能勢妙見山 (上杉尾根コース〜初谷渓谷コース)
- GPS
- 05:41
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 652m
- 下り
- 656m
コースタイム
休憩
12:10山上駐車場 → 14:45 天台山コースとの分岐点 → 14::55妙見口駅
天候 | 晴れ 時々曇り 一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
往路の上杉尾根コースは前日の雨で道がぬかるんでいたものの比較的歩きやすい道でした。 復路の初谷渓谷コースは登山道の入り口に「土砂崩落の為通行止」の看板がありましたが「歩行者は注意して通行」となっていて通行可能でした。このコースはぬかるんで滑りやすい場所や土石でふさがれている道、また、雨のせいで沢が増水していて容易に渡れない箇所がありました。 妙見山から車で約20分のところに「天然温泉石道」という旅館があり、日帰り入浴可能です。(営業時間 10:00〜20:00 火曜日は16:00迄、定休日 第3火曜日、入浴料 大人@1,000 小学生@500) |
写真
感想
紅葉が見たいなぁ、と思って近場で行けるところを考えて妙見山に行ってきましたがとても楽しかったです。
ハイキングコースは全部で5つありますが、行きは樹木の間を歩いて展望も楽しめる上杉尾根(稜線展望)コース、帰りは沢歩きが楽しめる初谷渓谷コースを選びました。
上杉尾根コースは前半はやや急な坂を登って行くのですが、しんどいなぁ、休みたいなぁ...と思った頃に平坦な道や下り坂になるので呼吸を整えやすく変化も楽しめて歩きやすかったです。
竹林や杉木立などの樹木の間を歩いたり展望が開けている場所もあって景色を楽しむこともできたので無理なく歩けました。いつもは「頂上まだ〜??(-。-;)」と、何回も言ってゴネる私が「あれ?もう着いちゃった!」と珍しいことを言ったぐらい、楽しんでる間に着いた、って感じでした。
家を出た時は晴れていたのですが山上近くまで来た時には小雨が降り出して、止んだと思ったらまた降ってそして止んでという不安定な空模様でした。
風は強くないものの、山上ではかなり寒くて結構カラダが冷えてしまったので山上のこぢんまりとした食堂であんかけうどんを食べました。
生姜か効いててあったまった〜(≧∇≦)
そろそろ下山しようと車道に出て初谷渓谷コースの入口へと向かう途中で「初谷渓谷コースから帰られるのですか?」と一人で来られた登山者に声を掛けられました。
その方は午前中にこのコースを登って来られたらしく、土砂崩れで一部道がふさがれていたこと、雨で沢の水が増水していて渡りづらかったこと、道がぬかるんで滑りやすくなっていたことなどを私たちに親切に教えて下さいました。
その方と話しをしている途中でふと足元を見たらコンディションの悪い道を歩いて来た割にはその方の靴があまり汚れていないことに気が付きました。
私の靴はと言えば比較的歩きやすい道を登ってきたにもかかわらずドロンチョ。
えぇぇ?と思って相方の靴に目をやったら共に同じ道を歩いて来たはずなのにあまり汚れていない。
えぇぇぇぇ?!私だけドロンチョ?わたしゃ一体どんな歩き方してるんだろ。そう言えばあまり足元を意識せずにぬかるんだ道も避けずに歩いていたような気が。これじゃいけないな、気をつけよう。と、気を引き締めて初谷渓谷コースに向かいました。
登山道に入ってしばらくするとぬかるんだ急な下りとなったので滑らないようにゆっくりと下りて行きました。
その後しばらくは足元の悪い下り坂を降りて行きましたが比較的緩やかな斜面で、ところどころに倒れた木や大きな石が転がってはいましたが周りに注意して歩けば問題はありませんでした。
やがて沢伝いを下って行く道に出ましたが、何度か沢を右へ左へと渡りながら進まなくてはいけないのに増水のせいで容易に渡れる場所があまりなく、自分の判断で渡る場所や渡り方を選んで進まなければなりませんでした。
大変だったけど山登り初心者の私にとって初めての沢歩き。なんだか冒険してるような気分で張り切って沢を渡りました。
張り切り過ぎて2度ほど左足が沢にはまるという悲劇はありましたが (-_-;)
こんな風に沢渡りを楽しめたのも、あらかじめ先ほどの登山者の方から情報を聞いていたからだと思います。
もし知らなかったら初心者の私はうろたえていたかもしれません。
話を聞いて予測できたから冷静に行動がとれて楽しめたのだと思います。
ありがとうございました ☆彡
沢渡りが終わると平坦な道や緩やかな傾斜がずっと続きました。
そして聞いてた通りに土石で道がふさがれていた場所があったので、来た道を少し戻って沢に降りて迂回してコースに戻りましたが、あとでその土石の山をよく見ると人の通った跡が。どうも皆さん踏み越えて進んでるみたいでした。
コースの後半は特に危険箇所もなく周りの景色をゆっくり眺めながら順調に下りていくことができ、落ち葉の絨毯が敷き詰められていたので実際は石がたくさん転がっていそうな道でしたけどクッションとなって心地よく歩けました。
紅葉の見頃は少し過ぎてましたが往路は樹木と景色を楽しみながら、そして復路はプチアドベンチャーを楽しみながらの山歩きとなり、すごく満足です。
妙見山のコースはあと3つあるので次回はコースと季節を変えて行こうと思っています。ヽ(^o^)
コメント
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samaru さん、お早うございます。 mesner です。
今回はよく勉強して行かれたのですね。人の後に付いて行くでけでなく、自分で色々観察したり、考えたりしながら行くのが大切ですよね。是非そう言ふ癖を身につけるて下さい。10年、20年と経つ内に凄く差がつきます。
そして色んなルートを登って見るといふのも凄く大切ですよ。そして山全体を立体的に理解する癖を付けて下さい。そうすると方向感覚もしっかりしてきて、今自分が何処を歩いているのか、どっちに向かっているのかがより良く分かり、道に迷ったりしなくなります。
それに沢を渡る時などストックがあると随分助かりますよ。ストックで身体を支えたり、水の深さを探ったり色々できます。
楽しい一日で良かったですね。登山も気晴らしの一つですから、それが一番大事なことですものね。
mesnerさん、おはようございます。
今回はちゃんと事前に山自体の情報を得てから行きました〜!
それでも沢が増水してたりと不測の事態があったりするので臨機応変に対応できるように経験を積んで行きたいと思っています。
今回ストックを持って行ってたのでmesnerさんが言われる通り沢渡の時には随分助かりました。
普段から方向音痴の私ですが、今後は「山を立体的に理解する」努力をして安全に山登りを続けて行きたいと思います。
ためになるコメントありがとうございました(^∇^)
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