八幡平から岩手山へ。裏岩手縦走路を歩く。

2020年08月13日(木) 〜 2020年08月16日(日)

• GPS: 28:51
• 距離: 47.6km
• 登り: 2,582m
• 下り: 3,279m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:52
• 休憩: 1:18
• 合計: 5:10

9:26 茶臼口
9:41 9:42 前山
10:09 10:11 茶臼山荘
10:18 10:20 茶臼岳
10:30 10:31 茶臼山荘
11:03 11:18 黒谷地湿原
11:43 11:44 安比岳分岐
11:58 12:14 源太森
12:24 12:24 源太分かれ
12:38 12:53 陵雲荘
13:00 13:02 ガマ沼
13:14 13:14 八幡平
13:27 13:27 鏡沼
13:32 13:33 鏡沼分岐
13:42 14:07 八幡平山頂レストハウス
14:14 14:14 鏡沼分岐
14:23 14:23 見返峠
14:31 14:31 ガマ沼
14:38 陵雲荘

2日目

• 山行: 8:30
• 休憩: 1:46
• 合計: 10:16

14:38 陵雲荘
4:51 4:52 ガマ沼
4:57 4:58 見返峠
5:03 5:03 鏡沼分岐
5:07 5:23 八幡平山頂レストハウス
5:38 5:38 裏岩手縦走路入口
5:47 5:47 藤七温泉分岐
5:57 5:57 畚岳分岐
6:05 6:10 畚岳
6:15 6:18 畚岳分岐
7:02 7:05 諸桧岳
7:51 7:51 石沼
8:08 8:08 前諸桧
8:50 8:52 嶮岨森
9:58 9:59 大深山荘
10:05 10:12 大深山荘の水場
10:19 10:20 大深山荘水場まで0.2km道標
10:23 10:24 大深山荘水場まで0.4km道標
10:40 10:43 大深岳分岐
10:55 10:59 源太ヶ岳
11:12 11:12 大深岳分岐
11:23 11:24 大深岳
11:35 11:36 八瀬森分岐
12:29 12:52 小畚山
13:15 13:15 ニセ小畚
13:25 13:25 三ツ沼
13:52 13:56 三ツ石山
14:30 14:48 三ツ石山荘
14:49 15:05 三ツ石山荘水場
15:06 三ツ石山荘

3日目

• 山行: 7:11
• 休憩: 0:36
• 合計: 7:47

15:06 三ツ石山荘
6:16 6:17 大松倉山
7:34 7:40 犬倉分岐
8:00 8:08 犬倉山水場
8:59 9:03 姥倉分岐
9:21 9:21 黒倉山分岐
9:43 9:52 切通し
10:35 10:36 鬼ヶ城西
11:03 11:04 割れ岩（仮称）
12:37 12:44 鬼ヶ城分岐
13:08 13:09 不動平避難小屋
13:10 13:11 不動平
13:29 八合目避難小屋

4日目

• 山行: 5:02
• 休憩: 0:53
• 合計: 5:55

13:29 八合目避難小屋
5:42 5:42 不動平避難小屋
6:14 6:14 焼走り分岐
6:20 6:24 岩手山
6:27 6:27 焼走り分岐
7:08 7:09 岩手山
7:12 7:12 焼走り分岐
7:30 7:31 不動平
7:41 8:13 八合目避難小屋
8:19 8:20 七合目
8:33 8:33 旧道六合目
8:43 8:49 駒鳥清水
9:38 9:43 旧道四合目
10:14 10:15 馬返しコース２．５合目分岐
10:36 10:37 一合目
10:52 10:52 0.5合目
11:20 11:23 馬返しキャンプ場
11:24 ゴール地点

天候

1日目 晴れ時々曇り
2日目 曇り
3日目 雨
4日目 曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

往路　盛岡駅まで夜行バス。盛岡駅から松尾鉱山資料館で乗り換えて、茶臼口まで路線バス。
復路　馬返し登山口から清沢駅までタクシー（3860円）。清沢駅から盛岡駅までは、いわて銀河鉄道に乗車。盛岡からは新幹線を利用。

コース状況／危険箇所等

雨のため、三ツ石避難小屋から鬼ヶ城分岐までの道の所々は沢となっていました。登山靴の防水は、完全に崩壊されていました。
鬼ヶ城の稜線は、強風のため歩き難い時はありましたが、岩稜帯はさほど難しいところはありませんでした。ただ、感じ方には個人差があるので要注意です。

