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Yamareco

記録ID: 245333
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ハイキング
丹沢

宝尾根〜幕岩(鳥屋待沢)〜大山三峰〜惣久尾根

2012年11月16日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:49
距離
8.5km
登り
1,157m
下り
1,166m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

08:10 路肩スペース
09:55 777m
11:10 鳥屋待沢
11:20 幕岩
13:05 七沢山
13:20 三峰山
14:15 惣久尾根下降点
15:45 権現橋
15:50 路肩スペース
天候
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
ヒル嫌い世界一のknot。
ヒル一掃大作戦参謀補佐・・・のようなものknot。
「昼の憩い」を聴かなくなって久しいknot。
「昼下がりのジョニー」に恋してしまったknot。

このあたりもやっと大手を振って歩けます。

●宝尾根の取付

鳥屋待沢に架かる権現橋からすぐの処にある。注意をすれば尾根末端手前に「清川 宝の山」の標柱が目に入る筈である。適当な所を登っていく。
●宝尾根の取付

鳥屋待沢に架かる権現橋からすぐの処にある。注意をすれば尾根末端手前に「清川 宝の山」の標柱が目に入る筈である。適当な所を登っていく。
●512m付近

300m登ると一息できそうな恰好の場所に着く。
全然関係ないけど、なぎら健壱のデビューアルバム「万年床」にあの高中正義がベースで参加してたの知ってた?何年か前、なぎらの冠ラジオ番組「あの頃のフォークが聴きたい」の中で言ってたよ。
●512m付近

300m登ると一息できそうな恰好の場所に着く。
全然関係ないけど、なぎら健壱のデビューアルバム「万年床」にあの高中正義がベースで参加してたの知ってた?何年か前、なぎらの冠ラジオ番組「あの頃のフォークが聴きたい」の中で言ってたよ。
●相州アルプス

まん中に経ヶ岳、すぐ右に華厳山。
●相州アルプス

まん中に経ヶ岳、すぐ右に華厳山。
●モミの大木

怪しいオジさんの影と比べていただきたい。どうだ、まいったか!?
大山周辺にはモミの木が多い。
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●モミの大木

怪しいオジさんの影と比べていただきたい。どうだ、まいったか!?
大山周辺にはモミの木が多い。
●広い尾根

730m付近。宝尾根で一番のお気に入りの場所だ。
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●広い尾根

730m付近。宝尾根で一番のお気に入りの場所だ。
●P777m

展望はない。ここから尾根を外れて鳥屋待沢に下りていく。
●P777m

展望はない。ここから尾根を外れて鳥屋待沢に下りていく。
●急峻なヤセ尾根

ザレて滑りやすい。若いアナタだったら屹度こう言うだろう。「これ、ヤバクねぇ?」
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●急峻なヤセ尾根

ザレて滑りやすい。若いアナタだったら屹度こう言うだろう。「これ、ヤバクねぇ?」
●これでもタマネギ石

よく見られる外側の殻がとれて、中の核が飛び出すように風化したもの。不安定なうえボロボロ。この尾根の特徴。
●これでもタマネギ石

よく見られる外側の殻がとれて、中の核が飛び出すように風化したもの。不安定なうえボロボロ。この尾根の特徴。
●鳥屋待沢右俣の滝

ここはこれから進む左俣の出合でもある。今日はピンポイントでここに下りる。前回はやや下流だったが、いずれにせよ末端では少し手こずると思う。

●鳥屋待沢右俣の滝

ここはこれから進む左俣の出合でもある。今日はピンポイントでここに下りる。前回はやや下流だったが、いずれにせよ末端では少し手こずると思う。

●PS・幕岩

二俣からいくつか小滝を越えながら10分も歩くと、今日の目玉「幕岩」に着く。一枚岩の自然が織りなす造形の神秘には心底あきれて、もといッ! 感心して見いってしまう。
knotはこの幕岩を丹沢のPS(パワースポット)に認定しよう。文句あっか?
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●PS・幕岩

二俣からいくつか小滝を越えながら10分も歩くと、今日の目玉「幕岩」に着く。一枚岩の自然が織りなす造形の神秘には心底あきれて、もといッ! 感心して見いってしまう。
knotはこの幕岩を丹沢のPS(パワースポット)に認定しよう。文句あっか?
●幕岩(上から)



●F5-10m

スラブの滝。水流の左をとる。今日は沢靴は用意してこなかったが、水流は細く濡れることもないので豊富なホールドを頼りに慎重に登っていった。見た目ほどは滑らない。
●F5-10m

スラブの滝。水流の左をとる。今日は沢靴は用意してこなかったが、水流は細く濡れることもないので豊富なホールドを頼りに慎重に登っていった。見た目ほどは滑らない。
●上から覗く

今日、唯一のワンダーランド。おいしくいただきました。
●上から覗く

今日、唯一のワンダーランド。おいしくいただきました。
●三個のCS

チョックストーンが三個はさまっている。ついつい上を向いてしまう。
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●三個のCS

