workout (暑さ負けして撤退)
- GPS
- 05:56
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 693m
- 下り
- 688m
コースタイム
天候 | 晴れ 朝9時台で一の越付近の気温25°、前日の雨の影響で高湿 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
秡川駐車場手前の約150mの地点で、道路の半分が渓流化していて土が流失し大穴ができていた。通過のコースどりは慎重に。 |
その他周辺情報 | 温泉:会津若松市 富士の湯温泉 450円 遅い昼食:会津若松市 ラーメン「まったり」15時まで |
写真
感想
2泊3日で弥平四郎〜上ノ越〜飯豊山〜尾西小屋のピストンの予定で出発したが、暑さに負けて敗退。 根本的に、ウェアの選択ミスがありました。
上ノ越まで、かなり暑かった。
前日の雨の影響で湿度は多分90%以上。晴れて次第に気温も上がってくる。
学生時代、野外調査で山に入る時は、怪我や虫刺されの防止のため皮膚を露出しないよう、長袖・長ズボン・手袋・帽子(+ヘルメット)は必須です、と指導教授が言っていた。それを当然のこととして守り、登山でも皮膚の露出を避けて過ごして来たのだった。 先生の教えを守れないほどの蒸し暑さは、今回が初めてではなかろうか?
思い返してみると、去年と一昨年の夏は北海道の山、その前の夏は南アルプスめぐり、...。その前のことは忘れた。 本州の標高1000-2000mの真夏の暑さにまともに向き合うのは、今シーズンが初めてだったのかも。。
上ノ越のあたりで、暑さのあまり、腕カバーと手袋を外して一息ついた。でもまだ暑い。
いつもの薄手の登山用ズボンの内側に熱と湿気がこもって抜けない。裾を切って半ズボンにしたいくらいだ。でも、それはできない。でも、暑い。
帽子も脱いで、頭に風を当てたい。でも、日差しの中で、無帽は無謀だ。
避難小屋泊まりの2泊3日の登山のザックは、シュラフと3日分の自炊の食材、1日分の水で、13kg。ザックは重いとは感じていない。歩くのも、コースタイムとあまり変わらないタイムで歩けている。 でも体の熱が発散できなず、少しずつ辛さが増してきている。
上ノ越からは尾根道だから、少しは風が吹いているかと思ったら、ぜんぜん。
蒸し暑くて辛い。温度計は25度を超えている。
巻岩山に向かって歩きながら、「いま楽しい?」と自問する始末。
左手のはるか向こうの斜面に雪渓が点在しているのが見える。
前に進めば雪渓の世界に近づいて、楽しみにしていた景色も見えるだろう。
でも暑くて暑くて、この尾根道を登って行きたくない。
軽く吐き気も感じる。
危ないから帰っちゃおう。。。
暑さに負けて、清々しく撤退を決定。降りてしまいました。
次に飯豊に来る時は、暑くない日を選ぼう...。
会津若松で温泉に立ち寄り、名店のラーメンをいただいた後、車を駆ってエアコンの効いた家に逃げ帰りました。 はぁ。
帰宅してつくづくと反省した。今回の撤退は服装計画が原因だ。
山の会のベテランが教えてくれたことがある。
『夏は薄着が鉄則。登山中に暑くなっても、(女性の場合は特に)下着まで脱いで着替えなんてできない。ごく薄着にして、重ね着できる薄手の服を何枚か用意する。寒くなったら、あるもの全部重ねればいいから。』
手持ちの登山用の服の中で言えば、薄手の半袖1枚に薄手のニッカで行ってたら、腕と脛から熱を発散できて、苦しくなく歩けたことだろう。。。あーぁ。
良い教訓になりました。
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