白馬岳へ 雪倉・朝日も目指すが雨で断念 鉱山道下山


- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,793m
- 下り
- 1,806m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:20
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 4:50
5:00 安曇野穂高発
7:00 蓮華温泉駐車場着
<復路>10月2日(日)
11:40 駐車場発
13:40 自宅着
天候 | 曇りのち雨・強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鉱山道への下山・水路と踏跡の区別が付きにくく下り始め注意 |
その他周辺情報 | 蓮華温泉 |
写真
感想
2005年(平成17年)10月1日(土)〜2日(日)
白馬岳へ 雪倉・朝日も目指すが雨で断念 鉱山道下山
目指すは白馬岳、朝日岳そして雪倉山だった。
この7月には蓮華温泉の駐車場が7時頃には満車だった。
ところが今回、15台ほどと数えることができる台数になっていた。
天気は思わしくないが予定通り出発する。
2時間弱で天狗の庭に着くが、風そして雨を感じる。
山頂方面も曇っていて見えない状況だ。
ここで引き返せば良かったか。
紅葉を楽しみながら歩くのだが徐々に雨が降り出してきた。
白馬大池に着く。
真っ赤なウラシマツツジの絨毯にチングルマの白い綿毛が美しい。
展望はなくなりレインウエアを着て進むことにした。
少し登りまだ数百mばかりは視界が効き白馬大池が雲の中幻想的だった。
小蓮華岳に着くがここは全く視界がなくなる。
下ってくる人ともすれ違うがみなずぶ濡れ状態だ。
先を急ぎまずは目的の白馬岳山頂を目指した。
山頂付近は強風と雨で通り過ぎるだけになる。
ザックカバーはしっかりと止めたはずが風によって剥がされる状態だ。
今日泊まる予定の山頂小屋へと飛び込んだ。
今日の宿泊者は数えるほどしかいない。
自炊場で食事をし、部屋に4人ゆっくりと休むことができた。
しかし外は降り続く雨音が鳴りっぱなしだった。
翌日も雨、そして視界は全くない天気だった。
この状況では朝日岳、雪倉山へは行けそうにないと考えた。
宿泊した人の中には白馬岳を目の前にして雪渓を下山する人もいた。
通ったことのない鉱山道を下山することとした。
山小屋の方に心配だったので、鉱山道の状況を聞いてみた。
踏跡もしっかりしているし大丈夫との返答に、鉱山道下山を決定した。
雨の強風の中を白馬岳に登り返し、山頂を通り過ぎるように三国境へ。
そこから20分ほどで鉱山道への分岐に着いた。
この先へ行く予定だったが下山だ。
踏跡がしっかりしているとの話で下り始めるが、直ぐに水の流れた跡に入り込んでしまったようで崖に出てしまった。
20mから30mほど登り返し正しい道へと登り返す。
これは慎重に行かねばと思ったが、そこからは間違うこともなく下った。
周りは素晴らしい紅葉で赤や黄の混じる風景を楽しみながらの下山となった。雨は降るが谷筋が多いので風はさほどなかった。
神の田はその中でも小さな池に細い葉がきれいに浮き美しかった。
塩谷精錬所跡、鉱山事務所跡と鉱山道の名前が付けられた所以だが、
その名残としてさび付いたスコップや車輪の一部などが登山道脇に放置されていた。
展望地にもなっていた鉱山事務所跡周辺は、深い自然に包まれ不思議な雰囲気を醸し出していた。
降り続く雨、靄のかかる谷、そして紅葉が鉱山道を包んだからか。
谷へ下り、少し水かさを増した川をゆらゆら揺れる吊り橋を渡り下山。
硫黄臭の漂う蓮華温泉に無事下山することができた。
雨でびしょ濡れ、車に飛び込むしかなかった。
ふるちゃん
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