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Yamareco

記録ID: 251715
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

東日原〜富田新道〜雲取山〜飛龍山〜サオラ峠〜丹波

2012年12月08日(土) 〜 2012年12月09日(日)
 - 拍手
GPS
32:30
距離
29.9km
登り
2,547m
下り
2,525m

コースタイム

9日
7:00東日原 - 7:15日原鍾乳洞 - 7:55八丁橋 - 9:00大ダワ林道分岐 - 9:15吊り橋 - 9:40富田新道唐松谷林道分岐 - 13:10小雲取山 - 13:40〜14:10雲取山 - 14:30雲取山荘

6:10雲取山荘 - 6:40〜6:50雲取山 - 7:15三条ダルミ - 9:35北天のタル - 10:30飛龍山分岐 - 10:55飛龍山 - 11:20飛龍山分岐 - 12:05前飛龍 - 13:10熊倉山 - 13:50サオラ峠 - 15:10丹波 - 15:30のめこいの湯
天候 9日 晴れ
10日 晴れ
 雲取山〜飛龍山 -7℃
 飛龍山〜前飛龍 -5℃
 前飛龍〜熊倉山 -3℃
過去天気図(気象庁) 2012年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:
青梅5:45 → 6:23奥多摩
奥多摩6:25 → 6:55東日原 (西東京バス450円)

復路:
丹波16:30 → 17:24奥多摩 (西東京バス980円)
奥多摩17:40 → 18:18青梅
コース状況/
危険箇所等
○道の状況
・東日原〜大ダワ林道・富田新道入口
林道歩き。道幅は広く、車の通行も少ないので、事故の危険なし。

・大ダワ林道〜唐松谷分岐
落ち葉、降雪で踏み跡が不明確であるが、進むべき方向は判り易い。
落ち葉と雪で滑り易い以外は、特に問題なし。

・富田新道(野陣尾根)
尾根歩き。道標、テープが少ないが道迷いの心配はない。
サワラノ平辺りは開けているが、尾根を外さなければ問題なし。
また、危険箇所もない。
薄い積雪あり。

・小雲取山〜雲取山
特に問題なし。部分的に積雪あり。

・雲取山〜雲取山荘
積雪あり。凍結箇所もあるため、アイゼンが必要。
道が明確なので。道迷いの心配はない。

・雲取山〜飛龍山
飛龍山に近づくにつれ、積雪量が増える。
道脇の笹薮で道幅が広く見えるが、笹薮の下は足場がない場合があるので、笹薮に足を踏み込まないよう注意。
(迂闊にも踏み込んで、道からずり落ちそうになりました。)
道標も多く、道が明確なので、迷う心配なし。

