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Yamareco

記録ID: 244586
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ハイキング
甲信越

粟ヶ岳(北五百川から往復)、山麓の紅葉は見事も、半袖隊長、頂上部で寒さに震える

2012年11月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:45
距離
12.0km
登り
1,204m
下り
1,192m

コースタイム

9:18一合目(頂上まで残り5,472M)-
9:36二合目=鉄橋(同4,657M)-
9:43元堂-
9:50大ぶなの木-
10:00三合目(同3,726M)-
10:19四合目=粟石跡(同3,355M)-
10:46薬師の水場-
10:58五合目=粟薬師奥の院(同2,890M)-
11:22六合目=天狗の水場(同2,220M)-
11:53七合目(同1,570M)-
12:16八合目(同735M)-
12:18午の背-
12:35九合目(同319M)-
12:50十合目=頂上13:50-
15:04五合目=粟石跡(一合目=登山口まで残り2,582M)
16:00一合目=登山口
天候 曇(稜線上ではやや強風)
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
★燕三条駅からレンタカーにて移動
☆北五百川登山口駐車場(舗装)には20台程度可能かつ簡易トイレの設置あり
コース状況/
危険箇所等
■登山ポスト:登山口に設置あり。
◆道の状況:スタート直後の滝の通過に気をつけましょう。
     鎖場は二ヶ所ありますが、いずれも難易度は低いです。
     午(うま)の瀬も、慎重に渡れば問題なしです。
◇温泉:加茂美人の湯(通常700円、17時以降は600円)にて入浴しました。
   とても立派な施設です。
http://www.city.kamo.niigata.jp/section/kouryu/index.htm
□飲食店:新潟市内のビジネスホテルに移動のため、寄っている時間がありませんでした。
登山口に向かう途中で。
まだ晴れていました。
登山口に向かう途中で。
まだ晴れていました。
いい形をしていますね。
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いい形をしていますね。
「いい湯らてい」を左折して農道に進みます。
「いい湯らてい」を左折して農道に進みます。
八木ヶ鼻の大岸壁。
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八木ヶ鼻の大岸壁。
この看板で左折。橋を渡ります。
この看板で左折。橋を渡ります。
駐車場。朝9時頃です。
駐車場。朝9時頃です。
登山口。
一合目。
暫くは林道歩き。
暫くは林道歩き。
地面も黄葉。
もちろん木々も黄葉。
もちろん木々も黄葉。
ここから山道に入ります。
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ここから山道に入ります。
この小滝を先に進みます。
足元には十分注意しましょう。
この小滝を先に進みます。
足元には十分注意しましょう。
二合目の鉄橋を渡ります。
二合目の鉄橋を渡ります。
猿飛の滝。
猿も飛んで渉るからでしょうか?
猿飛の滝。
猿も飛んで渉るからでしょうか?
ここを渉ります。
ここを渉ります。
落ち葉がぎっしり。
落ち葉がぎっしり。
元堂。
ここ以降は女人禁制だったとあります。
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元堂。
ここ以降は女人禁制だったとあります。
鮮やかな黄色です。
鮮やかな黄色です。
大ぶなの木です。
大人3人で手をつなげるか・・・との幹の太さです。一人でやってみた結果です。
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大ぶなの木です。
大人3人で手をつなげるか・・・との幹の太さです。一人でやってみた結果です。
こんな若いぶなも。
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こんな若いぶなも。
三合目の八汐尾根。
三合目の八汐尾根。
ぶなに囲まれます。
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ぶなに囲まれます。
赤や黄色や緑が鮮やか。
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赤や黄色や緑が鮮やか。
これも同じく鮮やか。
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これも同じく鮮やか。
三名の由来となった粟石があった四合目。
昭和39年の新潟地震で、沢に転げ落ち、今はありません。
三名の由来となった粟石があった四合目。
昭和39年の新潟地震で、沢に転げ落ち、今はありません。
綺麗ですね。
足元は松葉の黄色です。
足元は松葉の黄色です。
守門岳が見えてきました。
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守門岳が見えてきました。
これは赤い!
この大きな岩を越えると・・・
この大きな岩を越えると・・・
素晴らしい眺めが待っていました。
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素晴らしい眺めが待っていました。
先ほどの守門岳方面。
先ほどの守門岳方面。
この先に薬師の水場があります。
沢水です。
この先に薬師の水場があります。
沢水です。
パイプが通してありました。
パイプが通してありました。
ぶなの林を通り抜けると・・・
ぶなの林を通り抜けると・・・
五合目。
粟薬師奥の院が右。
左は避難小屋です。
五合目。
粟薬師奥の院が右。
左は避難小屋です。
暫くすると「ぶなの道」と出会います。
暫くすると「ぶなの道」と出会います。
