記録ID: 2509480
全員に公開
沢登り
六甲・摩耶・有馬
丹生山系 屏風川遡行
2020年08月16日(日) [日帰り]
兵庫県
Kuro
Ham⭐
ハーコ
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:34
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 449m
- 下り
- 432m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 7:35
距離 10.1km
登り 450m
下り 450m
8:42
18分
スタート地点
16:17
ゴール地点
| 天候 | 快晴 街は猛暑日 神戸の最高気温 36.0℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
屏風川はいくつかの滝を除くとほぼ平坦で、沢登りというよりは沢歩きと言ったイメージです。 堰堤が全くないためか裏六甲の谷より水質は良いです。 釜や淵が発達しており、お好きな人なら泳ぐことも可能です。 二の滝、三の滝はシャワクラを楽しむことが出来ますが、一の滝は手がかり足がかりも少なく我々の実力では登ることが出来ませんでした。（右岸岩稜にロープが下がる巻き道あります） |
| その他周辺情報 | 大池から一駅の唐櫃台駅近くに「からとの湯」入浴料720円。 この日は密になるほど賑わっていました。 |
写真
大池駅出発。近くにはコンビニやマックスバリューがあり買い出しには困りません（H）
早くも紅葉の始まり!？ と思ったら枯れ掛かってるようです（H）
お二人とも勝手知ったる天下辻(ku)
ここまで一汗かきました。出だしから暑い（H）
ここまで一汗かきました。出だしから暑い（H）
複雑なマップです。先人の探索魂が伝わって来ます(ku)
本日は大蔵谷を経て屏風川下流へ。そこから遡行します（H）
本日は大蔵谷を経て屏風川下流へ。そこから遡行します（H）
中俣谷A沢に出ました。渇水が心配でしたが、意外としっかり水が流れており一安心です（H）
低山ですが木陰の道なので、直射日光は避けられます（H）
ただ今日は大量のメマトイに悩まされました (h)
ただ今日は大量のメマトイに悩まされました (h)
Hさんいわくここに橋が架かっていたそうな。江戸時代は炭や米を運ぶ生活道路だったとの事(ku)
この先の二段の滝上部で大崩壊あり。篤志の手による完璧なバリケード（H）
よって沢沿いの迂回路を進みます。後ろに見えるのが二段の滝（H）
ずんずん進んで行かれます(ku)
屏風川中俣谷の徒渉地点です（H）
屏風川中俣谷の徒渉地点です（H）
ここも崩壊進行中。太陽と緑の道として生き残れるのかどうか...歴史ある道に危機が訪れています（H）
大日如来。以前は日陰でいい雰囲気を醸し出していたのですが、大木が倒れ今は陽ざらしになってしまいました（H)
続いて大蔵尾根を進みます。三年前に刈り払ったシダが茂ってきました。クモの巣も多くなって来ました（H）これを刈ったなんで・・倒れそうです(ku)
7
8/16 10:21
続いて大蔵尾根を進みます。三年前に刈り払ったシダが茂ってきました。クモの巣も多くなって来ました（H）
これを刈ったなんで・・倒れそうです(ku)
これを刈ったなんで・・倒れそうです(ku)
微かな踏み跡を辿り大蔵池に。この先、堤のような尾根を2本乗越して沢を下ります（H）地形的に不思議な水たまりです。人工？(ku)
8
8/16 10:32
微かな踏み跡を辿り大蔵池に。この先、堤のような尾根を2本乗越して沢を下ります（H）
地形的に不思議な水たまりです。人工？(ku)
地形的に不思議な水たまりです。人工？(ku)
林道に出ました。三菱雪稜クラブさんの手によるプラ札がお出迎え。この後、さらに谷を下って屏風川に出ましたがこれはフライングでした。林道を下っていくのが正解（H）
2
8/16 10:53
林道に出ました。三菱雪稜クラブさんの手によるプラ札がお出迎え。この後、さらに谷を下って屏風川に出ましたがこれはフライングでした。林道を下っていくのが正解（H）
川から引き返して林道を北に進みます（H）
沢を下らず岩岩を登り返した甲斐あって快適に進みます (h)
沢を下らず岩岩を登り返した甲斐あって快適に進みます (h)
屏風川の広河原が見えてきました。出発して2時間半、長いアプローチでした（H）予定通りとはいえ真夏のハイキングでした(ku)
3
8/16 11:08
屏風川の広河原が見えてきました。出発して2時間半、長いアプローチでした（H）
予定通りとはいえ真夏のハイキングでした(ku)
予定通りとはいえ真夏のハイキングでした(ku)
さっそくヘソライン。火照った身体に心地よい水風呂（H）
頑張って遡行開始！(ku)
冷たくてびっくり! (h)
頑張って遡行開始！(ku)
