天人峡から化雲岳・五色岳(ヒサゴ沼泊)

2020年07月24日(金) 〜 2020年07月25日(土)

• GPS: 34:06
• 距離: 33.2km
• 登り: 1,909m
• 下り: 1,890m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:51
• 休憩: 0:11
• 合計: 10:02

5:24 天人峡登山口
6:22 6:29 滝見台
8:48 8:48 第一公園
14:14 14:18 化雲岳
14:33 14:33 ヒサゴ沼分岐
15:26 ヒサゴ沼避難小屋

2日目

• 山行: 9:29
• 休憩: 0:58
• 合計: 10:27

4:45 ヒサゴ沼避難小屋
5:37 5:38 ヒサゴ沼分岐
6:51 7:32 五色岳
8:42 8:55 化雲岳
12:33 12:34 第一公園
14:27 14:28 滝見台
15:09 15:10 天人峡登山口
15:12 ゴール地点

天候

1日目:曇り、小雨
2日目:曇り、晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・天人峡〜第一公園
急登とぬかるんだ道で蚊が多い。

・第一公園〜第二公園
第一公園は木道だが、その後は水の流路となった泥の道が続く。蚊は多い。

・第二公園〜化雲岳
泥の道を過ぎるとハイマツ帯を通り、足場は乾いてく る。このあたりで蚊が少なくなる。小化雲岳の近くからお花畑が出始める。

・化雲岳〜ヒサゴ沼
ヒサゴ沼まで東側のルート(トムラウシの分岐がある方向)を進む。木道は比較的新しい。一部雪渓が残る。

・ヒサゴ沼分岐〜五色岳
前半は木道、後半はハイマツとササの間を抜ける。高低差は少なく快適。

＊防虫対策(防虫ネットや蚊取線香など)は必須。
虫除けスプレーぐらいでは刺されまくりです。
長袖、軍手の上から多数刺されました。

その他周辺情報

温泉:登山後に天人峡のしきしま荘で日帰り入浴を予定していましたが、15時半ごろに入館したところ混雑をしていて順番待ちとなっていました。そのため、旭川の御料乃湯(600円、石鹸類あり)で入浴。