その他周辺情報

入浴は、盛岡駅付近の開運の湯を利用（６６０円）。

写真

8/13 8:25

松尾鉱山資料館のバス停。トイレ有りです。下車時に乗り換え割引券（200円）がもらえます。

8/13 9:20

茶臼口の駐車場に到着。駐車スペースはすでに満杯でした。

8/13 9:26

車道をしばらく歩き、ここから登山道に入ります。

8/13 9:27

ゴマナ。

8/13 9:27

ママハハコ。

8/13 9:28

松尾鉱山の居住地跡が見えました。

8/13 9:43

茶臼岳でしょうか。とんがっています。

8/13 10:16

茶臼岳の山頂に到着。

8/13 10:17

遠くに薄っすら見えるのが岩手山でしょうか。

8/13 10:19

茶臼岳山頂から熊沼方面。

8/13 11:10

ミヤマアキノキリンソウ。

8/13 11:11

コバキボウシ。そこここで群生していました。

8/13 11:14

黒谷地への分岐にある黒谷地湿原の展望デッキ。休憩に持ってこいです。

8/13 11:20

カラマツソウ。

8/13 11:43

安比岳分岐。

8/13 12:00

源太森。眺めが良いです。

8/13 12:02

源太森より八幡平を望む。

8/13 12:19

綿毛になりかかっているチングルマ。

8/13 12:21

木道が続く道になりました。

8/13 12:21

ウメバチソウ。今回、一番見かけた花でした。

8/13 12:25

真っ直ぐ。

8/13 12:26

八幡沼。

8/13 12:31

ミヤマアキノキリンソウ。

8/13 13:00

ガマ沼。

8/13 13:04

イワイチョウ。

8/13 13:06

車百合。

8/13 13:10

八幡平の山頂には展望台があります。

8/13 13:11

八幡平山頂より岩手山は雲の中。

8/13 13:20

眼鏡沼の左側。

8/13 13:23

右側。

8/13 13:36

八幡平登山口まで下りてきました。秋田県と岩手県の県境です。

8/13 13:45

ようやく岩手山がみえました。この後、凌雲荘に戻って宿泊しました。

8/14 5:39

2日目、稜線荘を出発して、裏岩手縦走コースの入り口まで来ました。

8/14 5:57

畚岳への分岐。

8/14 6:06

畚岳の山頂です。360度の展望だそうですが、ガスで真っ白。早々に降ります。

8/14 6:36

湿原に出ました。

8/14 7:02

諸桧岳の標識あり。地図の山頂位置とは違うようです。山と高原地図の白丸地点です。

8/14 7:12

諸桧岳の山頂らしきところ。何にもない細い道が続きます。

8/14 7:20

ギンリョウソウ。

8/14 7:52

石沼。

8/14 8:09

前諸桧。特に何にもなく通過。

8/14 8:13

ヒヨドリバナ。

8/14 8:49

嶮岨森。展望はガスでありません。残念。

8/14 9:03

少し進むと鏡沼が見えました。

8/14 9:30

大深山荘に到着。丁度、管理されている方が掃除をされていました。

8/14 9:57

ここから、いったん水場に向かいます。

8/14 9:58

左に進みます。

8/14 10:08

水場。周りは花畑でした。

8/14 10:20

リンドウは固い蕾のママ。

8/14 10:39

源太ヶ岳の分岐。源太ヶ岳に行ってみます。

8/14 10:57

紫陽花。

8/14 10:59

源太ヶ岳の山頂らしきところ。ここまでの平な稜線は歩きやすく、晴れていれば景色も良かっただろうと思われます。

8/14 11:22

大深岳の山頂。

8/14 11:40

八瀬森分岐から進んだところで、右側斜面に花畑が広がってました。

8/14 11:41

ニツコウキスゲが満開でした。

8/14 12:18

ウスユキソウ。

8/14 12:19

ウスユキソウ。

8/14 12:27

小畚山の山頂。小がついてますが、畚岳より急登でした。

8/14 12:29

ママハハコが花開いてました。

8/14 12:34

これから歩く稜線。

8/14 13:14

タテヤマリンドウ。

8/14 13:15

三ツ石岳の山頂の標識がありますが、右手にもっと高いところがあるので、登ってみました。

8/14 13:56

登ったところ。ここにも、三ツ石山の標識がありました。

8/14 13:57

岩手山は雲の中。

8/14 14:33

三ツ石避難小屋に到着。雨が降り出していたので、気持ち急いで到着です。

8/14 14:33

避難小屋の周囲は、三ツ石湿原で花盛りでした。これは、ウサギギク。

8/14 14:34

サワギキョウ。

8/14 15:05

三ツ石避難小屋の水場。水の流れは細いですが、溜まっていたのを、ナルゲンですく出だしました。
この後、三ツ石避難小屋に宿泊。貸し切りでした。雨足と風が強くなり、明日の行程を思案します。なお、小屋内はドコモ電波は入りません。

