泣く飯豊山、吠える北方山稜

2020年08月15日(土) 〜 2020年08月18日(火)

• GPS: 80:00
• 距離: 27.5km
• 登り: 2,528m
• 下り: 2,688m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:15
• 休憩: 0:35
• 合計: 6:50

4:50 御沢登山口
7:40 7:55 横峰
8:30 8:30 地蔵山西分岐
9:40 10:00 三国岳避難小屋(三国小屋)
11:40 切合小屋

2日目

• 山行: 3:25
• 休憩: 1:25
• 合計: 4:50

6:50 切合小屋
8:35 9:50 本山小屋
10:10 10:20 飯豊山
11:40 御西小屋

3日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:35

5:40 御西小屋
8:35 8:40 烏帽子岳
9:25 10:00 梅花皮小屋
10:30 10:30 北股岳
11:10 11:10 門内岳
11:15 門内小屋

4日目

• 山行: 4:45
• 休憩: 0:15
• 合計: 5:00

5:20 門内小屋
6:45 6:50 梶川峰
8:40 8:50 湯沢峰
10:20 飯豊山荘

天候

雨に濃霧に17日は暴風(日門内で16m/s)、最後18日に晴れ
稜線1800m〜2100mで気温16℃前後

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

磐越西線山都駅からタクシーで川入御沢キャンプ場
飯豊山荘からバスで米坂線小国駅

コース状況／危険箇所等

明瞭大体安全。
剣ヶ峰と姥権現越えた所に岩稜あり
崩れかけのトラバースはいくつかある

写真

8/13 16:00

まずは人気コーナー(自称)鉄レコ
郡山駅
磐越西線に乗ります。

8/13 16:22

郡山駅
線路が入り組んで立派な駅ですね。

8/13 17:18

雨が降り出した。
泣いてるみたいな磐梯山。
先行きが不安。

8/13 17:50

会津若松駅
ここで乗り換え
時間があるので撮り鉄

8/13 18:01

8/13 18:14

素敵な駅舎。

8/13 18:33

8/13 18:41

8/13 18:48

8/13 19:11

8/13 18:50

奇跡の瞬間、ホーム5本全部停車
全路線乗り換えがスムーズに。

8/13 18:53

8/13 18:59

8/13 19:06

これに乗って磐越西線奥地へ。

8/13 20:14

豊かな田園風景。

8/13 20:30

山都駅下車

8/13 20:31

8/13 21:43

贅沢にタクシーで川入御沢キャンプ場へ。
前泊します。
宿泊者は誰もいませんでした。

8/13 21:44

この奥500mに登山口

8/15 7:40

1日目
急登を一上がりした所、横峰

8/15 8:06

地蔵山の清水

8/15 8:20

地蔵山分岐

8/15 8:29

8/15 8:34

8/15 8:39

雨がしとしと、山は泣いてる。

8/15 9:09

剣ヶ峰

8/15 9:12

岩稜地帯突入

8/15 9:26

岩稜を越えてあと少しで三国山

8/15 9:38

三国山頂上と山荘

8/15 10:00

8/15 10:32

りんどう

8/15 10:57

ツリガネニンジン

8/15 11:00

8/15 11:19

アオノツガザクラ。

8/15 11:22

ニッコウキスゲ

8/16 6:42

切合小屋
ここに泊
雨が激しくなり風と共に土砂降りに。
テン泊はやめた。
お客さんもがらがら。

8/15 14:23

飯豊山は泣いている

8/16 6:43

水場（シーズンのみ）

8/16 6:42

2日目
予報では午前中にやむ。
遅めに出発準備をして
意を決して出発する。

8/16 6:45

マツムシソウ

8/16 6:47

ミヤマコゴメグサ

8/16 6:50

8/16 6:55

アカモノ

8/16 7:24

飯豊山見えたか？

8/16 8:22

固有種イイデリンドウ
本山小屋の少し下

8/16 9:16

8/16 9:15

本山小屋
ここで天気調整。
雨雲予報ではもうすぐ雨はやむのですが。

8/16 9:20

飯豊山神社

8/16 10:02

雨の山頂。
飯豊山は泣いている。
ひつじも泣いている。
予報よりやむの遅れてる。

8/16 10:26

8/16 10:36

御西方面へ
穏やかな山稜

8/16 10:53

ニッコウキスゲと雪渓

8/16 11:05

お花畑咲き乱れる
花の山を実感する。

8/15 21:05

御西小屋
管理人は不在。
宿泊も自分だけ。

8/15 21:26

花の塊
黄一点なのがいいね

8/16 0:41

水場
登山道の脇を下りて5分ほど

8/16 0:32

水場

8/16 12:20

3日目
御西小屋を後にする。
濃霧。雨は行動中はほぼ降らなさそう。

8/16 12:23

この奥に大日岳があり、飯豊連峰最高地点。
大日岳に行くつもりでしたが。
天候不良で断念。

8/16 12:34

チングルマ

8/16 12:35

イワイチョウ

8/16 12:39

ヨツバシオガマ

8/16 12:46

ニッコウキスゲ

8/16 12:53

アオノツガザクラ

8/16 12:54

ハクサンイチゲ

8/16 13:00

ウサギギク

8/16 13:03

ミヤマキンポウゲ

8/16 13:06

ハクサンコザクラ

8/16 13:10

8/16 13:10

8/16 13:10