携帯電話:化雲岳頂上で電波あり(docomo、au)。

写真

7/24 5:05

天人峡公共駐車場に駐車しました。朝5時でガラガラです。

7/24 5:07

天人峡の登山口にトイレはありません。

7/24 5:12

入山届を書き出発です。
私たちより前は4時台に1人が入っているだけでした。

7/24 5:31

スタートは霧の中。

7/24 5:43

こんな時はお花で癒されよう。
北海道では見たことが無かったホトトギス。タマガワホトトギスに似ているけど、図鑑では北海道に分布はしていない。新種発見か！？笑

7/24 6:03

アリドウシランがたくさんいました。友人はこれを「飛んでいる小さいタコ」という。

7/24 6:12

羽衣の滝までは急騰が多いです。
往路では滝は見えませんでした。
最初からとにかく蚊が多く、防虫対策が大切です。

7/24 6:12

登山道のほとんどは草刈りがなされていました。ありがとうございます。

7/24 7:17

霧の日が似合うギンリョウソウ。

7/24 8:35

第一公園は木道があります。濡れている木道は滑るので気をつけながら進みます。

7/24 8:35

チングルマも

7/24 8:35

エゾカンゾウもびしょびしょ。

7/24 8:42

ツルコケモモは盛り。

7/24 8:53

エゾウサギギクも盛り。

7/24 9:23

第一公園を過ぎると泥の道が始まります。

7/24 10:06

この程度の水たまりはいい方です。

7/24 10:12

ササが覆い被さっていて道が見にくいところがあるので要注意。

7/24 10:13

うっかりすると深い水溜まりに足をドボンします。いやはや、蚊と泥の道との戦いです。

7/24 10:28

そんな時は花を愛でる。
花びらがウェットになってしまったモミジカラマツ。

7/24 11:01

お気に入りのリンネソウに気持ちを上げてもらおう。

7/24 11:02

泥の道を抜けてハイマツが多くなると高山性の花が増えてきました。

7/24 11:19

イワイチヨウの絨毯。

7/24 11:21

ベッピンさん。

7/24 11:33

チシマツガザクラの林に入れそう。

7/24 11:34

コマクサも多かったなぁ。

7/24 12:53

ガスの上に出できたでしょうか。
天気が良くなってきた気配です。

7/24 12:58

7/24 13:00

青い空も見えてきました。

7/24 13:54

今日のピーク、化雲岳が見えてきました。

7/24 14:11

化雲岳到着です。
真っ白…

7/24 14:12

化雲岳より、雲の間から覗き見る大雪の谷。ここでお会いした男性が化雲岳は雲の化身だね、と言っていました。なんて素敵な表現でしょうか。

7/24 14:19

さあヒサゴ沼に向かおう。

7/24 14:27

青い空、ワクワク。

7/24 14:34

7/24 14:42

雪渓が溶けたばかりのところにはチングルマが広がっていました。

7/24 14:48

ヒサゴ沼が見えてきました。

7/24 15:13

ヒサゴ沼に下りきる前に雪渓の融雪水を汲んでおきます。

7/24 15:52

ヒサゴ沼に到着。この日は10張くらいのテントがありました。小屋にも何組か宿泊者がいたようです。
トイレは二つあり、昨年直したということで扉の開け閉めも問題なく利用できました。このような山の中にトイレを設置していただいていることに感謝です。

7/24 16:30

たまに出る太陽で濡れた道具を乾かします。

7/24 17:16

今日の疲れを癒しましょう。

7/25 3:56

明日の山行のために早く就寝します。

7/25 4:13

素晴らしい朝を迎えました。
山の神様、ありがとうございます。

7/25 5:33

ヒサゴ沼を出発のときは雲が多かったですが、

7/25 5:40

天気は良くなりそうです。

7/25 5:44

7/25 5:56

あのあたりが神遊びの庭と呼ばれているところでしょうか。

7/25 5:59

ウルップさんは終盤戦。

7/25 6:05

クモマユキノシタは線香花火のよう。

7/25 6:53

見えにくいですが、真ん中に縦に「五色岳」と看板上に「Mt Goshiki-dake」と書かれています。

7/25 6:54

青い空が嬉しい。すれ違う登山者の皆さん、顔が明るい気がします。

7/25 6:54

あの方向にトムラウシ？

7/25 7:21

五色岳に到着し、朝ご飯とモーニングコーヒー。
ここは忠別や沼ノ原から多くの登山者がやってきていました。

7/25 7:44

確認できましたトムラウシ。
今日はトムラウシまで行くんだ、という方に何組かすれ違いました。とても人気の山ですね。

7/25 7:44

ハイマツの間を通ると黄色い花粉が舞いました。他家受粉。

7/25 8:13

太陽が出てくると花々が元気に見えます。

7/25 8:40

2度目の化雲岳。
やったー晴れてます！

7/25 9:25

7/25 9:26

7/25 9:31

本日の山行のほぼ中間地点。
まだ先は長い。

7/25 9:36

下山することが少し寂しい。

7/25 9:55

7/25 11:44

よし、また泥と戦おう笑

7/25 12:27

7/25 12:30

第一公園から旭岳が見えるはずだったのですね。

7/25 12:38

行きは閉じていたタチギボウシが開き始めていました。

7/25 14:19

滝見台より。
旭岳は山麓しか見えませんでしたが、その姿を確認。
ロープウェイの鉄塔と姿見駅が見えました。

7/25 14:20

帰りは羽衣の滝も見ることができました。

7/25 15:09

登山ポストの屋根に「お疲れ様でした」と書いてあり、癒されました。

撮影機器：

Xperia XZ SOV34 au SONY

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ ポール テント テントマット シェラフ 携帯トイレ

感想

sacrasheen

テントを背負ってのロングコースに、とても緊張しましたが、なんとか無事に下山できました。
泥道が大変だという情報は得ていましたが、その距離の長さと、蚊の多さに苦労しました。
化雲岳までの間にスライドしたのはソロの方2人のみ。
ヒサゴ沼は想像以上に素敵なテント場だと感じました。
道中は色々な方々に声をかけてもらい、お話を
して疲れは癒されました。
加えて素晴らしい景色に心洗われ、来て良かったなとつくづく思いました。
連れてきてくれた友人に感謝です。

kita5000

天人峡からの道がこんなにもワイルドとは予想しておらず、「天人峡から来ました」というたびに「大変だったでしょ」という反応をもらい、このルートに人が少ない理由が分かりました。
ただ、二日目の恵まれた天候の中で、今回の目的の五色岳のプロムナード(北海道新聞社/夏山ガイドより)を歩くことができて良かったです。
登山道の整備やトイレの設置など管理をしてくださる方々がいて、この山々を楽しむことができることに感謝です。また次の山行も安全第一に。