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Yamareco

記録ID: 247817
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

ウワサ通りの超絶コースでした![表妙義縦走]

2012年11月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:10
距離
7.6km
登り
1,138m
下り
1,152m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:00妙義神社→7:40大の字→8:00奥の院→8:25見晴→9:30天狗岩→10:05相馬岳→11:30堀切→12:00鷹戻し取り付き→12:30鷹戻しの頭→(エスケープルート)→13:35第四石門→14:45東屋→15:05第二見晴→妙義神社
天候 晴れ(朝一のみ曇り)
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上信越道・松井田妙技ICから道の駅みょうぎ往復
(登山者用駐車場は道の駅の反対側)
コース状況/
危険箇所等
破線ルートは最初から最後まで気の抜けない上級コースでした。
降り積もった落葉と前日の雨で全般的に滑りやすくなっているため大したことが無さそうな所でも注意が必要です。
明るくなってから神様に今日の山行の無事をお祈りして、いざ出発。
明るくなってから神様に今日の山行の無事をお祈りして、いざ出発。
おきまりの大の字。
ここへの鎖場はコース外なので再び下り返して奥の院へ向かいます。
おきまりの大の字。
ここへの鎖場はコース外なので再び下り返して奥の院へ向かいます。
奥の院へ向かう途中に裏側から。
奥の院へ向かう途中に裏側から。
辻の分岐。
奥の院。
コースはこの右脇を登って奥の院の上を通過していきます。
奥の院。
コースはこの右脇を登って奥の院の上を通過していきます。
奥の院の中。
このハシゴの上に御神体があります。
奥の院の中。
このハシゴの上に御神体があります。
見晴から冠雪の浅間山と裏妙義。
丁須の頭も見えてます!
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見晴から冠雪の浅間山と裏妙義。
丁須の頭も見えてます!
玉石を回り込んだところ。
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玉石を回り込んだところ。
こんな鎖場は序の口。
場所によっては鎖さえ無いことも...。
こんな鎖場は序の口。
場所によっては鎖さえ無いことも...。
大のぞき
手前は常に断崖絶壁。
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手前は常に断崖絶壁。
大のぞきの後の30mの斜面を下り切ってから見上げる。
冷静に探せば必ずステップはあるので意外と何とかなりました。
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大のぞきの後の30mの斜面を下り切ってから見上げる。
冷静に探せば必ずステップはあるので意外と何とかなりました。
上り返して見返すと後続の登山者の方々が降下の最中でした。
既に我ながらスゴイところを通ってきたなと思います。
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上り返して見返すと後続の登山者の方々が降下の最中でした。
既に我ながらスゴイところを通ってきたなと思います。
天狗岩。
見晴らしの利くところは何処も足元は断崖絶壁!
天狗岩。
見晴らしの利くところは何処も足元は断崖絶壁!
天狗岩から再び浅間山と裏妙義のパノラマ。
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天狗岩から再び浅間山と裏妙義のパノラマ。
タルワキ沢分岐。
この左から...。
タルワキ沢分岐。
この左から...。
エスケープルートとは言え、ここを急下降して行くようです。
エスケープルートとは言え、ここを急下降して行くようです。
相馬岳山頂から浅間山を望む。
相馬岳山頂から浅間山を望む。
相馬岳コース分岐
相馬岳コース分岐
茨尾根最初の下りの鎖場。
上からの落石が多いのでヘルメットがあった方が安心です。
茨尾根最初の下りの鎖場。
上からの落石が多いのでヘルメットがあった方が安心です。
ホッキリ。
ここも中間道へのエスケープルート(当然、破線ルート)。
ホッキリ。
ここも中間道へのエスケープルート(当然、破線ルート)。
女坂分岐。
鷹戻しの手前
ついに鷹戻しの始まり。
この前の鎖場のトラバースも怖かったけど、
この上に待っている長い鎖場は手掛かり足掛かりの見つけにくく高度感もありとても怖かった!
(この前後は写真を撮る余裕なし!)
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ついに鷹戻しの始まり。
この前の鎖場のトラバースも怖かったけど、
この上に待っている長い鎖場は手掛かり足掛かりの見つけにくく高度感もありとても怖かった!
(この前後は写真を撮る余裕なし!)
鷹戻しの頭よりルートを見返す。
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鷹戻しの頭よりルートを見返す。
鷹戻しの頭からの裏妙義。
鷹戻しの頭からの裏妙義。
第四石門へのエスケープルートの最初の鎖場を下り切った所を見上げる。
鎖の最後の支点の手前が少しオーバーハング気味で急に握力切れで一時ビレイのお世話になり、直下で休憩されていた方に補助していただきました。
ありがとうございました。
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第四石門へのエスケープルートの最初の鎖場を下り切った所を見上げる。
鎖の最後の支点の手前が少しオーバーハング気味で急に握力切れで一時ビレイのお世話になり、直下で休憩されていた方に補助していただきました。
ありがとうございました。
中間道との合流点。
ここまで下りてくる間は急な鎖場とロープの連続です。
当然こちらも破線ルートです。
中間道との合流点。
ここまで下りてくる間は急な鎖場とロープの連続です。
当然こちらも破線ルートです。
第四石門から下りてきたコースを見返す。
右手の奥が鷹戻し。
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第四石門から下りてきたコースを見返す。
右手の奥が鷹戻し。
天狗のひょうていからの景色。
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天狗のひょうていからの景色。
中間道も変化があって楽しい。
(緊張が解けてホッとしている。)
中間道も変化があって楽しい。
(緊張が解けてホッとしている。)
本日のコースを見上げては感慨にふける。
本日のコースを見上げては感慨にふける。
麓はまだまだ紅葉が残っています。
麓はまだまだ紅葉が残っています。
第二見晴
無事、妙義神社まで下山し神様にお礼しつつ見上げると大の字がハッキリと見えました。
無事、妙義神社まで下山し神様にお礼しつつ見上げると大の字がハッキリと見えました。