チョックストーンが三個はさまっている。ついつい上を向いてしまう。
●二俣

ここは左を行く。鳥屋待沢左俣本線は右だが、脇道は妙に気になるもの。いつものスケベー根性を出して、本能の導くまま裏街道を突っ走る。
●二俣

ここは左を行く。鳥屋待沢左俣本線は右だが、脇道は妙に気になるもの。いつものスケベー根性を出して、本能の導くまま裏街道を突っ走る。
●トイ状の小滝

夏場はいかにもヒルがでそうなところ。
●トイ状の小滝

夏場はいかにもヒルがでそうなところ。
●源頭部、詰めの急斜面

大山三峰への登山道をはじめ、周辺の稜線はすべて両脇が鋭く落ち込んだヤセ尾根だ。そこへかけ上がる斜面、上を見上げるのもシンドイが、登るのはもっとシンドイ。
●源頭部、詰めの急斜面

大山三峰への登山道をはじめ、周辺の稜線はすべて両脇が鋭く落ち込んだヤセ尾根だ。そこへかけ上がる斜面、上を見上げるのもシンドイが、登るのはもっとシンドイ。
●宝尾根から相模湾

詰め登った場所は、沢へ下降し始めた777mからわずか100m七沢山へ寄った尾根の上だった。つまり、ここの100mに2時間40分掛けたわけだ。
●宝尾根から相模湾

詰め登った場所は、沢へ下降し始めた777mからわずか100m七沢山へ寄った尾根の上だった。つまり、ここの100mに2時間40分掛けたわけだ。
●七沢山

ひとっきし、滑りやすいヤセ尾根を登っていくと、やがて前方にこんもりとした頂が見えてきた。七沢山山頂だ。ここは宝尾根の終着駅でもある。右へ行けば三峰山、左を下れば境界尾根(大小屋ノ沢右岸尾根)へと繋がる。
●七沢山

ひとっきし、滑りやすいヤセ尾根を登っていくと、やがて前方にこんもりとした頂が見えてきた。七沢山山頂だ。ここは宝尾根の終着駅でもある。右へ行けば三峰山、左を下れば境界尾根(大小屋ノ沢右岸尾根)へと繋がる。
●セラドン石を含む岩

三峰山を越えた登山道で見つけたが、セラドン石はこの山域ではそう珍しいものではない。
丹沢の宝石とも言われる。大山に源を発する玉川の「玉」は、美しい緑色のセラドン石からきているらしい。玉=翡翠の代用としてもおかしくない位貴重な石だったのだろう。
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●セラドン石を含む岩

三峰山を越えた登山道で見つけたが、セラドン石はこの山域ではそう珍しいものではない。
丹沢の宝石とも言われる。大山に源を発する玉川の「玉」は、美しい緑色のセラドン石からきているらしい。玉=翡翠の代用としてもおかしくない位貴重な石だったのだろう。
●惣久尾根への取付

以前、惣久尾根を登って来たときは北峰のやや北東寄りの登山道に合流したが、逆コースで下ろうとするとその分岐点がイマイチはっきりしない。人の記憶なんていい加減なものだ。今回はモミの木ある顕著なピークから下ることにした。
●惣久尾根への取付

以前、惣久尾根を登って来たときは北峰のやや北東寄りの登山道に合流したが、逆コースで下ろうとするとその分岐点がイマイチはっきりしない。人の記憶なんていい加減なものだ。今回はモミの木ある顕著なピークから下ることにした。
●炭窯跡?

尾根を下る途中で見つけたが、この勾配でよく作業ができるな、と思う位急な斜面に造られていた。昔、惣久尾根の東西につけられた径路は、炭の運び出しに使われたらしい。その径路も今は歩かれた形跡は薄い。
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●炭窯跡?

尾根を下る途中で見つけたが、この勾配でよく作業ができるな、と思う位急な斜面に造られていた。昔、惣久尾根の東西につけられた径路は、炭の運び出しに使われたらしい。その径路も今は歩かれた形跡は薄い。
●尾根を分ける

尾根は真っ直ぐ東へ伸びているが、モミの木の向こうにある鹿柵を越えて右(南西)の斜面を下りていく。20分も下ると径路が現れる。
●尾根を分ける

尾根は真っ直ぐ東へ伸びているが、モミの木の向こうにある鹿柵を越えて右(南西)の斜面を下りていく。20分も下ると径路が現れる。
●権現橋

昼食もとらず、行動食だけで遊び呆けた今日の山歩きも、谷太郎川林道の鳥屋待沢出合に着いて無事終えることができた。森の中は4時少し前だというのに、秋の夕暮れがつるべ落としで迫っていた。

●権現橋

昼食もとらず、行動食だけで遊び呆けた今日の山歩きも、谷太郎川林道の鳥屋待沢出合に着いて無事終えることができた。森の中は4時少し前だというのに、秋の夕暮れがつるべ落としで迫っていた。

感想

ヒルが活動休止に入った今、
鳥屋待沢を遡行してもよかったが、
濡れて寒い思いをするのも嫌なので、
777mから源頭へ下りてパワースポット幕岩を見に行った。

それにしても、
最後の詰めの急斜面には難儀したわ。

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