アイス/ウォーミングアップ:八ヶ岳「峰ノ松目沢」
コースタイム
【23日】赤岳鉱泉7:30→峰ノ松目沢F1・8:30→F811:00→F1・12:30
天候 | 22日:雨 23日:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
22日:大月ICから、国道20号へ迂回。勝沼ICより再び高速へ。須玉IC手前3km位からチェーン規制の為の渋滞。首都圏から美濃戸口まで5時間かかった。 23日:小淵ICから乗り上げ、一宮坂ICから国道20号線迂回。大月ICより再び乗り上げる。大月ICへの乗口渋滞と、調布ICの出口渋滞で、帰路も5時間かかった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆氷結状況は良かった。F8は少々心細い氷結状況。 |
写真
感想
・今季初のアイスクライミング。当初15日〜16日、6名の予定であったが、私のやむを得ない都合で1週遅れの実施。4名のの予定であったが体の具合が悪くなったメンバーが出て、女性3名のパーティーとなった。
今回は、ウオーミング・アップが目的。手頃な氷瀑が連続する「峰ノ松目沢」。
【12月22日】
・22日の天気予報は2000mくらいでも雨。23日の好天予報を信じ、雨の中を入山。赤岳鉱泉まで雨に降られた。
・中央高速は笹子トンネルの事故に伴う迂回。21日夜〜22日の明け方までの降雪で、高速も雪があったため、須玉IC手前からチェーン規制。一台一台係員がチェックし、ノーマルタイヤでチェーン不所持車は一般道へ下ろされていた。mizuki車はスタッドレスなので、Ok。でも、これらの渋滞で、美濃戸口まで、なんと5時間! 通常は3時間。
・途中、明日登る「峰ノ松目沢」のF1の偵察。フクちゃんとアメさんが、バッチリトレースもつけてきてくれる。
・赤岳鉱泉についたのは15:00。17:00から夕食なので、この日はどこにも登らず。
・クリスマスが近いので、夕食時に「チーズケーキ」プレゼントのサプライズ!
mizukiは胃が小さく、一度にたくさん食べられないので、ご飯を三口程度にして、おかず(ステーキでした)と、ケーキを食べる。
【12月23日】
・天気予報通り、雲ひとつない青空。冷え込んでいるのだか、気分爽快なので、あまり寒さを感じない。
・昨日、友人二人がつけてきてくれたトレースを辿り、F1下へ。5人パーティーの先客あり。
・いらない荷をデポして、後続。
・私しかリードをする者がいないので、オールリード。
・各氷瀑共に、氷結状況がよく、見てよし、登ってよしのアイスクライミング。
・F2の短いけれど、ヴァーティカルアイス登攀中に、まさかのアクシデント。
下半分のヴァーティカル部分のまさに最後のひとふりをして、右足を蹴込むが、なぜか、決まらない。見ると、なんとアイゼンが外れかかってる!
・ゾオ〜! 落ちたら、グランドフォール!
・右足を元の場所にそっと戻し、左足で蹴込直して、少し傾斜の緩いところへ立つ。スクリューを決め、ビレイヤーにロープを張ってもらって、左手のアックスに体重を預けながら、アイゼンを外そうとするがうまく外せない。
・ビレイヤーに落ちるかもしれない事を告げ、両手をアックスから離して、アイゼンを装着しなおす。
・とにかく、怖かった!
・アイスクライミングは怖い場面に遭遇することが多々あるけれど、私のアイス歴史の中では、2番目に怖い経験だった。1番怖かったのは、大同心大滝をリード中に、上から落ちてきたアックスがヘルに当たった事。
・リーシュレスが流行っているけれど、猿だって木から落ちる。かっこうをつけないで、せめて、落とし防止の紐位付けられないものかと思う。
・なぜ外れたのか、理由が全く分からない? いつもの靴にいつものアイゼン。でも、これから念には念をいれて、装着後のチェックをしましょう!!!
・この頃、アイスでも無雪期のヴァリエーションでも、ロープの引き上げが疲れるようになった。やっぱり、年ですね!
核心部でランナウトしてて両手を離せない状態でアイゼン外れると恐いですね…
靴底が減ってワンタッチの踵部分が緩んだとかですかね?
僕も今度から毎回確認するようにします。
F8いいですね〜
でもスクリュー決まらなそう…
mizuki先輩、おはようございます。
素晴らしい好天だったようですね。こちらとは大違い!どの写真も迫力が有り、食い入るように見入りました。
まだ私は冬山リハビリ中でアイゼンの歩きから始めている段階ですが、必ず氷壁へ挑めるだけの技術/体力を持ちたいと思っています。
トライする前からあきらめるのが大嫌いで、目標を口にするのが好きな性格なので、有言実行型で変な奴の私ですが、どこかでご指導いただけるチャンスが有れば、よろしくお願いします。
kanemaruさん、おはようございます。mizukiです。
◆アイゼンが外れた原因を突き詰めたくて、帰宅してから、実地にいろいろやってみました。
もともと、靴底が比較的柔らかめの靴だったことに付け加えて、前の「コバ」が経年摩耗で浅くなり、蹴こんだ弾みで外れたようです。
新しい靴を購入してあったのですが、履きなれていないので、ついなれた靴を使ってしまいましたが、これを機に、思い切って捨てることにしました。
◆「峰ノ松目沢」は南向きなので、気温が低くてもお天気さえ良ければ、アックスやスクリューの刺さり具合はバッチリ! F8はヴァーティカル部分は8mですが、上に立木もなく、スクリュ―支点です。引き払うときは、Vスレッド(アパラコフ)の作成技術とそれを使っての懸垂下降システムを熟知しておく必要があります。
登るときは巻けますが、降りるときは危険な斜度です。
sekitoriさん、おはようございます。mizukiです。
◆私は、まだ大山に登ったことが無いんですよ。いきなり冬山は危険なので、夏、お花の綺麗な頃に行きたいと思っています。
◆アイスは、前日とは打って変わって、素晴らしいお天気に恵まれました。冬山をやる人は、青空をバックに真っ白な峰々が映える景色が、大好きですよね! その中に身を置きたくて何度でも足を運んでしまう!
◆そのうち、機会を作りましょう。
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