養老公園からの三方・小倉・養老山 津屋避難小屋より養南病院直行ルートを辿る(入院という意味ではない)
- GPS
- 08:40
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 1,021m
コースタイム
08:40 菊水泉・養老神社 08:50
09:00 養老の滝
09:10 養老登山道入り口
09:20 三方山登山口
10:05 三方山 10:15
10:25 笠原峠
10:35 小倉山 10:45
10:55 養老山 11:00
11:35 若宮への旧道分岐 11:40
11:45 安芸の台 11:50
12:10 津屋避難小屋(昼食) 14:00
14:30 分岐点1
14:40 分岐点2
15:25 旧道寸断地点
15:35 東海自然歩道
17:05 養老公園駐車場
天候 | 晴れ時々風雪→曇り→雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートは手書きの上、終盤の東海自然歩道は迷っているので適当です。 登山道と養老山頂をつなぐ坂が雪で非常によく滑る。 養老山から津屋避難小屋までの間に倒木が2〜3箇所あり。 避難小屋から病院付近まで下るルートはあまり歩かれていない様で、少々荒れ気味。倒木も多数あり。 水晶の湯 ■入館料(入湯税込み) 大人 500円 子供 300円(子供は6歳以上15歳未満) 幼児 無料 ■営業時間 午前10時から午後9時(午後8時30分最終受付) |
写真
感想
先月の藤原岳、藤原山荘(避難小屋)での昼食休憩があまりに快適だったので、
今回も避難小屋があり、なおかつ積雪量の少なそうな山を探していました。
そこで候補に挙がったのが、養老登山道の津屋避難小屋。
先月は笙ヶ岳しか行けなかったので、今回は三方山、小倉山、養老山を経て避難小屋に至り、
そこから養南病院近辺まで続いているはずの旧道を探索しつつ辿ることとします。
今回のターゲットは(自分にとっては)お馴染みの養老三兄弟、三方山・小倉山・養老山です。
9日の養老町は前日に続き、雪混じりの予報。フィット号用の冬用タイヤを持っていないため、
前日の晩にロードスターの冬用タイヤ交換と、それに伴う車高調整をしました(めんどくさい車です)。
雪が降ってこの車で出動とは、何か本末転倒な気もしますが、それしか手段がないので仕方ありません。
まずは養老神社に立ち寄り、菊水泉で飲料用と調理用に使う湧き水を入手。その後に入山前の御参りをし、いざ出発!
・・・なんということでしょう!
インロックしてしまったことに気付きます。キーの閉じ込みは自動車保険のサービスに含まれているので解決こそできるのですが、
今からその手続きを始めるとなると、今回の山行はつぶれてしまうことになります。さて、どうしたものか・・・
今回は入山場所と下山場所が異なります。下山予定場所の養南病院近辺ならば携帯電話も使用可能でしょうから、
そこから保険会社の方に連絡し、養老公園までの移動時間を鍵屋さん到着までの待ち時間に当てる作戦を取ることにします。
現時点で解決に至っているわけではないので多少の不安はありますが、今はそれが最善策のはず・・・
自分にそう言い聞かせて歩を進めます。
実は今朝、長良川を越えてから軽アイゼンを忘れたことに気付いて取りに帰り、30分を無駄にしたという経緯もあるので、
この時点でナイーブなハートは既にズタズタです。
三方山までの道は過去2回歩いていますが、一年ぶりに歩いてみると大して辛くは感じません。
この地から山歩きを始めて一年強、多少はこの脚も鍛えられたということでしょうか?
