安達太良山


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 816m
- 下り
- 810m
コースタイム
7:30あだたら高原スキー場-9:00くろがね小屋-10:50安達太良山頂
【下り】
11:10安達太良山頂-12:20薬師岳-13:00あだたら高原スキー場
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ロープウェイは12月22日より営業で、今は休業中。 レストハウス等の施設も休業していますが、ロープウェイ乗り場のトイレは利用可能でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所、特になし。 今回歩いたルート上は全域にトレースがあり、ラッセルの必要なし。 迷うような箇所もありませんでした。 くろがね小屋より上部は雪が少なく、所々で岩が露出。 スノーシューやワカンでは歩きにくそうなのでアイゼンで進みました。 |
写真
感想
この日は、天気は良いが風が強い日だった。
スタート地点のスキー場からすでに強風で、風に煽られながら登山口を目指す。
ラッセルするような雪量では無いが、真正面から強風を受けるので一歩が重い。
こんな状態で山頂まで行けるのか不安になるが、スキー場を抜け樹林帯に入ると風は遮られ、そよ風レベルに落ち着いた。
道は水気を帯びた重い雪だがトレースがあるので負担は無く、ワカンを履けば殆ど足は沈まない。
カラカラ、と乾いた金属音を響かせつつ、快適に雪道を進んでいく。
勢至平を過ぎると、前日にくろがね小屋へ泊まったと思われる登山者御一行と幾度かすれ違うようになった。
昨日は天気が悪かったが、通年営業のくろがね小屋はそんな天候でも賑わったようだ。
私はまだ泊まった事はないのだが、山小屋にも関わらず、天然温泉があるという快適さ。
更に、ここのカレーは美味しいらしい。
一度、泊まってみたいものである。
くろがね小屋には9時に到着。
ここでコーヒーでも飲んで休憩してから行こうかな、と思ったが残念ながらまだ準備中。
小屋番さんに、「下山の時に寄らせてもらいます。」と告げて山頂へ向かう。
しかし、今日はピストンじゃなくて周回。
よく考えたら、帰りに寄らないじゃないか。
途中で気づいてしまったが・・・
まぁ、いいか。
くろがね小屋まではワカンとストックで歩いてきたが、小屋以降は雪が浅く岩でゴツゴツしているのでアイゼン利用。
加えて強風なので、耐風用にピッケルを使用した。
山頂が迫るにつれて、風は強くなり、時折耐風姿勢をとりながら山頂を目指す。
最後は「乳首」と呼ばれる小さな岩山を登り、山頂に到着した。
案の定、山頂は立っていられないような強風。
写真撮影は岩にしがみつきながら、となかなかハードな環境だ。
しかし、ガスに覆われる事は無く、視界は悪くない。
北と西方は雲で覆われており周辺の山々は見えなかったが、福島市方面の平野部は視界明瞭。
風下側で風を避けつつ、しばし景色を眺める。
あまり気温は低くなく、風にさえ当たらなければ寒さはさほど感じない。
20分程、のんびりと山頂に滞在した後で下山した。
帰りは薬師岳経由で下山。
登りのルートと同じく、こちらの道にも全域トレースが残っており歩き易い。
安達太良山は冬でも人気の山で、天気が良ければ大勢登山者が訪れるはずだが、
今日は風が強い為か入山者は少ない。
すれ違った登山者は3名だけ、
と、好天の安達太良山らしからぬ静かな登山だった。
温泉のある山小屋は贅沢ですね。
温泉に入ってしまうと、僕はいつもくつろぎすぎてそのまま下山したくなってしまいます
八ヶ岳の本沢温泉を思い出したりしました
東北にも通年営業のこんないい小屋があるのですね
そのうち行ってみたくなりました。
安達太良山は冬でも入山者が多く、初級の雪山登山コースとして、よく雑誌等で取り上げられてます。
また、通年営業のくろがね小屋があるので、たしかに北八ヶ岳と似てますね。
温泉は内湯だけですが、源泉掛け流しの良いお湯です。
お察しの通り、入ってしまうと下山したくなくなる、という欠点があります
まだ雪は少なめですが、スキー場がオープンする頃には山スキーも盛んになりますので、一度如何でしょうか^^b
でも、藪こぎやラッセルは殆ど無いので、tooleさんには物足りなく感じる・・・かも?
ちょっとチェックしていない間に2登していたんですね。
強風の中の登山、お疲れ様でした。
今回のような飛ばされそうな風の中の登山は経験ないですが怖いですよね。体力も奪われるでしょうし、大変だったと思います。
その中でいい眺めと虹を見られた事は良かったですね。
山小屋も通年営業だと天候が悪化したときやトラブル時には心強いですね。近場にもあればいいなと思います。
今回は股関節大丈夫でしたか?
遅くなりましたが不忘山のレコにもコメント入れておきました。
いつもコメント頂き、ありがとうございます
不忘山で痛めた股関節は、一週間後にはすっかり良くなって、問題ありませんでした。
安達太良山には、しっかりしたトレースが残っていたのでラッセルの必要は無く、
再び痛める事もなく快適に歩けました
安達太良山は、私の家から比較的近くにある山なので、天候が厳しく蔵王に登れそうにない時によく訪れます。
ルートが易しく、途中にはくろがね小屋もあるので少々天候が悪くても安心して登れるのが良いところ。
風は強い山なので山頂近辺は注意が必要ですが、冬でも安心して登れる数少ない山かと思います。
Webberさんのお住まいからは少し遠いかと思いますが、シーズン最初の雪山歩き、としてオススメできます。
下山後は、岳ノ湯の共同温泉や、成駒のソースカツ丼等、温泉・グルメもありますので機会があれば、ぜひ!
休みに入ったら行きたいなと思い、ずっと天気予報とにらめっこ
地形図は地元の本屋では売っていなくてダウンロードでプリントアウト
地図を何度も見て、どのルートが良いのか、くろがね小屋の温泉なら帰りに寄ったほうがいいけどなあとか様々考えながらレコ検索
そして出てきたのが早池峰山のLuskeさんのレコ!
何とも、私の行きたいところをいつも先に行ってくださっている(笑)
安達太良山は無雪期でも風が強いようですね。この秋、台風が東北縦断の前日に行き、幸い強風には遭遇することなく、ただしペース配分ミスでばてました(>_<)大失敗でした。
冬は特に強風を覚悟した方が良さそうですね。
天気が良かったらピッケル持参で行ってみます。
有難うございました。
安達太良山、風の強い山ですね
私も無雪期に何度か登りましたが、牛の背からの稜線上は風が強く、難儀した記憶があります。
冬は更に風が強まりますので、備えはしっかりとした上で登って下さい
安達太良山でピッケルは過剰装備、かもしれませんが風が強まった時の事を考えると持参を推奨します。
しかし、風が強い事を除けば、安達太良山は雪山初心者でも安心して登れる良い山です。
難度は蔵王温泉スキー場から登る熊野岳と同じくらいかな、と思いますのでリラックスして楽しい登山を満喫してきて下さい
尚、推奨ルートは、今回私が辿ったルートの逆回りですが、ゴンドラが営業している場合はスキー場〜五葉松間にトレースがあまりなく、ルートが不明瞭になる場合があります。
その場合は、ゴンドラ利用で周回、もしくはくろがね小屋経由のルートをピストン、が良いかと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する