冷たくてびっくり! (h)
10cmくらいのオタマジャクシ。逃げません(ku)
貫禄ありますねぇ（H）
成長した姿を見てみたいですね (h)
貫禄ありますねぇ（H）
成長した姿を見てみたいですね (h)
ここで数名のパーティに出会いました。屏風川で他の人に会えるのは珍しい。しかも沢装備でした（H）
ナメをジャブジャブ、快適です。(h)
木漏れ日が差して快適な沢歩きです（H）
木漏れ日が差して快適な沢歩きです（H）
一の滝登場！今回遡行の目玉です！（H）かなり深そうですが、飛び出した岩まではへつれます(ku)
Hさんより泳ぐ必要ありと予告されていた場所ですね (h)
16
8/16 11:46
一の滝登場！今回遡行の目玉です！（H）
かなり深そうですが、飛び出した岩まではへつれます(ku)
Hさんより泳ぐ必要ありと予告されていた場所ですね (h)
かなり深そうですが、飛び出した岩まではへつれます(ku)
Hさんより泳ぐ必要ありと予告されていた場所ですね (h)
ここから泳いで取付きます(ku)
手強い感じかひしひし伝わってきます (h)
手強い感じかひしひし伝わってきます (h)
左手のパーミングのみが頼り！ここアカンです(ku)
かなりもがいていました (h)
かなりもがいていました (h)
Hさんは淵を泳いで取付き、ホールドを探します(ku)滝の下はオーバーハングとなっており、足場も手がかりもなし。手強い！（H）
10
8/16 12:00
Hさんは淵を泳いで取付き、ホールドを探します(ku)
滝の下はオーバーハングとなっており、足場も手がかりもなし。手強い！（H）
滝の下はオーバーハングとなっており、足場も手がかりもなし。手強い！（H）
トップロープに作戦変更、右岸の岩稜を一旦巻きあがります(ku)
hは既に正規の巻道上にいます (h)
hは既に正規の巻道上にいます (h)
あっという間に下って行きましたが、(h)
では行って来ます・・ガボガボ(゜Д゜;)・・ゴボウでも無理・・敗退です(ku)
では行って来ます・・ガボガボ(゜Д゜;)・・ゴボウでも無理・・敗退です(ku)
ロープ撤収 (h)
諦めました...（H）
背筋と上腕筋使い切りました(ku)
諦めました...（H）
背筋と上腕筋使い切りました(ku)
再び穏やかな沢を進みます。(h)
滝と滝の間は殆ど水平道（H）
滝と滝の間は殆ど水平道（H）
果敢に挑むkuroさん（H）
細かいホールドさがして登ります(ku)
細かいホールドさがして登ります(ku)
プールのように広い釜です。深さは足が立つか立たないかといった感じ（H）
釜の近くは160の私の胸ラインです（h）
釜の近くは160の私の胸ラインです（h）
harkoさんの番です（H）
流芯を避けしっかり足場のあるところを登ります(h)
流芯を避けしっかり足場のあるところを登ります(h)
初見なので、色んな標識が目に入ります(ku)
ここはちょっとゴルジュチックな場所（H）
ここはちょっとゴルジュチックな場所（H）
世間では猛暑というのに遡行中は暑さを感じませんでした（H）
秘境、屏風川を行く。(h)
屏風川らしさの一枚ですね（H）
秘境、屏風川を行く。(h)
屏風川らしさの一枚ですね（H）
ワシの滝やで...せっかく気持ち良く寝とったのに...（H）
うるうるの目で訴えています、ごめんね。(h)
うるうるの目で訴えています、ごめんね。(h)
ロープで行きますか…と言ってます⁈ (h)
kuroさんにロープを上げてももらうことにしました（H）
kuroさんにロープを上げてももらうことにしました（H）
harkoさんも滝芯を狙い撃ち（H）
ロープに吊るしてもらいクリアできました(^^;;(h)
ロープに吊るしてもらいクリアできました(^^;;(h)
全てはkuさんにかかっています(h)
心もとない細木ですが、ビレイには十分です(ku)
心もとない細木ですが、ビレイには十分です(ku)
吊るされてない人の姿は一味違いますね〜(h)
余裕〜(ku)
このために来たんですから...（H）
余裕〜(ku)
このために来たんですから...（H）
ん？ この先、排気ガスが充満しています（H）
2ストの匂いです。沢も濁ってました(ku)
2ストの匂いです。沢も濁ってました(ku)
原因はモトクロスバイク。迷って入ってしまったとか。やめて欲しいですねぇ（H）合計7台で無茶やってましたね(ku)
斜面からなんとか沢脱出を図っていました。みなさんの無事脱出を願うばかりです(h)
8
8/16 14:38
原因はモトクロスバイク。迷って入ってしまったとか。やめて欲しいですねぇ（H）
合計7台で無茶やってましたね(ku)
斜面からなんとか沢脱出を図っていました。みなさんの無事脱出を願うばかりです(h)
合計7台で無茶やってましたね(ku)
斜面からなんとか沢脱出を図っていました。みなさんの無事脱出を願うばかりです(h)
続いて屏風ヶ淵（H）
充分体の冷えた私はなるべく浅瀬へ (h)