8/16 13:13

やせ尾根
hitujiの戸渡り

8/16 13:24

稜線は暴風

8/16 13:40

かたつむり

8/16 13:46

でか、ニッコウキスゲ。

8/16 13:58

雪渓を歩く

8/16 13:58

雪渓の亀甲模様
霊峰飯豊山では雪渓の模様で占いをするという。
うそ。

8/16 14:10

御手洗の池

8/16 14:25

一段と暴風は強くなる

8/16 14:43

風下の小湿原。
一息つく。

8/16 14:55

8/16 15:22

イブキトラノオ
トラじゃらし

8/16 15:28

烏帽子岳
暴風吹き荒れる。
吠える烏帽子

8/16 16:33

梅花皮小屋
コロナの影響で管理人不在。

8/17 10:07

天然イチゴ

8/17 10:11

イイデリンドウか？
違うかな。

8/17 10:12

8/17 10:13

8/17 10:16

8/17 10:17

狂う北俣岳。
暴風吹き荒れる。

8/17 10:56

謎の籠

8/17 10:59

絶叫する門内岳
暴風で立ってられない。

8/17 11:01

山頂からすぐ門内小屋。
風にあおられヨタヨタとたどり着く。
風速16m/s、気温も16℃
コロナの影響で管理人不在。

8/17 12:23

まともに景色が撮れなかった。
ポスターで景色を撮る。
小屋の中で。

8/17 12:24

8/17 12:25

8/17 12:59

風は吠え続け、狂い、絶叫する。

8/16 20:13

一瞬日が射した。
3日ぶりの太陽ですが、
数秒でまた濃い霧に包まれる。

8/16 21:46

水場

8/17 12:07

4日目
一晩中風が吠えていたが、夜明け頃には風は緩くなった。

8/17 12:17

雲も取れてきた。

8/17 12:17

8/17 12:18

すでに上がってしまったご来光

8/17 12:34

扇ノ地紙
右へ飯豊山荘に下山。
この奥にはまだ飯豊連峰は続く。
雄大な山稜ですね。

8/17 12:39

キンコウカ

8/17 12:40

爽やかな草原

8/17 12:41

キンコウカ草原

8/17 12:51

しばらく穏やかな草原尾根が続く

8/17 12:59

8/17 13:00

山並みが見えてきた。

8/17 13:02

変な雲

8/17 13:02

8/17 13:03

8/17 13:10

感動この景色。
過酷に耐えた最後のご褒美ですか。

8/17 13:11

最奥の大きな山が飯豊山か。
遠い所から歩いたもんだ。

8/17 13:14

ひつじもイェーイ。

8/17 13:11

霊峰飯豊山の上には神聖なひつじ雲が舞う。
これは神々しい。
これは有難い。

8/17 13:13

やっと飯豊山に認めてもらえました。
心不純な一見さん(hituji)には厳しい飯豊山ですが、
厳しい道のりをじっくり歩いたので、認めてもらえたのでしょう。

8/17 13:15

梅花皮小屋

8/17 13:15

8/17 13:20

雄大な北俣岳

8/17 13:26

8/17 13:27

8/17 13:28

烏帽子岳(左)と北俣岳(右)

8/17 13:28

雪の幾何学模様
宇宙へのメッセージ

8/17 13:28

門内小屋

8/17 13:31

最後に雄大な飯豊連峰
時計回りに1枚目

8/17 13:31

2枚目

8/17 13:31

3枚目

8/17 13:33

8/17 13:35

梶川峰
穏やかな道、雄大な景色もここまで。

8/17 13:36

8/17 13:36

8/17 13:37

8/17 13:41

8/17 13:40

8/17 13:50

聖山霊峰、飯豊山を返り見る。

8/17 13:45

雲海
ここから急降下です。

8/17 13:51

4日ぶりの里

8/17 13:57

梅花皮滝か？

8/17 13:57

飯豊山と滝
さよなら飯豊山。

8/17 14:00

林道にりんどう
ヶケケケー

8/17 15:33

湯沢峰
ここから最後の急降下。
下りもかなりキツイ。
踏ん張れなくなってきた。
バランス保たれなくなった。

8/17 17:10

最後の最後まで急降下。
登りはいきなり急登。

8/17 17:13

登山口。
倒れ込む。

8/17 17:18

飯豊山荘。
温泉に入る。

8/17 18:03

ビールカンパーイ。

8/17 20:39

小国駅

8/17 20:55

人気コーナー(自称)鉄レコ
シメも撮り鉄。

8/17 21:01

8/17 21:11

8/17 21:47

米沢盆地
田園地帯を走る。

8/17 21:52

今泉駅
山形鉄道。

8/17 21:54

山形鉄道到着。

8/17 21:58

今泉を出発

8/17 22:04

草の鉄道

8/17 23:01

米沢駅。
下り山形新幹線。

撮影機器：

D90 ニコン

OLYMPUS STYLUS SH-1 オリンパス

感想

hitujigumo

夏休みでじっくり飯豊連峰を堪能しようと計画しました。
天候不順で飯豊山は泣いていた。
吠える烏帽子、狂う梅花皮、絶叫する門内。
峰を越えるごとに風は勢いづくのでした。
夏山にしては風は強かった。
4日目下山する頃ようやく日が射し風が収まった。
最後に素晴らしい飯豊の峰々が姿を現しました。
霊峰飯豊山は心不純な一見さん(hituji)には簡単に山容を現さない。
しかし飯豊の聖山霊峰は、厳しい道のりをじっくり歩い者には最後に素敵なご褒美をくださったのです。
飯豊連峰は登るまでは険しい所もありけれど、上がってしまえばアップダウンは穏やかで、花咲き誇る草原が続く気持ちい山稜な事でしょう。