確かにぶなの道の延長線上ですね。
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確かにぶなの道の延長線上ですね。
が、次第に紅葉・黄葉はなくなり、落葉した木が増えてきました。
が、次第に紅葉・黄葉はなくなり、落葉した木が増えてきました。
鎖場も二箇所ありますが、特に危険ではありません。
鎖場も二箇所ありますが、特に危険ではありません。
六合目である天狗の水場に到着。
先を急ぐため、下山時に寄ってみました。
六合目である天狗の水場に到着。
先を急ぐため、下山時に寄ってみました。
右が米山、左が黒姫山。
その前衛は鋸山でしょうか。
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右が米山、左が黒姫山。
その前衛は鋸山でしょうか。
ズームアップして、新潟の街並み。
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ズームアップして、新潟の街並み。
弥彦山です。
このどれが頂上なのか・・・。
正解は右端のピークです。
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このどれが頂上なのか・・・。
正解は右端のピークです。
反対側に長い滝が見えました、
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反対側に長い滝が見えました、
一部に葉が残るもほとんどは落葉しています。
一部に葉が残るもほとんどは落葉しています。
ようやく七合目!
ようやく七合目!
まだまだ遠いですね、頂上。
まだまだ遠いですね、頂上。
でも随分と標高は上がってきました。
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でも随分と標高は上がってきました。
やっと八合目です。
やっと八合目です。
先のルートが見えています。
先のルートが見えています。
午の背。
痩せた尾根ですが、慎重に歩けば問題なしです。
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痩せた尾根ですが、慎重に歩けば問題なしです。
通り過ぎて振り返ります。
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通り過ぎて振り返ります。
歩いてきたルートが分かります。
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歩いてきたルートが分かります。
やった〜、九合目です。
ここだけ道標が壊れていました。
雪の重みでしょうか?
やった〜、九合目です。
ここだけ道標が壊れていました。
雪の重みでしょうか?
反対側の川内の山々が望めます。
反対側の川内の山々が望めます。
右が御神楽岳でしょうか?
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右が御神楽岳でしょうか?
あと少し。
急坂を登ります。
あと少し。
急坂を登ります。
ようやく、ようやく、到着。
入れ替わりに四人パーティーが下山されたため、他にはお一人だけ頂上にいらっしゃいました。
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ようやく、ようやく、到着。
入れ替わりに四人パーティーが下山されたため、他にはお一人だけ頂上にいらっしゃいました。
方位版があります。
方位版があります。
誰もいなくなって寂しい頂上です。
誰もいなくなって寂しい頂上です。
麓の集落です。
ここから登って来ました。
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麓の集落です。
ここから登って来ました。
ズームアップしましたが、奥は越後三山ではないかと思われます。
こんなに積雪があるんですね。
先週、中ノ岳で撤退したのは当たり前だと思い知らされました。
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ズームアップしましたが、奥は越後三山ではないかと思われます。
こんなに積雪があるんですね。
先週、中ノ岳で撤退したのは当たり前だと思い知らされました。
弥彦山の向うは佐渡島です。
弥彦山の向うは佐渡島です。
守門岳。
御神楽岳?
一本岳。
倒れた案内板に往復80分と書いてあった記憶。
一本岳。
倒れた案内板に往復80分と書いてあった記憶。
と、左奥に会津磐梯山?
と、左奥に会津磐梯山?
会津磐梯山?をズームアップ!
会津磐梯山?をズームアップ!
飯豊連峰と思われます。
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飯豊連峰と思われます。
白山方面です。
ここから歩いてきた方が、私の後に登ってこられました。
白山方面です。
ここから歩いてきた方が、私の後に登ってこられました。
米山(右)に鋸山(左)かな?
米山(右)に鋸山(左)かな?
守門岳(右)と浅草岳(左)の間に越後三山?
守門岳(右)と浅草岳(左)の間に越後三山?
ここを下ります。
ここを下ります。
ズームアップすると先に下山開始された方の姿を確認。
ズームアップすると先に下山開始された方の姿を確認。
七合め近くの展望台から。
登っている際には全く気付きませんでした。
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七合め近くの展望台から。
登っている際には全く気付きませんでした。
天狗の水場に寄りました。
天狗の水場に寄りました。
1時間ほどで中間地点の五合目に到着。
まだまだ先は長い!
1時間ほどで中間地点の五合目に到着。
まだまだ先は長い!
ちょうど午後4時に下山。
残っていたクルマは吾輩の一台だけ。
ちょうど午後4時に下山。
残っていたクルマは吾輩の一台だけ。
「美人の湯」立派な建物でした。
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「美人の湯」立派な建物でした。