8/15 6:14

3日目。風が弱くなったので出発しました。が、雨は止まず。大松倉山には難無く到着。

8/15 7:56

水場への分岐。雨が止んでいたので休憩します。

8/15 8:01

登山道は沢になっていました。靴の中もずぶ濡れになりました。

8/15 9:00

姥倉山分岐。

8/15 9:43

切通しに到着。

8/15 9:43

このまま鬼ヶ城に進むことにしました。

8/15 10:46

鬼ヶ城の岩場。岩場自体はさほど困難なところはありませんでしたが、たまに斜面の薄トラバースや、突風が吹き、緊張して歩きました。

8/15 10:47

岩場のアップダウンが続きます。

8/15 12:37

鬼ヶ城分岐で、岩場はお終いです。

8/15 12:39

トモエシオガマ。

8/15 13:08

8/15 13:08

ガスガスですが、不動平避難小屋に到着。雨に濡れて身体が冷え切ってました。少し休憩します。
すでに2パーティ休憩中でした。両パーティ共、風雨が強く山頂には行かないとのことでした。

8/15 13:25

私達も山頂には行かずに、八合目小屋に降ります。

8/15 13:25

八合目小屋の水場。こんこんと冷たい水が流れていました。
小屋内は、薪ストーブが焚かれていて、濡れたものをそこそこ乾かせました。そして、管理人の方達以外には、私達のみの状況でした。

8/16 4:42

八合目小屋からの朝焼け。美しいです。

8/16 5:24

風が強いのが気になりますが、雨は止んでいるので岩手山山頂を目指して出発です。

8/16 6:00

9合目に到着。風は強いですが、なんとか歩けそうなので、取り敢えず左回りで山頂を目指します。

8/16 6:16

山頂まであと少し。

8/16 6:18

火口に引っ込んだところに池があるようです。

8/16 6:19

岩手山の山頂に到着。残念ながらガスで眺望が良くありません。

8/16 6:30

風が強いところなので、背の低い花が地面にへばりつくように咲いています。

8/16 6:38

8/16 6:40

9合目に戻ってきました。
ガスが切れると、岩手山の山頂が見えて気分が上がります。奥の高いところが山頂です。気分が上がったので、御鉢参りをすることにして、右回りの道で、再び山頂を目指しました。

8/16 6:47

通りませんでしたが、火口内の道です。

8/16 7:07

再びの岩手山の山頂。

8/16 7:10

今度は、少しは見えました。

8/16 7:26

9合目からだいぶ下りたところから。鬼ヶ城の稜線がよく見えました。

8/16 7:29

シシウド。

8/16 7:30

不動平避難小屋まで戻ってきました。

8/16 8:19

8合目小屋から馬返しへの道の7合目。

8/16 9:01

五合目からの風景。旧道を進みました。眺望の良いガレた道が続きます。歩き辛く、途中で同行者が足を捻挫してしまったので、4合目からは歩きやすいという新道に入りました。

8/16 9:58

3合目。

8/16 10:02

ノコンギク。

8/16 10:13

ソバナ。

8/16 10:14

ホツヅシ。

8/16 10:16

2合目と3合目の間の旧道と新道の分岐。Y字の白ペンキがちょっと斬新。

8/16 10:23

もうがれ場はないのかと思っていたら、またがれ場に出ました。

8/16 10:36

1合目。あと少し。

8/16 11:20

馬返し登山口に到着。山歩きは終了です。負傷者がいたため、8合目を出発時点で呼んでいたタクシーの運転手さんをかなり待たせてしまいました。ごめんなさい。

8/16 12:14

清沢駅からこの電車で盛岡に向かいました。

撮影機器：

FinePix XP90 富士フイルム

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

tsururun

東北の山の第二段です。八幡平から出発のあまり登りのない行程で、のんびり登山のつもりでしたが、岩手山登頂予定の３日目の天候が悪く、思いの外、強風と雨に打たれての寒さが辛かったです。天候がどうなるかと、心配しましたが、岩手山も登れて（しかも２度も）、満足です。
避難小屋に３泊しましたが、どの小屋も他の登山者の宿泊はなく、密は避けて山行できました。