狼谷〜森林植物園〜徳川道〜穂高湖〜掬星台〜摩耶ビューライン



- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 524m
- 下り
- 778m
コースタイム
- 山行
- 3:47
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 5:15
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(帰り)掬星台・星の駅から摩耶ビューラインで摩耶ケーブル下駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
森林植物園の園内をはじめ、良く歩かれるメジャーなルートばかりの組み合わせのため、特に危険な箇所などはなし。また梅雨の長雨による悪影響などもなし。 <熱中症には注意> 「徳川道」は基本的に谷筋で、上部が木々で覆われている区間も長い。そのため、真夏の酷暑の中で風が一切吹かないような天候下では、道全体に湿気や熱がこもりがち。そういう状況では熱中症にならないようにくれぐれも注意すること。 |
写真
装備
個人装備 |
通常のトレッキング靴のみ
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感想
今回は同行者の希望通りのルート組みによるコース。
「森林植物園」から東門を出て山道へ入り、「徳川道」からかなり久しぶりとなる「穂高湖」へ。その後「アゴニー坂」を登って「掬星台」へと向かうこととなった。
真夏の酷暑の真っ只中ということで、キツくて長い登りは避けて、みなと観光バスを利用して短時間で一気に「筑紫が丘」まで到達し、そこから「狼谷」経由で「森林植物園」へ向かう段取り。これは実はかなり楽。時間もあっという間なので本当に便利。
この日は朝からずっと暑くて、何もしていなくても汗がにじんでくる始末。「森林植物園」ではたまらずソフトクリームで一息ついた。ここのソフトクリームもだいぶ久しぶりだなあ。弓削牧場のミルクソフトクリームは400円。六甲山牧場のものとはまた違うので食べ比べも楽しいかも。
この日の暑さは半端ない。汗だくになって服はもうびっしょり状態。「桜谷出合」までは何事もなく順調に歩いていたが、ご機嫌さんなのはそのあたりまでで、やがて少々息遣いが荒くなり始めてきた。「徳川道」に入って登り始めると、しばらくしてしんどくなってきた。沢沿いで湿気もあり、温まった空気も森林のなかにこもって抜けてくれない山道。身体の中にこもった熱が抜けなくて、体温が体の内側から上昇していくのが分かる感じ。しかも次から次へと流れる汗がすごくて、脱水症状気味。お茶を飲んでも吸収のほうが追い付かない。早い話が「熱中症寸前」状態。危険を感じて途中で小休憩して、なんとか事なきを得た。
以前に山歩き中に熱中症になったことがあったので、身体がどういう反応を示し始めると危ない兆候なのかというのは経験則で分かってきているのが功を奏す感じ。人生何事も実体験による経験的知識が一番の財産だ。私も今改めて振り返ると、山の中で実にいろいろな実体験(=良い経験も酷い目に遭った経験も両方)を重ねてきているなあと感慨深いものがある。
「掬星台」のビューテラスで一休み。ここまでで意外と時間が過ぎていた。当初は「青谷道〜旧摩耶道」で新神戸駅へ下ろうかと考えていたが、それだと急いでもだいぶ時間がかかる。山歩き後の最大のお楽しみである天然温泉にゆったり入る時間がなくなりそうだったので、急遽予定変更。摩耶ビューラインで一気に下界へ降りて、温泉へ直行。温泉での至福の時間を最優先にした。真夏はそれでOK。というかそのほうが良いよね。温泉後の夕食も楽しみだしねえ。
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