・飛龍山〜熊倉山
露岩の急坂が数か所ある。特に前飛龍の前後に多い。足場に注意して下れば問題なし。
積雪は、下るにつれて少なくなっていく。

・熊倉山〜サオラ峠
積雪は殆どない。
歩きやすい尾根道で、危険個所なし。
分岐には必ず、道標があるので、道迷いの危険はない。

・サオラ峠〜丹波
片側が切れ落ちたトラバース気味の細い道の上に、たんまりと落ち葉が載っている。落ち葉で滑ると、滑落しそうで、今回のルートで最も緊張した箇所。

・丹波〜のめこいの湯
自動車の数校に気をつけましょう。

○トイレ
東日原バス停の脇
日原鍾乳洞の手前(観光用公衆トイレ)
雲取山避難小屋の脇
サオラ峠の下山道と国道411号の合流点
道の駅たばやまの中
にあり。

○のめこいの湯
道の駅たばやまの中にあり。
入浴料:600円
今回の山行のスタート地点
今回の山行のスタート地点
いつもながら、立派
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いつもながら、立派
日原鍾乳洞までの林道歩きの途中に、とても豪華な公衆トイレあり
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日原鍾乳洞までの林道歩きの途中に、とても豪華な公衆トイレあり
小川谷林道と分れて、日原林道を進みます
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小川谷林道と分れて、日原林道を進みます
ごく最近、熊が出没したらしいです
熊鈴をつけました
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ごく最近、熊が出没したらしいです
熊鈴をつけました
やがて道はうっすらと雪化粧
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やがて道はうっすらと雪化粧
八丁橋あとの天祖山登山口を過ぎて
八丁橋あとの天祖山登山口を過ぎて
八丁橋のゲート
車が2台停められていました
八丁橋のゲート
車が2台停められていました
陽が昇って、青空が見え始めました
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陽が昇って、青空が見え始めました
富田新道の登山口です
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富田新道の登山口です
アイゼン勿論持っています
アイゼン勿論持っています
こんな道を下っていくと
こんな道を下っていくと
滝が見えました
滝の脇の吊り橋を渡って
滝の脇の吊り橋を渡って
登山開始なのですが
登山開始なのですが
踏み跡まるっきりなし
踏み跡まるっきりなし
地図とコンパスが頼りですが、尾根を外さなければ、大丈夫でしょう
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地図とコンパスが頼りですが、尾根を外さなければ、大丈夫でしょう
道標も、しっかりとありますから
道標も、しっかりとありますから
木立に囲まれた静かな斜面を登ります
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木立に囲まれた静かな斜面を登ります
やがて雪が現れ
登山道を覆います
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登山道を覆います
気持ち良いです
いろいろな
足跡もあって、
人気のない静かな、山行が
人気のない静かな、山行が
とても楽しい
のですが・・・
少し、足跡が大きくありませんか・・・?
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少し、足跡が大きくありませんか・・・?
ビビリの私はこれ以降、鈴を自分で鳴らしながら歩きました
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ビビリの私はこれ以降、鈴を自分で鳴らしながら歩きました
気持ちの良い道ですが、先を急ぎます
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気持ちの良い道ですが、先を急ぎます
七ツ石山横目で見て
七ツ石山横目で見て
小雲取山が見えてきました
小雲取山が見えてきました
ヤマレコカープ会の方々にお会いして、一安心
思わず、はしゃいじゃいました
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ヤマレコカープ会の方々にお会いして、一安心
思わず、はしゃいじゃいました
石尾根に到達
富士山は裾野だけしか見えません
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富士山は裾野だけしか見えません
雲取山が見えてきました
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雲取山が見えてきました
明日行く飛龍山方面
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明日行く飛龍山方面
丹沢方面
最後の登りで
雲取山頂へ
石尾根の眺め、好きです
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石尾根の眺め、好きです
この前登ったヨコスズ尾根が見えます
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この前登ったヨコスズ尾根が見えます
山頂を後にして、今夜の宿の
山頂を後にして、今夜の宿の
雲取山荘へ
この晩は、7時前に眠りについたのですが、
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雲取山荘へ
この晩は、7時前に眠りについたのですが、
翌朝は、寝坊しました
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翌朝は、寝坊しました
もう陽が昇って来ています
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もう陽が昇って来ています
山頂に到着したら、お日様は全て出きっていました
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山頂に到着したら、お日様は全て出きっていました
寒いけど朝の弱い光の雰囲気が良いです
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寒いけど朝の弱い光の雰囲気が良いです
石尾根に別れを告げて
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石尾根に別れを告げて
飛龍山に向かいましょう
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飛龍山に向かいましょう
樹林帯の下り道ですが、時々木立が切れて
樹林帯の下り道ですが、時々木立が切れて
奥秩父主脈の山々や
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奥秩父主脈の山々や
飛龍山方面が見られます
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飛龍山方面が見られます
三条ダルミも
開けていて気分が良いです
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開けていて気分が良いです
樹林帯を進むと
ここが狼平でしょうか
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ここが狼平でしょうか
やがて、雪が増えてきて
やがて、雪が増えてきて
プチ雪山ハイク
飛龍山周辺には、沢山のシャクナゲが群生しています
飛龍山周辺には、沢山のシャクナゲが群生しています
三ツ山を過ぎて
北天のタル
相変わらず、コースの殆どは雪道の樹林帯ですが
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相変わらず、コースの殆どは雪道の樹林帯ですが
時々開けて、眺めが望めます
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時々開けて、眺めが望めます
雲取山が遠くなりました
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雲取山が遠くなりました
そして、飛龍権現神社に到着
ここから、
そして、飛龍権現神社に到着
ここから、
眺めのない飛龍山をピストンして、
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眺めのない飛龍山をピストンして、
前飛龍へ向かいます
前飛龍へ向かいます
前飛龍の周辺は、開けており、
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前飛龍の周辺は、開けており、
石尾根方面
天平(でんでいろ)尾根方面が見渡せます
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天平(でんでいろ)尾根方面が見渡せます
今日も青空で良かった
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今日も青空で良かった
前飛龍を過ぎると、
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前飛龍を過ぎると、
露岩帯が
続きますが
熊倉山周辺からは
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熊倉山周辺からは
緩やかな樹林帯の尾根道が続きます
この日は、風がうるさかったです
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緩やかな樹林帯の尾根道が続きます
この日は、風がうるさかったです
暫く進むと、サオラ峠に到着
暫く進むと、サオラ峠に到着
祠がありました
丹波への道は、こんな細くて狭く、
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丹波への道は、こんな細くて狭く、
片側が切れていたり、
1
片側が切れていたり、
滑りやすい落葉がたんまりありました
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滑りやすい落葉がたんまりありました
山王ダワを過ぎ、砂防ダムを越えると
山王ダワを過ぎ、砂防ダムを越えると
ほぼ下山
バス停を示す標示が現れます
バス停を示す標示が現れます
人里に下りてきた安心感があります
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人里に下りてきた安心感があります
国道411号と合流
この東京都水道局の出張所を左に行くと、丹波バス停があります
のめこいの湯はさらにその先
国道411号と合流
この東京都水道局の出張所を左に行くと、丹波バス停があります
のめこいの湯はさらにその先

