甲武信ヶ岳/長野県川上村から周回
- GPS
- 09:42
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,388m
- 下り
- 1,384m
天候 | 午前中は、みぞれ、あられ、雪 午後は、晴れ ■気温 0℃から-3.7℃ 出発時駐車場0℃、千曲川源流-2.6℃、甲武信ヶ岳山頂-3℃、三宝山-3.7℃、大山-1.2℃、十文字峠-0.6℃、終了時駐車場0℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
マップコード:665 130 202*60 中央高速だと長坂ICから野辺山を経由して川上村へ ■帰りの渋滞 中央高速甲府昭和IC付近での電光掲示板では、八王子ICまで2時間、高井戸まで4時間となっていました。 一般国道の御坂みちから河口湖を経て東名で帰りましたが、自然渋滞で、海老名〜秦野中井ICまでの渋滞は+1.5時間でした。 連休の最終日11/25(日)はもっと凄いことになっているでしょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■沿面距離、行動時間 GPS元データの沿面距離は18.3km、行動時間は9時間43分です。 危険な所はありません。 アイゼン必要です。 我々はチェーンスパイクを使いました。 |
写真
感想
前日11/23の蓼科山の記録は以下URIです。
http://goo.gl/DlR2v
昨日の蓼科山とはうって変わって、毛木場の駐車場には、車中泊やらテント泊(禁止です)やらも含めすでにかなりの数の人が集まっていました!
わぁお、人気のコースなのね…。
みなさん、楽しげにお仲間どうし、三々五々と登っていかれます。
午後からは天気がよさそうなので、やや曇りがちな午前中、まずは展望のないコースから歩き始めることにしました。
千曲川の源流を遡るこのコースは、歩けど歩けど、高度は上がっていかず、お山の稜線や頂は、いつまでたっても遠く彼方に見えるため、せっかちな私はなんだかまどろっこしさを覚えました(笑)。
それでも、千曲川の源流とはどんな湧き出しなのか、それを見届けるぞ、というモチベーションだけに支えられ、じっくりと歩き続けました。
途中、かなり低温になってきたなと感じ、温度計をみるとマイナス2〜3℃。
特に千曲川源流まで1キロを切るあたりから、(それまでの工程が斜度が緩く体がさほど温まらないため)歩いていても「寒い」と感じるくらいになってきました。
ずっと沢ぞいをせせらぎの音とともに歩き続けるのですが、ぴたっと水の音が途絶えました。そう、そこが千曲川源流!
ようやく千曲川の源流にたどり着き、「源流コーヒー」を沸かしていただきましたー!
持参したパンは低温でパサパサなれど、温かいコーヒーをいただき、しばしの休憩。
千曲川の源流は静かに小さく湧き出るほんの一握りの湧水でした。
それでもコップや500mlペットボトルで受けることができるくらいの深さはあるので、コーヒーをいただくくらいなら十分です。
まわりの気温は冷え込んでいるため、逆に水はあまり冷たく感じませんでした。
空気は乾燥し、長らく歩いてきたため、まさしく甘露な恵みの味でした。
源流の水で味わう一杯のコーヒー、今日のハイキングはこれに尽きますね。
さあ、やっとここから高度を稼ぐルートに突入。といっても稜線まではあっという間、さらに山頂までもあっという間なので、なんだか山に登ったというより、沢ぞいを進んだという印象コースでした。
山頂では、つる首のステンレスポットでお湯をわかすお兄さんが一人だけ。
さぞや、こだわりの源流コーヒーでもいれているのかとうかがうと、単にお汁粉を作るところだとか。
「ぷっ」かわいい。山頂の寒風吹きすさぶ中、「こだわりコーヒー」もいいけれど、「お汁粉」ってところがいいっ!
山頂からは雲が掛かるものの、八ヶ岳などの眺望が楽しめました。
ま、さぶいし、帰着時刻も気になるところでしたので、山頂はサクッとあとにし、十文字峠を目指します。
ここからはいくつかのピークを超えるアップダウンコース。
周回するなら、行きにこのコースをとるほうがでしょうね。
こちらのコースは千曲川源流遡上コースと違い、稜線を歩くコース。
針葉樹の樹林帯が多いものの、ときたま展望はあるので、なかなか変化のあるコースです。
行きは高度が上がらないな〜と言うコースでしたが、帰りは高度が下がらないな〜というコースで(笑)。
やや日暮れ時間が気になりましたが、無事に日暮れ前に車まで戻ってこられました。
このあたりの山はカラマツが多く、林の景色がいいですね。
残念ながら、カラマツの葉は全て落葉していましたが、足元の登山道はまさしくカラマツの落葉で彩られた「オレンジオータムリーフロード」で、夢のある景色でした。下山は夕暮れ時となりましたが、それがまたいっそう晩秋の山を演出してくれ、詩情を感じさせてくれました。
山は秋がいいですね。
翌日は、甲武信岳ですか。
寒くないですかぁ?
自分はもう、2500m級は寒くて駄目ですね。
撮影係さんの撮った霧氷も見事ですね。
滑る、ためならもう少し雪山にも向かえそうです。あとは、モチベーション次第ですね。
ししょう、こんばんはー
もちろんさぶかったですー
特に行きは、源流付近が苦行でした。
私も2500m級はツライと思いました
厳冬期のモチベーション?これは、難しいですよねぇ。
凍る地にしか生えない極上のきのこがあれば別ですが
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