、バス待ちの行列ができていた。

13:40-14:00 富士宮口 新5合目
 ・すでに時間が午後に入っているせいで、5合目は霧の中。
  さっそく父と二人で登り始める。日差しがないので少し肌寒い中を登ってゆく。

17:10-20 8合目
 ・頑張って8合目までやってきたが、時間が遅いせいで山小屋は満員状態で泊まることができない。
  残念だがしかたないので、少し降りて下で泊まることにする。
17:50 7合目
 ・ここはまだ少し余裕があるみたいで、中に入ることはできたが、
  その後も続々と人が小屋の中に入ってくるので、座る場所がなくなり、
  満員電車のようにギューギューづめとなった。父と二人、体操座りの格好で丸くなっている。
  小屋に入ってだいぶ経ってから、ようやくレトルトカレーの夕食が出た。
  その後も結局、横になることもできずに、ずっと座ったままで夜を過ごす。
  自分もこんなに混雑した山小屋は初めてでびっくりしたが、さすがに父も不愉快そうだ。

8月3日(日)
1:30 8合目 発(気温=3℃)
 ・まだ夜中というべき時刻で、ほとんど寝てもいないが、小屋の中に入る人は出発してくれ、
  と、小屋の人が言うので、しかたかく外にでて山頂へと出発する。
 ・外に出ると、驚いたことに、小屋の中にも入れなかった人たちが、
  小屋の周辺で震えながら、待っている。
  我々小屋組が出発したのち、小屋の外に待機していた人たちが、
  代わりに小屋の中に入って休憩するようだった。
  なんとも恐ろしい富士山の混雑ぶりで、さすがにだいぶあきれた。
  
 ・登山道は夜中にもかかわらず、5合目から夜を徹して登ってくる人たちも多くて、だいぶ行列状態となっている。
  我々もヘッドランプを着けて、行列の一員となり、ゆっくりと登高する。
 ・今晩は、上空は良く晴れていて星空なのが救いだ。たまに流れ星も見えて、夜空はなかなか美しい。
 ・この時間での出発だと山頂で日の出を迎えられるかと思っていたが、
  行列の進み具合がのろく、結局9合目手前で日の出を迎えた。
  それほどでもなかったが、少しは朝焼けの空を見ることができた。

6:30-7:30 富士山山頂(気温=+1℃)
 ・ようやく山頂に到着。
  今日は前回とはちがい、天気も良好で視界も良い。
  最高点の剣ヶ峰へも父と二人で登り、周辺の山々を眺める。
  南アルプスの大山脈が、眼下に見えるのもさすがに富士山だな、と感じる。
  遠くには八ヶ岳、北アルプスも見えたし、北東方向は、
  関東平野を隔てて、谷川連峰あたりだろうか、関東北部の山々まで見えた。
  また、西の方には、影富士が大きく広がっていた。
  さすがに標高が高いだけあって、展望だけは一級品だ。

 ・一通り展望を堪能した後は5合目に向かって一気に下る。
  自分は快調に下れたが、寝不足のせいか父は少し体調が悪いようで、ゆっくり下ってゆく。

10:10-11:50 新5合目

 ・あとはバスで再び三島に戻り、父と2人で新幹線に乗る。
  自分は大阪で下車、父はそのまま故郷の九州へと向かっていった。

 ※後記;自分としては軽い1泊2日の山のつもりだったが、山小屋でほとんど
  寝れなかったのが利いたのか、翌日は体調が良くなく、風邪なのか熱まで出るしまつだった。

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