感想

 以前から長野新幹線に乗る度に車窓から見えるあの異形の山は何だろうと気になっていました。ヤマレコ等で調べると、あのギザギザの稜線に登山道があること自体に驚きましたが、一般登山道レベルでは大キレットに引けをとらない程の難易度の高いコースと言うことで、ヘルメットと簡易のセルフビレイを準備して挑戦してきました。
 天候には恵まれ風もそれほど強くも無く気温も日向はポカポカ陽気で、稜線では終日良い眺望が得られました。
 奥の院を過ぎてからは、下から見上げる稜線の形状通りの激しいアップダウンの繰り返しでした。しかも普通なら巻き道で行きそうな所をトラバースするスペースも無いからか鎖の直登で乗り切るような所も随所にみられました。全般的に急な鎖場が多く、手掛かり足掛かりの見つけにくいところも多く腕力と握力に頼る場面が多く、自分の技量不足と上半身の筋力不足を痛感しました。
 私のように少しでも自分の技量に不安を感じる方は、是非セルフビレイを確保出来る装備で望むことをお勧めします。どう見てもこのコースでのちょっとしたミスは単なる怪我では済みそうも無いので...。
 私は朝早めに入山したのでほとんど先行者が無く鎖場での待ち時間はありませんでしたが、ピーク時の遅めの入山だと鎖場での待ち合わせで相当なタイムロスが発生する思われるので時間的な余裕も必要かと思いました。あわせて長いザレ気味の斜面では小石程度の落石が頻繁にあるためヘルメットもあった方が良いと思いました。
 なんと言っても鷹戻しが今回の核心部ではありますが最初から最後まで気の抜けないとても難しいコースでした。とは言え今回も大変充実した楽しい山行でした。
 少し体を鍛えなおして、裏妙義にも挑戦したいと思います。

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コメント

はじめまして
大変に難儀なコース無事でなによりでしたね。お疲れさまでした。とても充実された1日になったと思います。
私も単独行が多いので是非教えていただきたいのですが、セルフビレイが確保できる装備とは具体的にどのような装備なんですか?
教えてください。
2012/11/26 1:32
コメントありがとうございます!
 せっかくの質問ですが、私は特にクライミングの経験が有る訳では無いので、独学の見よう見まねの知識であるとの理解で読んでください。
 本来はハーネスとスリングとカラビナで構成するのが正解だと思いますが、私の場合は簡易版として長めの15mm幅のナイロンスリング(160cm・22kN)を8の字にして背中からたすき掛けにして胸元で再度交差させて1本に絞った先にカラビナを1つ付けただけのものです。これを登り下りの際に鎖の目ではなく鎖全体に掛ければ支点から支点の間は鎖にビレイを取ったまま自由に移動できます。ただし、逆を言えば滑落した場合は最大で支点間分を落下する可能性が高く、命を落とすことは無くてもかなりのダメージを受ける可能性があります。さらに先端のカラビナを2本にしておけば支点での掛け替えの際にもビレイを切らさずに済みます。
 同様に腰周りと股下を通して前で交差する方法もあるので、2本のスリングで背中と腰の両方をサポートすれば、よりフルハーネスに近いサポートが可能になると思います。
 以上はあくまでも我流なので採用するかどうかは自己判断でお願いします。詳しくは、インターネットで専門のサイトを当たることを強く推奨します。
2012/11/26 23:53
ありがとうございました。
非常に丁寧に教えていただきまして
ありがとうございました。
すごく参考になりました。
2012/12/2 16:46
プロフィール画像
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