充分体の冷えた私はなるべく浅瀬へ (h)
何故か大樋の滝を避けて通るお二人（H）
そろそろ服を乾かそうかなぁ〜なんて思って(ku)
同感でした^ ^ (h)
そろそろ服を乾かそうかなぁ〜なんて思って(ku)
同感でした^ ^ (h)
右俣合流点以降はさらに水が澄んできます。真ん中が気持ちいい淵なのですがやはり避けて進むお二人（H）充分楽しみました、そろそろ沢から上がりたかったのかなぁ…^ ^(h)
8
8/16 14:58
右俣合流点以降はさらに水が澄んできます。真ん中が気持ちいい淵なのですがやはり避けて進むお二人（H）
充分楽しみました、そろそろ沢から上がりたかったのかなぁ…^ ^(h)
充分楽しみました、そろそろ沢から上がりたかったのかなぁ…^ ^(h)
二条の滝は左右に分かれて難なくクリア (h)
右の流れを選択(ku)
じゃ、私は左を（H）
右の流れを選択(ku)
じゃ、私は左を（H）
中俣谷A沢出合に戻ってきました（H）ここで沢支度を解きます。脚が疲れてます(ku)
サワーシューズを脱ぐのが最後の大仕事です（H）
3
8/16 15:26
中俣谷A沢出合に戻ってきました（H）
ここで沢支度を解きます。脚が疲れてます(ku)
サワーシューズを脱ぐのが最後の大仕事です（H）
ここで沢支度を解きます。脚が疲れてます(ku)
サワーシューズを脱ぐのが最後の大仕事です（H）
感想
初の丹生山系屏風川への遡行、この山域が詳しいお二方に同行させていただきました。全体の距離はそんなにありませんが35度近い気温の中、2時間ほどのアプローチと、一の滝での死闘で体力をごっそり持っていかれました。その後はキレイな滝が連続し、六甲山系にありがちな苔臭さが無い水質で、気持ちの良い遡行を存分に楽しめました。源流部は、特に水質がよく煮沸すれば料理に使えるとのこと、うらやましいですね。下山後のカラトの湯も初めて。お盆のためかかなりの人出で混んでました。
北神急行が市営化され、三宮から谷上まで280円と半額で使いやすくなり、これからは、裏六甲への山行が楽になりそうです。
今回重いロープ類を準備頂いたHさん、送迎までして頂いたhさんにはこの場をお礼申し上げます。
あと体質の問題ですが、アブに咬まれやすく手足で20ヶ所もやられました。なので、今日は痒みマックス！ボコボコに腫れあがってます。
猛暑続きのこの時期は沢歩きに限ります。
手持ちのカードからとっておきの一枚。それが屏風川遡行でした。三年前に一度訪れたのですが、その時は「一の滝」に手も足も出ず、滝の全容すら見ないまま無念の高巻き。
時は流れて早三年・・・IBEXに持ちかけてのリベンジ山行が実現しました。
結果・・・見事返り討ちでした。でも今回は一の滝の全容を見ることが出来ました。それにチャレンジも。私には手に負えないことが判ったのでスッキリしました。記録ではたった10kmなのに7時間余りも掛かり記憶に残る山行となりました。
ご同行いただいたkurokuwa65さん、harkoさんありがとうございました。
最後になりましたが、この素晴らしい山域をくまなく踏破し、案内板等を設置すると共に自費出版でガイドブックまで作られた三菱雪稜クラブOBの方々に心よりお礼申し上げます。
丹生山系屏風川は山歩きこそあれ、沢登りは初めてです。
水良し、景色良し、信頼できる先輩方に導かれお腹いっぱい遊ばせていただきました。
なんでもないところで迂闊にも滑ってコケてしまいました。穏やかなところほど抜かりなく慎重を持続しなければ。
今日も失敗から学ばせていただきました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：1924人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
関連する山／近くの山
大蔵山の最新記録
東丹生山系のピークハントへ
2025年01月05日 (日帰り) [S]
梶岡山〜大蔵山（1/3）
2024年11月22日 (日帰り) [B]
北神戸三角点巡り�”輅�(大蔵山)
2024年09月07日 (日帰り) [C]
神戸北区のちょっとﾏｲﾅｰな5ﾋﾟｰｸ散策👣😅
2024年04月28日 (日帰り) [B]
東丹生山系・屏風川周辺
2023年11月09日 (日帰り) [A]
三角点（点名：アザミ谷）の最新記録
丹生山系：酷暑から逃避行！屏風川ジャブジャブ遡行
2025年07月27日 (日帰り) [S]
丹生山系 屏風川 中俣、右俣の滝巡り
2025年07月20日 (日帰り) [A]
屏風川流域お散歩
2025年07月08日 (日帰り) [B]
丹生山系ー金剛童子山を周回
2025年07月06日 (日帰り) [B]
丹生山系：ハンカイソウ咲く涼な谷～谷を緩々歩き
2025年06月22日 (日帰り) [S]
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する