熊野古道伊勢路馬越峠・天狗倉山



- GPS
- 04:15
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 606m
- 下り
- 620m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR名古屋駅8:08発 ワイドビュー南紀1号 → JR尾鷲駅10:34着 三重交通尾鷲駅口バス停11:04発 → 鷲毛バス停11:18着 在来線から東京駅始発ののぞみ1号と新幹線から名古屋駅発のワイドビュー南紀1号については、 それぞれ乗り継ぎの時間が短いうえに名古屋駅はラッシュアワーの時間帯とも重なるためみどり の窓口が混雑することも予想されます。できれば事前に切符を購入しておいた方が無難です。 尾鷲駅口バス停→鷲毛バス停(三重交通) 時刻表 http://www.sanco.co.jp/highway/nankitsu/time.php#p1 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありませんでした。 |
写真
感想
東京の自宅を朝4時45分に出発して熊野古道に向かった。鉄道の乗換えには十分な余裕があると考えていたが実際にはギリギリだった。やはり切符は事前に購入しておくべきだったと少し反省。
なにはともあれ尾鷲駅に予定通り到着。尾鷲駅口のバス停の前にあるスーパーで地元の弁当とビールを買ってバスへ。熊野古道名物のさんま寿司の弁当もちゃんと売られていた。
この馬越峠越えのコースは熊野古道のなかでもとりわけ古道の雰囲気を色濃く残すとされる。歩き始めてすぐにここが特別な道であることに気づいた。あちこちで写真を撮りたくなるのでなかなか足が前に進まない。
馬越峠の茶屋跡に到着。すると尾鷲駅側から登ってきた男性と鉢合わせ。男性は僕らにこの峠のこと、古道のこと、そして天狗倉山からの眺望の素晴らしさを滔々と語りだした。男性は茶屋の主・世古平兵衛の末裔で現在の当主の世古さん。天狗倉山にはもう7400回登っておられるという。丹沢のボッカおじさんを思い出したw
世古さんはクラブヘッドがどっかにすっ飛んでいってグリップとシャフトだけになったゴルフクラブをストック代わりに軽い足取りで7401回目?の山頂へ向かう。僕らも後を追ったがふたたび世古さんとお会いしたのは山頂の巨岩の下のところ。そこでふたたび巨岩についてレクチャーを受けて世古さんとお別れして山頂へ。そこではまさに絶景と呼ぶに相応しい眺めが僕らの到着を待っていた。
お弁当を食べてしばし休憩。馬越峠まで降りると若い男女5人のパーティが山頂へ行くべきか否か訊いてきたので「何をおいても行くべきだ」と指南させてもらった。山頂に向かった彼らも「登って良かった」と思ってくれているに違いない。そう確信しながら尾鷲駅へと古道を下った。少しだけ世古さんの気持ちがわかったような気がした。親切にいろいろ教えていただき有難うございました。m(_ _)m
低山には低山の良さがある。とりわけこれほど見事な山々の風景と入江の風景を同時に楽しめる山頂は貴重だ。古道歩きがメインのつもりが、いつの間にか天狗倉山に全部もっていかれた馬越峠越えのトレッキングでした。
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