ウワサ通りの超絶コースでした![表妙義縦走]


- GPS
- 09:10
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 1,138m
- 下り
- 1,152m
コースタイム
天候 | 晴れ(朝一のみ曇り) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(登山者用駐車場は道の駅の反対側) |
コース状況/ 危険箇所等 |
破線ルートは最初から最後まで気の抜けない上級コースでした。 降り積もった落葉と前日の雨で全般的に滑りやすくなっているため大したことが無さそうな所でも注意が必要です。 |
写真
鎖の最後の支点の手前が少しオーバーハング気味で急に握力切れで一時ビレイのお世話になり、直下で休憩されていた方に補助していただきました。
ありがとうございました。
感想
以前から長野新幹線に乗る度に車窓から見えるあの異形の山は何だろうと気になっていました。ヤマレコ等で調べると、あのギザギザの稜線に登山道があること自体に驚きましたが、一般登山道レベルでは大キレットに引けをとらない程の難易度の高いコースと言うことで、ヘルメットと簡易のセルフビレイを準備して挑戦してきました。
天候には恵まれ風もそれほど強くも無く気温も日向はポカポカ陽気で、稜線では終日良い眺望が得られました。
奥の院を過ぎてからは、下から見上げる稜線の形状通りの激しいアップダウンの繰り返しでした。しかも普通なら巻き道で行きそうな所をトラバースするスペースも無いからか鎖の直登で乗り切るような所も随所にみられました。全般的に急な鎖場が多く、手掛かり足掛かりの見つけにくいところも多く腕力と握力に頼る場面が多く、自分の技量不足と上半身の筋力不足を痛感しました。
私のように少しでも自分の技量に不安を感じる方は、是非セルフビレイを確保出来る装備で望むことをお勧めします。どう見てもこのコースでのちょっとしたミスは単なる怪我では済みそうも無いので...。
私は朝早めに入山したのでほとんど先行者が無く鎖場での待ち時間はありませんでしたが、ピーク時の遅めの入山だと鎖場での待ち合わせで相当なタイムロスが発生する思われるので時間的な余裕も必要かと思いました。あわせて長いザレ気味の斜面では小石程度の落石が頻繁にあるためヘルメットもあった方が良いと思いました。
なんと言っても鷹戻しが今回の核心部ではありますが最初から最後まで気の抜けないとても難しいコースでした。とは言え今回も大変充実した楽しい山行でした。
少し体を鍛えなおして、裏妙義にも挑戦したいと思います。
大変に難儀なコース無事でなによりでしたね。お疲れさまでした。とても充実された1日になったと思います。
私も単独行が多いので是非教えていただきたいのですが、セルフビレイが確保できる装備とは具体的にどのような装備なんですか?
教えてください。
せっかくの質問ですが、私は特にクライミングの経験が有る訳では無いので、独学の見よう見まねの知識であるとの理解で読んでください。
本来はハーネスとスリングとカラビナで構成するのが正解だと思いますが、私の場合は簡易版として長めの15mm幅のナイロンスリング(160cm・22kN)を8の字にして背中からたすき掛けにして胸元で再度交差させて1本に絞った先にカラビナを1つ付けただけのものです。これを登り下りの際に鎖の目ではなく鎖全体に掛ければ支点から支点の間は鎖にビレイを取ったまま自由に移動できます。ただし、逆を言えば滑落した場合は最大で支点間分を落下する可能性が高く、命を落とすことは無くてもかなりのダメージを受ける可能性があります。さらに先端のカラビナを2本にしておけば支点での掛け替えの際にもビレイを切らさずに済みます。
同様に腰周りと股下を通して前で交差する方法もあるので、2本のスリングで背中と腰の両方をサポートすれば、よりフルハーネスに近いサポートが可能になると思います。
以上はあくまでも我流なので採用するかどうかは自己判断でお願いします。詳しくは、インターネットで専門のサイトを当たることを強く推奨します。
非常に丁寧に教えていただきまして
ありがとうございました。
すごく参考になりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する