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Yamareco

記録ID: 24485
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越

展望の山、岩と花の山、大源太山へ

2002年05月30日(木) [日帰り]
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tanigawa その他1人
GPS
--:--
距離
5.8km
登り
871m
下り
865m

コースタイム

東京・西多摩の自宅(6時02分発)車→圏央道・関越道→湯沢インター(8時19分)→登山口の標柱から大源太林道へ→登山口(標高732メートルの林道終点、8時45分着、車10台ほどおけるスペース)

登山口(9時12分)→第一渡渉地点(標高781メートル、9時25分)→第二渡渉地点(標高847メートル、9時46分)→支尾根を急登→西尾根に出合う(1264メートル、10時52分) →大源太山頂(11時43分着、同56分発)→第二渡渉地点(13時14分着、同28分発)→登山口(13時54分着)

登山口(14時03分発)車→東京・西多摩の自宅(16時46分着)
天候 晴れ
アクセス
コース状況/
危険箇所等
 「上越のマッターホルン」という個性的な愛称がつけられている大源太山(だいげんたさん、1588メートル)に、越後湯沢側から往復で登ってきました。新緑と残雪が輝く季節のうちに、と好天を待っていたのですが、今日はなんとか午後まで天気がもちそうだったので、出かけました。

 詳しい記録は、こちらに。
http://trace.kinokoyama.net/josinetu/daigenta020530.htm
北沢沿いの登山道の拡大図。
赤い軌跡はGPSのトラックログで、左上の起点が登山口(駐車場)。
25000分の1地形図では、北沢の右岸に点線のトレースがある。
実際にはGPSの赤い軌跡が示すように、道は北沢を渡渉して、左岸を行く。
2度目の渡渉で右岸に渡り帰してからも、実際の登山道は枝沢(ムラキ沢)をすぐに離れ、支尾根へ直上するように登る。
北沢沿いの登山道の拡大図。
赤い軌跡はGPSのトラックログで、左上の起点が登山口(駐車場)。
25000分の1地形図では、北沢の右岸に点線のトレースがある。
実際にはGPSの赤い軌跡が示すように、道は北沢を渡渉して、左岸を行く。
2度目の渡渉で右岸に渡り帰してからも、実際の登山道は枝沢(ムラキ沢)をすぐに離れ、支尾根へ直上するように登る。
ルートの全体図
湯沢町の旭原から望む、大源太山
湯沢町の旭原から望む、大源太山
タニウツギ
タムシバ
北沢の2度目の渡渉点。左岸から右岸へ渡り返します。ロープあり。
北沢の2度目の渡渉点。左岸から右岸へ渡り返します。ロープあり。
ムラサキヤシオ
弥助尾根(西尾根)に上がって、大源太山を眺める。
元気が良ければ近く見えるが・・・。
弥助尾根(西尾根)に上がって、大源太山を眺める。
元気が良ければ近く見えるが・・・。
10人くらいなら、休める広さがある山頂
道標の右下が、登ってきた弥助尾根コース。
後方は谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳方面
10人くらいなら、休める広さがある山頂
道標の右下が、登ってきた弥助尾根コース。
後方は谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳方面
左はしの巻機山から、右はしは朝日岳、笠ヶ岳への稜線
左はしの巻機山から、右はしは朝日岳、笠ヶ岳への稜線
平ヶ岳が、鞍部(檜倉乗越)の彼方にうっすらと見えた

平ヶ岳が、鞍部(檜倉乗越)の彼方にうっすらと見えた

至仏山が、大烏帽子山の左に見えた
至仏山が、大烏帽子山の左に見えた
大源太山頂から、南〜南西方面
大源太山頂から、南〜南西方面
七ツ小屋山

感想


 印象と感想。
 1)ふもとの旭原の集落から大源太山を見上げると、尾根筋にはもう雪はまったくなし。双眼鏡でチェックしたうえで、もしもと思って用意してきた残雪用の装備はすべて車に置いて、軽装備(スパッツも不用)で往復しました。もう一つ心配していた2度の渡渉も雪融けの増水はおさまり、道が不明瞭なところが少しあっただけで、大丈夫でした。
 山頂手前の西尾根は、北側はずっと断崖で、一部、南面もやせている場所があります。転倒にさえ注意すれば、むずかしいところはありませんでした。

 2)登り下りの効率がたいへんいい山です。沢を離れ支尾根にとりついからは、緩い部分はわずかでぐんぐん高度を上げていきます。
その分、時間はくわずに往復できました。

 3)展望も高度をあげるにつれ、ぐんぐん広がります。谷川連峰と湯檜曽川源頭の山々、巻機山、平ヶ岳、至仏山、苗場山などが望めました。でも今日は霞みが多い天気で、苗場山も霞んでいました。妙高など遠望はほとんどだめで、もちろん佐渡も見えず。

 4)GPS12でトラックログをとって往復したところ、25000地形図の登山道のラインはかなり間違っています。1161メートルの支尾根の上部に出るまで、全然別のルートをたどりました。
 25000地形図では登山道は大源太川源流の北沢の右岸(上流から見て)に引かれています。実際には、登山道は第一渡渉地点で左岸に渡り、第二渡渉地点で右岸に渡り返します。そこから先も、地形図とは違って登山道は枝沢をすぐ離れ、支尾根にむかって急登。支尾根の1166メートル地点で地形図の登山道にようやく合流します。
 地形図の道がこれほど長い区間にわたって違っているのもめずらしい。

 5)春から初夏にむかう花の季節を迎えていました。タムシバ、ムラサキヤシオ、ガクアジサイ、アズマシャクナゲ、イワカガミ、ミソガワソウ似の花、ハルリンドウその他。

 6)山菜はいろいろ出会いました。そのうち○シア○ラの木はとてもいっぱい。たくさん写真を撮りました。(資源涵養のため一部伏字)

 7)平日のせいでしょうか。往復の行程で、私たち夫婦以外、誰にも会わない山道でした。

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コメント

北沢の渡渉について
 その後、同じ時期にこの山に登りましたが、北沢は雪解けの水量が多く、徒渉は可能でしたが、状況次第という状態でした。

 1回目の徒渉地点では、橋が流されていて、幅7メートルの急流を渡りました。
 
 2回目は、幅はより狭いものの、流れは急でした。

 補助ザイルをもっていく、そして、徒渉用に足を保護するスポーツシューズを別に持っていくと、いいと思います。
2008/1/22 7:11
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