磐梯山(裏磐梯高原バス停〜翁島駅)


- GPS
- 09:40
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,039m
- 下り
- 1,334m
コースタイム
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 9:38
磐梯山〜ロープウェイ分岐は峻険/急坂のため、下り70分はよほどの人でないと無理(というか登りと下り2倍差がある時点でなんかおかしい)
磐梯山のコースタイムはこちらを基準にするのがいいと思います。
https://www.urabandai-inf.com/wp-content/themes/lightning/images/template/bandaisan_tozan_map.pdf
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
噴火記念館前バス停〜裏磐梯高原ホテルバス停 帰りは翁島駅まで徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
公式ガイドにあるように噴火口分岐周辺迷いやすい 噴火口〜櫛ヶ峰分岐はガレ場というより急登 裏磐梯からなら中の湯ルートよりメリハリ・展望がよいのでこちらがオススメ 翁島登山口への下りは中盤までかなり高度感あり 草木で見えないすぐ横が崖だったり、ガレガレの急坂が続く ロープ張ってある場所が1カ所だけあるが、全体的に難所といえる箇所はない ただし森の中に入る中盤からがかなり長く体力を消耗する |
その他周辺情報 | 押立温泉 さぎの湯 500円 (フロントで桃売ってました) 駅近くに翁島温泉や地酒を販売している店もある模様 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
携帯トイレ
|
---|---|
備考 | 自分の場合ガレ場の下りは慎重になるためCTが伸びる |
感想
白布温泉→猪苗代縦走計画2日目。
象徴的な磐梯山。
気温 24〜31度
湿度 80〜65%程度?
消費水量 2〜2.5L?
朝から太陽光線が熱い中、スキー場に沿って登山。途中一緒になった方と銅沼まで歩きました。私は冬季歩けるらしい銅沼を見た後、予定通りスキー場に引き返し噴火口分岐方面へ登り直しました。後で会ったときに聞いた話によると、中の湯方面はだらだらした林道であまり面白くなかったとのこと。噴火口コースは急登こそあるものの短距離でダイナミックな火山の景色を望めたため、こちらをオススメしておきました。いやほんと、裏磐梯の神髄って感じで楽しかったです。ただ一点、ハエだかアブだかがいるため、立ち止まると絡みつかれます。麓のアブのようにしつこくはないので、歩いていればストーキングはしてきません。
櫛が峰分岐ではヤセ尾根方面へはロープが張ってました。レコではそこまで歩いている人も割といるようだったので、今度は行きたいなぁ…。でもさすがにあの噴火壁見上げた後だとちょっと怖いかもですね。東側から雲がじわじわと迫ってはきていましたが、清水弘法小屋に着くころには上空の風は北向きへと変化してました。ただ終日安達太良山は見えず、そこだけはやや残念。サイトであったように工事関係者がたまにいらっしゃるみたいですね。岡部小屋とともに絶賛営業中ですが、どちらの小屋もバッチが違います。筑波山も見習って差別化すればいいのになーとちょっと思いました。
山頂まではやや距離あり、約200mの急登30分。登るにつれ風がどんどん涼しくなります。今日は日差しがきつかったため、本当に気持ちよかった。360度の展望は必見、山頂にはトンボ、蝶、ハエがたくさんいましたが、お互い干渉はせず。トンボはほとんどがアカトンボ、シオカラも少しはいたかな? オニヤンマは下山時、手の平ほどの大きさもあるやつがあろうことかストックに着陸。びびるやら興奮するやら、写真を撮りたかったのですが逃げられちゃいました。閑話休題。遠くから磐梯山を見ると磐梯山と櫛が峰の間はとんでもなく遠く見えましたが、実際に歩いてみると1時間半と…やっぱり遠いかな…でも見た目ほどの起伏はないように思えました。
下山路、翁島方面は高度感あり結構こわいです。足の置き場にも気を付ける必要があるため、どうしてもゆっくりめの進行になってしまいます。草木が生えていたとしても、そのすぐ下が崖だったりするので気が抜けません。振り返ると恐ろしいほどの急斜面でした。もちろん横の斜面に目を向けるとザレた崩壊地。こわい。途中ですれ違った体力のありそうなお兄さんでさえ「疲れた、もう登りたくない」と弱気になってました。それ以外ですれ違いなし、山頂から見ていた限りでも向こうに下山する人はほとんど見ませんでした。ただし、展望は最高ですし、やや危険なだけで難所はないので、登りといい、当たりのコースをひけたんだなとやや悦に浸っちゃいました。鎖場ありといわれてますが、ロープのかかっている場所が1カ所、それも使う必要ないほどで、本社が丸よりは容易でした。むしろ森林帯の登り/下りでの体力の消費こそがこのコースのしんどい場所とすら思います。駐車場まで降りてしまうと、以降猪苗代は見えなくなります。
下山後さぎの湯さんへ。このあたりも以前は3つあったようですが、山形屋は見つからず(後継者途絶で廃業?ここ一年の情報が出てきません)、住吉館はリフォーム時のトラブルで延期中だそうで、押立温泉はここ1軒のみとなりました。この一帯は共通の源泉だそうです。日本秘湯を守る会認定されている温泉に入れるとは至福。特徴は薄いですが、注ぎ方も工夫されており、適温で、疲労回復にぴったりのお湯でした。なんといっても比較的安価なのが嬉しい。浮いたお金で200円の桃x2を購入、ウチで食べましたがぎっしりした果肉、柔すぎず硬すぎずでいい桃でした。帰りはブルーベリーでも買う予定でしたが時間的体力的に寄れず、翁島駅まで直行。5分ほど歩いたところにあるリカーショップうかいでは雪室と地酒があるそうなので寄りたかったのですが、残念。
久々の晴れた山行。程よい難易度。着実にステップアップできた実感もあり、最高の登山でした。
次は姥湯温泉に泊まってからの東吾妻一周〜一切経、吾妻富士コースなんかも行ってみたいなぁ。火山レベル上がらないといいけど…。
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