感想

今回の主目的は、富田新道を使って雲取山を目指すことと、行ったことのない丹波に下りることでした。

東日原から富田新道入り口までは、林道歩き。主に公共交通機関を利用する私にとってはこの林道歩きの長さがイヤで、今までこの富田新道を避けていました。八丁橋のゲート付近に停まっていた車も僅かに二台。マイカー利用者にもあんまり人気がなさそうです。

富田新道を歩いてみると、登山道は日陰で、眺めが殆ど望めません。 長い林道歩きとともに、人気のない訳が少しわかります。 しかし、この人気のなさのお蔭様で、ヤマレコカープ会の皆様にお会いするまで、誰にも会うことなく、静かな山行ができました。 その意味では、今回の山行は予定通りだったのですが、富田新道の途中で、雪道に大きな足跡を見つけてからは、鳴り物を鳴らし、時々叫び、自分で騒がしくしながら歩きました。

※ヤマレコカープ会の皆さんは、とても気さくな方々で、山行を本当に楽しんでいらっしゃるという印象です。ヤマレコカープ会の皆様、一緒に写真を撮らせて頂きありがとうございました。

翌日の雲取山から飛龍山を経由して丹波まで下りる道ですが、これも人気がないのか、飛龍山までお会いしたのは1人の方だけ。

雲取山荘である方から、「このコースは、つまらないよ」と言われました。 確かに、飛龍山までの道は、確かに石尾根に比べると、道幅も狭く、左側(東側)だけしか開けておらず、眺めが少ない単調なコースでした。 しかし、時折、奥秩父主脈の山々が見えたり、あまり見ることのできない丹波山方面が眺められたり、見たことのない角度で、石尾根や奥多摩三山が見えたりと、行かなければ判らないものを見ることができました。 今回は、雪道も楽しめましたし。 また、この飛龍山山頂までのコースは、シャクナゲの群生が多くあり、シャクナゲシーズンは、美しいことでしょう。

飛龍山頂は眺めもなく、登り甲斐がありませんが、前飛龍の付近は開けており、石尾根や奥多摩三山が見られます。このあたりの登山道は露岩が時折現れる尾根道で結構楽しめます。 熊倉山からサオラ峠までは、斜度の緩やかな気持ちの良い尾根道でしたが、当日は風が強く、風の音がうるさい山行になりました。 サオラ峠から丹波までは、急な斜面の九十九折りの下り。落ち葉が満載の幅の狭い道で、滑ると滑落しそうで、今回の山行では一番緊張しました。

丹波についてみると、寒いためか、人通りが殆どありません。 まだバスまで時間があったので、のめこいの湯へ。 いつもは、山行の後に風呂に入ると風邪をひきそうで、温泉に入ることを極力避けていたのですが、この日はとても寒く、バス待ちで体が冷えそうだったので、湯に浸かりました。 ここの温泉は、ぬるくてなかなか良いものでした。

とりあえず、目標通りのコースを歩け、久々にお湯につかることができましたので、満足ですが、やっぱり、風邪ひきました。

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コメント

飛龍山にいくなら
禿岩に行った方がよかったですよー雲取など奥多摩の山々や富士山、笠取〜甲武信がみれるし、奥多摩なら個人的に雲取山頂の次に眺めがいいかなと。
雲取・飛龍・前飛龍・将監への4又分岐から西へ2分で行けます。
2012/12/13 0:11
ありがとうございます
Bus-climb様、ご助言どうもありがとうございます。
やっぱり、昭文社の地図に記されているだけのことはあるのですね。

実は、のめこいの湯でお会いした方にも行かなかったことを残念がられちゃいまして、次回は必ず行かなければ、と肝に銘じます。
2012/12/13 0:24
早速
丹波方面は雪でも降っていそうな雲がかかっているように見えましたが、お天気だったのですね。

これからの時期、動物のトレースがハッキリと分かるので、知らぬが仏とはいきません。
2012/12/13 6:20
こんばんわ
あの時はどうもありがとうございました〜

翌日は丹波に降りられたんですね。

私も奥多摩はまだまだ全然わからない山域なのでとても参考になります。

またお会いしたらよろしくお願します
2012/12/13 21:10
ええ、早速行って参りました
1955様に雲取山に登るようインスパイアされましたから
予定通り富田新道を使ったのですが、人の足跡より動物のトレースの方が多くて、山が人のものでないことを再認識させられた山行です
確かに知らぬが仏ではありませんね。

私の山行は全体的に天候に恵まれました。ただ丹波尾根での南からの強風には騒がしくて閉口しました。
石尾根の方も良い天気 だったようですね。
2012/12/14 0:12
ありがとうございました。
maedatomo様、ヤマレコカープ会の皆様、こちらこそありがとうございました お会いできて嬉しかったです。

東日原から富田新道の登りの間、誰一人として会わず、熊の足跡はあるは、少々心細かった ところに、赤ヘル軍団。頼もしかったッス。

皆さんいろいろなアイデア を持って山行されているようで、登り口を変えて、山頂で合流なんて、とても楽しそうで羨ましい。

またどこかの山でお会いできることを楽しみにしています。
2012/12/14 0:20
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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