世附から4沢で涼む、西沢右俣↑- 山伏沢↓- 樅ノ木沢右俣↑- 水ノ木沢↓
- GPS
- 12:28
- 距離
- 41.3km
- 登り
- 3,023m
- 下り
- 3,016m
コースタイム
- 山行
- 11:11
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 12:29
距離 : 42.30 km
高度上昇 : 1,706 m
平均移動速度 : 4.6 km/h
平均速度(休憩等の停止時間込み) : 3.4 km/h
天候 | 晴。昼過ぎから段々雲が増えてきた。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<世附〜水の木橋〜入渓点> 林道は世附〜水の木橋の区間で二ヶ所土砂で塞がっていますが、歩きなら越えられます。 <入渓点〜西沢〜甲相国境尾根> 滑が多くて癒されます。登れる滝か、登れなくても巻けるので難易度はガイドブック通り初級だと思います。チェーンスパイクは装着しませんでした。 <甲相国境尾根〜山伏沢〜樅ノ木沢分岐> 水の木分岐から沢に下るまでが大変でした。ルートを間違えた様です。傾斜が急で不安になり、途中でチェーンスパイクを装着しました。下り始める前で装着すべきだと思います。水が流れ始めて暫く下った所で下れない滝が有り、チェーンスパイクをまた装着して巻きました。それ以外は滑が続いて下りやすく、少し怖いと思った滝でも容易に巻けたのでチェーンスパイクは不要でした。 <樅ノ木沢〜甲相国境尾根> 西沢や山伏沢より滑が少ない感じでした。1つの滝を除いて後は全て登れるか、容易に巻けました。1つの滝だけ高巻きが必要で、沢に戻る時にロープが有った方が無難な感じでした。ただそのまま高巻を続ければ、少し歩いだけで支沢にロープ無しで下れ、そこから本流に戻れます。 <甲相国境尾根〜水の木沢〜林道> 沢に下るまではそれ程の傾斜も無く、チェーンスパイクは不要だと思います。水が流れ始めて暫く下った所で下れない滝が有り、チェーンスパイクを装着して巻きました。そこ以外はチェーンスパイクは不要でした。但し4沢の中では一番長いので時間がかかります。 |
写真
装備
個人装備 |
沢タビ
ヘルメット
沢スパッツ
手袋
チェーンスパイク
ヘッドライト
雨具
GPS
磁石
地図
ガイドブックのコピー
脚プロテクター
下山等に使用するトレランシューズ等(軽い物が良い)
|
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感想
6月17日以来の山行ですが、コロナのせいであまり遠出はし難い雰囲気だったので、また近場の丹沢にしました。この暑さで低山の丹沢だとどうしても沢登になります。この時期だと表丹沢は蛭が多いので6月同様に西丹沢になりました。
世附からだと林道が長いのが難点で、この4沢を歩くのであれば山伏峠に車を止めて周回するのが一般的でしょう。ただ車の運転時間が長くなるので、総合的な時間はあまり変わらないと考え、世附からにしました。ただ行きと帰りは道を変えるのが僕のルールなので、計画では最後の水ノ木沢を下った後、バリルートの椿丸に登り返して周回する予定でした。
しかし計画のコースタイムの見積もりが甘く、水ノ木沢を下った後で椿丸に登り返す時間が無くなっていました。元の計画がちょっと詰め込みすぎでしたね。三沢目の樅ノ木沢を登った後で、水ノ木沢には下らずに菰釣山に登り、そこからバリルートで椿丸に下るべきでした。今回、登りに使った西沢と樅ノ木沢は初めて、下りに使った山伏沢と水ノ木沢は2回目でしたが、2年前と5年前で登りと下りの違いが有るので殆ど覚えていませんでした。やっぱり沢は下りの方が難しいですね〜。景色も登りの方が良いので、できれば全て登りで歩きたいのですが、流石に日帰りでそれは無理なのでしょうがないところです。
ただ写真のコメントに書いたように、天気に恵まれて4つの沢を堪能できたので良かったです。晴れて暑い日だったのですが、沢は涼しくて快適でした。ただ平日のせいか、林道や一般登山道を含めても出会ったのは釣り人ただ一人でした。その方とは、朝方に西沢で会い、山伏沢を下って樅ノ木沢でも再会したので、2回会ったことになります。休日だともう少し人が入っているのかな。。。
これだけ良い沢なので、次回は友達を誘ってまた再訪したいと思いました。
コメント
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Futaroさん、こんにちは
さすがに普段鍛えている人は違いますね。沢4つですか?こんなすごい経路を踏破するとは。自分も樅ノ木沢は歩いたことがないので、いつか歩こうと思っています。この辺の沢は詰め上げる所が少々、藪っぽくてダニは大丈夫でしたか?水ノ木沢は、以前大栂ノ沢を下ってから遡行したことがありましたが、速く菰釣山へ上がりたくて、20mくらいの段差の有る滝以外はあまり覚えていません。この滝の下りはどうでしたか?
Old-diverさん、こんにちは。ちょっと肌寒い長い梅雨が終わったら、急に暑い日が続きますね
樅ノ木沢の詰め上がりですが、地形図を見て引いた計画ルートより、進行方向に近い右側も登れそうだったので、距離が短縮できるので変更しました。変更ルートはそんなに藪になってなかったのでダニもいなかったと思います。もっとも前にこの付近のバリルートを巡った際、初冬にも関わらずダニにやられたのですが、2、3日後のジムのお風呂まで全く気付かなかったので、今回もやられているかもしれませんけど
滝の下りですが、水が流れ始めて暫く下った先の滝が一番難しかった気がします。登りだと登れそうだったのですが、下りだと少し怖かったので無理をせずに左岸を巻いて下りました。沢登の場合、普通は下る方が難しいですよね。
こんにちは。
標高低くても、水が有る方が涼しそうですね。3000m あっても、直射日光と地面からの照り返しで、お天気が良いとたまらなく暑いです。
相変わらずの沢の上り下り、お元気です。今年は、ダニの発生が凄いようで、笹原の多い丹沢はどうでしょうか。
「尾根を下って沢を登る」にすれば、沢を全部登りにできるとは思いますが、それは大変なのかな 。
今一つスッキリしない夏山ですね。2〜3週間もすれば、秋雨傾向に突入しそうです。夏山らしい夏山期間が短いこの頃です。
misuzuさん、こんにちは。
僕の1日前に剣に登っていたのですね。昨日レコを見て驚きました(レコのルートにはもっと驚きましたが )。3000mでも晴天だと丹沢の沢登より暑かったというのも面白いですね。
この付近は初冬でもダニにやられた事があるので要注意領域です。他の人のレコでもダニにやられてましたし。。。ただ沢だとあまりダニは見かけませんね。藪もそんなに無いし。菰釣山から椿丸の尾根沿いのバリルートを考えなかったのも、そのルートで前にダニにやられたからです。登りも下りも沢にしたのは、ダニ対策でもあったわけです。もちろん涼しさと時間の制約の方が大きいですが。
本当に今年の山はコロナで始まり、長梅雨、早い秋雨前線と続きそうで悪い意味で記憶に残る夏山になりますね
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