心配していた積雪も大した量ではなく、軽アイゼンの装着も必要なさそうです(せっかく取りに帰ったのに)。
ただ、養老山の山頂へ登る道だけはかなり滑りやすく(特に下りが)、細心の注意が必要です。
津屋避難小屋までは道も整備されており、特に分かりにくい箇所もありませんが、倒木に道を塞がれている箇所が2,3ありました。
滝上の登山口からちょうど3時間で避難小屋に到着。写真を撮りながらちんたら歩いてこの程度の所要時間なので、
往復するとしても避難小屋の使用は現実的な選択肢に入れられると思います。寒い今の時期は特にお勧めです。
さあ!待ちに待った昼食です。本日の自分のメインメニューは麻婆豆腐。
二日前にとった鶏ガラスープを始め、何種類かの調味料も小分けして持ってきました。
まず、フライパンに敷いた油に少量のネギで香を付け、肉(鶏ミンチと細かく切った豚肉をまぜたもの)を投入。
続いてニンニク、しょうが、みりん、豆板醤を絡めた後に鶏ガラスープを流し込み、短く切った春雨を投入。
オイスターソースと醤油で味を濃い目に調整し、前日に準備してきた豆腐を投入。煮えてきたところでネギ、水溶き片栗粉を混ぜいれ、少量のごま油を加えて完成。
本当は少量の山椒があると良いのですが、使い道が少ない上に意外と高いので入れていません。
初体験のアルファ米とともに頂きます。やっぱり屋内はいいですね。この季節に熱々の昼食は感動ものです。
今回の課題は、前日に賽の目状に切って湯掻いてきた豆腐。引っ付いてしまうのを防ぐために
ごま油をまぶしてみましたが、あまり効果はなかったようです。何か他に良い方法はないものでしょうか?
この後に棒ラーメンと、その残り汁で雑炊を作りましたが、さすがに時間が掛かり過ぎです。
次回からは調理するのは一品、他は湯を加えたり加熱する程度のものにしようと思います。
さて、休憩で長い時間を費やしてしまいましたが、ここからが本題です。
地形図を確認すると、この避難小屋から病院方面に延びる破線があります。
この道の状況、使い勝手を調査し、今後の養老登山に役立つルートかどうかを確認することが我々取材班の今回の使命であり、
養老登山における明るい未来を左右する非常に重要な任務であることは疑いようもありません。
では進んでみましょう。
道はなかなかの急勾配で、大きめの岩、朽木なども大量の枯葉に覆い隠されているので避難小屋までの道と違って注意が必要です。
よくすべる上、道を塞ぐ倒木の数も多いので、登りに使うのは少し辛そうです。おまけに展望もほとんどありません。
分岐点が2箇所ありますが、共に左側が正解です。(写真43,46参照)
終盤で突然目の前が藪に閉ざされますが、道を左側に逸れてしばらく進むと続きの道が現れ、
東海自然歩道と合流します。(写真52参照)
先にイメージの良くないことばかり書いてしまいましたが、静寂の中に美しい黄葉が楽しめる道のようです。
来年の秋は再びこの道を歩いてみたいと思います。
携帯電話の使用可能領域に入りました。保険屋さんに事情を説明し、提携の鍵屋さんとは1時間半後に
駐車場で待ち合わせることになりました。
東海自然歩道で分かりにくい箇所などないだろうと勝手に思い込んでましたが、それが浅はかでした。
住宅や舗装路、私道らしき箇所も入り乱れており、途中で何度も迷い、時間が刻々と過ぎて行きます。
今回はタイムリミットもあるので県道に出て歩道を歩き、雪の降る暗い中、駐車場に辿り着きました。
程なくして鍵屋さんが到着。本日の山行は辛うじてですが、無事に終了しました。
水晶の湯で冷えた身体を温めた後、本日の夕食に決めていたステーキの店に向かいます。
愛知の県道190号線(名古屋一宮線)を稲沢市から北上、名神高速の高架をくぐり、しばらく進むと(牛野通よりも手前)
右手に見えてきます。
『ステーキの達人』
変わった屋号ですが、味は抜群だと思いますし、価格もとてもリーズナブル。
春に鳳来寺山へ出かけた帰りにM隊員に連れられてきたのが最初でしたが、あまりの美味しさに無言で食べ続けたのを
憶えています。
それから何度か来店しましたが、今月の2日に訪れた際に、今年一杯で休業されることを知りました。
気に入った店がなくなるのって辛いですね。最後にもう一度食べに行きたいと思っています。
今回の山行は結果オーライではありましたが、己の注意力の無さがいつも以上に浮き彫りになった気がします。
毎回同じようなことを思っていますが、次回からの戒めにしたいと思います。
養老の山は笙ヶ岳も含むと5度目でしたが、毎回違った魅力を見つけている様に思えます。次に訪れる際は何を見つけられるのか?
楽しみです。
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