感想

 2年前の10月に浅草岳・守門岳に登った折の頂上からの展望で気になったのが粟ヶ岳です。
 形の良さが印象に残っており、地元ハイカーの方の「長い山=時間がかかる山」だと言われたことをよく覚えていますが、実際に登ってみて、本当でした。
 ガイド本(新潟県の山、2010年版)に拠れば、「歩行時間4時間30分、累積標高差1,230M」と紹介されているのですが、吾輩の場合は「5時間40分=登り3時間40分+下り2時間」もかかっており、頂上までが遠かった・・・というのが実感です。

 しかし、山麓から五合目辺りまでは紅葉+黄葉が素晴らしく、四合目を過ぎ、薬師の水場の直前にある岩場を上がったところで、急に「ドバッ!!!」と視界が開け、山麓の鮮やかな紅葉+黄葉が目に飛び込んで来た時には、思わず唸り声を上げてしまうほど、それはそれは絶景が広がっていました。

 当日は、朝こそ晴れ間がありましたが、登り始める頃には曇りがちとなり、五合目を過ぎてからは風も強くなりました。
 スタートが、当日の登山者の中で最も遅く、途中ですれ違う下山者から「頂上は寒い、風が冷たい」との声を聞いていました。
 ようやく頂上に到着したのは午後1時。確かに寒くて、昼食なんて食べてられない!と感じましたが、一人だけいらっしゃった先人から「そこの陰で食べると風がしのげる」と教えていただいた場所で、結局、湯も沸かしてカップ麺まで食べました。

 曇っている割には頂上からの眺めはよく、弥彦山はもちろんのこと、米山・黒姫山・鋸山の低山の面々、守門岳・浅草岳とその向こうには越後三山、方角を変えれば、御神楽岳を始めとする川内の山々、そして飯豊の山々・・・。
 新潟市の街並みも識別できました。
 結局、寒い、寒いと言いながらも頂上には1時間も滞在していました。
下りはひたすら下り、ガイド本とほぼ同じ時間で降りてきましたが、もちろん駐車場には、吾輩のクルマだけポツンと一台残っていました。

 新潟市内に向かう途中で「美人の湯まで1KM」との標識を見つけたので寄ってみましたが、あまりに立派な施設に驚くと共に、維持費が掛かりすぎているのでは?と老婆心ながら心配になりました。


 翌日は御神楽岳に登るつもりでしたが、小雨が降り止まず断念しましたが、前日の弥彦山と共に、新潟の山の素晴らしさを改めて認識した二日間の山行となりました。

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