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記録ID: 249320
全員に公開
ハイキング
近畿

熊野古道伊勢路馬越峠・天狗倉山

2012年11月27日(火) [日帰り]
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noisyminor その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:15
距離
8.9km
登り
606m
下り
620m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

鷲毛バス停11:21 → 夜泣き地蔵11:41 → 馬越一里塚12:02 → 馬越峠12:38 → 天狗倉山山頂13:12(13:50まで休憩) → 馬越峠14:16 → 桜地蔵14:42 → 馬越公園15:03 → 尾鷲駅15:37
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
 JR東京駅6:00発 のぞみ1号 → JR名古屋駅7:36着
 JR名古屋駅8:08発 ワイドビュー南紀1号 → JR尾鷲駅10:34着
 三重交通尾鷲駅口バス停11:04発 → 鷲毛バス停11:18着
 在来線から東京駅始発ののぞみ1号と新幹線から名古屋駅発のワイドビュー南紀1号については、
 それぞれ乗り継ぎの時間が短いうえに名古屋駅はラッシュアワーの時間帯とも重なるためみどり
 の窓口が混雑することも予想されます。できれば事前に切符を購入しておいた方が無難です。

 尾鷲駅口バス停→鷲毛バス停(三重交通) 時刻表
 http://www.sanco.co.jp/highway/nankitsu/time.php#p1
コース状況/
危険箇所等
特に危険な箇所はありませんでした。
<鷲毛バス停>
熊野古道入口
クルマ5台分ぐらいの駐車スペースもあります。
2012年11月27日 11:21撮影 by  DSC-W530, SONY
11/27 11:21
<鷲毛バス停>
熊野古道入口
クルマ5台分ぐらいの駐車スペースもあります。
歩き始めて1分後には深閑とした古道の雰囲気。
2012年11月27日 11:30撮影 by  DSC-W530, SONY
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11/27 11:30
歩き始めて1分後には深閑とした古道の雰囲気。
コースには指導標が設置されており携帯電話も通じます。
2012年11月27日 11:33撮影 by  DSC-W530, SONY
11/27 11:33
コースには指導標が設置されており携帯電話も通じます。
<夜泣き地蔵>
2012年11月27日 11:41撮影 by  DSC-W530, SONY
11/27 11:41
<夜泣き地蔵>
一枚岩の石橋
2012年11月27日 11:42撮影 by  DSC-W530, SONY
11/27 11:42
一枚岩の石橋
快晴のお昼前だというのに木立に遮られた陽射しはほとんど地面には届かない。
2012年11月27日 11:52撮影 by  DSC-W530, SONY
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11/27 11:52
快晴のお昼前だというのに木立に遮られた陽射しはほとんど地面には届かない。
「洗い越し」と呼ばれる排水溝
2012年11月27日 11:53撮影 by  DSC-W530, SONY
11/27 11:53
「洗い越し」と呼ばれる排水溝
<馬越一里塚>
2012年11月27日 12:02撮影 by  DSC-W530, SONY
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11/27 12:02
<馬越一里塚>
樹齢数百年ぐらいはあっただろうかという切り株は新たな生命を繋いでいた。
2012年11月27日 12:07撮影 by  DSC-W530, SONY
11/27 12:07
樹齢数百年ぐらいはあっただろうかという切り株は新たな生命を繋いでいた。
切通しを彷彿させる道。
2012年11月27日 12:26撮影 by  DSC-W530, SONY
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11/27 12:26
切通しを彷彿させる道。
土留めの石垣が残っている場所があった。
2012年11月27日 12:29撮影 by  DSC-W530, SONY
11/27 12:29
土留めの石垣が残っている場所があった。
<馬越峠>
可涼園桃乙の歌碑「夜は花のうえに音あり山の水」
2012年11月27日 12:38撮影 by  DSC-W530, SONY
11/27 12:38
<馬越峠>
可涼園桃乙の歌碑「夜は花のうえに音あり山の水」
後ろ姿はかつてこの馬越峠にあった茶屋の主・世古平兵衛の末裔の世古さん。
2012年11月27日 12:39撮影 by  DSC-W530, SONY
11/27 12:39
後ろ姿はかつてこの馬越峠にあった茶屋の主・世古平兵衛の末裔の世古さん。
山頂直前の急登。登山道は階段状に整備されている。
2012年11月27日 12:56撮影 by  DSC-W530, SONY
11/27 12:56
山頂直前の急登。登山道は階段状に整備されている。
いきなり視界に飛び込んできた山頂の巨岩。その大きさは想像を遥かに超えていた。
2012年11月27日 13:07撮影 by  DSC-W530, SONY
11/27 13:07
いきなり視界に飛び込んできた山頂の巨岩。その大きさは想像を遥かに超えていた。
巨岩の高さは生い茂る尾鷲檜をも凌駕する。
2012年11月27日 13:08撮影 by  DSC-W530, SONY
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11/27 13:08
巨岩の高さは生い茂る尾鷲檜をも凌駕する。
梯子を登って巨岩の最上部に立つ。遠く大台ケ原の山々が見通せた。
2012年11月27日 13:12撮影 by  DSC-W530, SONY
11/27 13:12
梯子を登って巨岩の最上部に立つ。遠く大台ケ原の山々が見通せた。
<天狗倉山山頂>
巨岩の上はちょっとしたテラスのようになっていて、お弁当を食べてひなたぼっこするには最高の場所だった。
2012年11月27日 13:34撮影 by  DSC-W530, SONY
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11/27 13:34
<天狗倉山山頂>
巨岩の上はちょっとしたテラスのようになっていて、お弁当を食べてひなたぼっこするには最高の場所だった。
巨岩に掛かる梯子
2012年11月27日 13:36撮影 by  DSC-W530, SONY
11/27 13:36
巨岩に掛かる梯子
賀福明神、高倉下大神、龍賀明神が祀られている。
2012年11月27日 13:36撮影 by  DSC-W530, SONY
11/27 13:36
賀福明神、高倉下大神、龍賀明神が祀られている。
海側にせり出した岩の上から尾鷲の入江と熊野灘を望む。
2012年11月27日 13:38撮影 by  DSC-W530, SONY
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11/27 13:38
海側にせり出した岩の上から尾鷲の入江と熊野灘を望む。
尾鷲湾
2012年11月27日 13:38撮影 by  DSC-W530, SONY
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11/27 13:38
尾鷲湾
パノラマ写真を撮ってみました。
2012年11月27日 13:38撮影 by  DSC-W530, SONY
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11/27 13:38
パノラマ写真を撮ってみました。
海側の岩から熊野灘を望む。
2012年11月27日 13:40撮影 by  DSC-W530, SONY
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11/27 13:40
海側の岩から熊野灘を望む。
馬越峠まで降り、そこから尾鷲駅方面に下り始める。
2012年11月27日 14:37撮影 by  DSC-W530, SONY
11/27 14:37
馬越峠まで降り、そこから尾鷲駅方面に下り始める。
<桜地蔵>
小川の向こう側に祠があった。かつては旅人の水場だったという。
2012年11月30日 09:07撮影 by  DSC-W530, SONY
11/30 9:07
<桜地蔵>
小川の向こう側に祠があった。かつては旅人の水場だったという。
<馬越公園>
熊野古道はここで終わり。この先は一般道を緩やかに下りながら尾鷲駅へと歩く。
2012年11月27日 15:03撮影 by  DSC-W530, SONY
11/27 15:03
<馬越公園>
熊野古道はここで終わり。この先は一般道を緩やかに下りながら尾鷲駅へと歩く。
墓地を通り過ぎながら後方を振り返ると天狗倉山。
2012年11月27日 15:18撮影 by  DSC-W530, SONY
11/27 15:18
墓地を通り過ぎながら後方を振り返ると天狗倉山。
<尾鷲駅>
4時間15分の古道歩きでした。
2012年11月27日 15:36撮影 by  DSC-W530, SONY
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11/27 15:36
<尾鷲駅>
4時間15分の古道歩きでした。
撮影機器:

感想

 東京の自宅を朝4時45分に出発して熊野古道に向かった。鉄道の乗換えには十分な余裕があると考えていたが実際にはギリギリだった。やはり切符は事前に購入しておくべきだったと少し反省。
 なにはともあれ尾鷲駅に予定通り到着。尾鷲駅口のバス停の前にあるスーパーで地元の弁当とビールを買ってバスへ。熊野古道名物のさんま寿司の弁当もちゃんと売られていた。
 この馬越峠越えのコースは熊野古道のなかでもとりわけ古道の雰囲気を色濃く残すとされる。歩き始めてすぐにここが特別な道であることに気づいた。あちこちで写真を撮りたくなるのでなかなか足が前に進まない。
 馬越峠の茶屋跡に到着。すると尾鷲駅側から登ってきた男性と鉢合わせ。男性は僕らにこの峠のこと、古道のこと、そして天狗倉山からの眺望の素晴らしさを滔々と語りだした。男性は茶屋の主・世古平兵衛の末裔で現在の当主の世古さん。天狗倉山にはもう7400回登っておられるという。丹沢のボッカおじさんを思い出したw
 世古さんはクラブヘッドがどっかにすっ飛んでいってグリップとシャフトだけになったゴルフクラブをストック代わりに軽い足取りで7401回目?の山頂へ向かう。僕らも後を追ったがふたたび世古さんとお会いしたのは山頂の巨岩の下のところ。そこでふたたび巨岩についてレクチャーを受けて世古さんとお別れして山頂へ。そこではまさに絶景と呼ぶに相応しい眺めが僕らの到着を待っていた。
 お弁当を食べてしばし休憩。馬越峠まで降りると若い男女5人のパーティが山頂へ行くべきか否か訊いてきたので「何をおいても行くべきだ」と指南させてもらった。山頂に向かった彼らも「登って良かった」と思ってくれているに違いない。そう確信しながら尾鷲駅へと古道を下った。少しだけ世古さんの気持ちがわかったような気がした。親切にいろいろ教えていただき有難うございました。m(_ _)m
 低山には低山の良さがある。とりわけこれほど見事な山々の風景と入江の風景を同時に楽しめる山頂は貴重だ。古道歩きがメインのつもりが、いつの間にか天狗倉山に全部もっていかれた馬越峠越えのトレッキングでした。

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