惣角沢 上級生w-ing
- GPS
- 06:30
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,214m
- 下り
- 1,222m
コースタイム
天候 | 晴→雨→晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
倒木多い。 登山道は普通に歩きやすい。 |
その他周辺情報 | 熊倉沢の記録を参照 |
写真
装備
備考 | ・登攀しやすい靴が良い(ヌメリは多少目立った) ・20ザイル1本(雨乞い滝りーど) ・カム、ハーケン、50ザイルは不要 ・ハンマーはツメ用にあってもよい |
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感想
メンバー:4年 K(L)
3年 N
2年 O、T
目的 :小滝突破の苦手意識改善
〈所感〉
バスを降りてから30分ほどで入渓(沢装備装着の時間も含む)。駐車場の右奥から下った。トップはずっとT。
すぐに現れるのがF1-7m雨乞い滝。右側から登り最後は突っ張って抜けた。難しくはないがフリーだと少し怖いかも。今回は取らなかったが、中間地点に、木で支点がとれる(若干プアだが取った方が良い)。最後は、落ち口左奥の立木で支点を取り、中間者・ビレイヤーが登攀した。ちなみにとても整備された巻道がある。
雨乞い滝を超えるとすぐにF2-4mが見える。左から取り付き、水線を横断して右から登る。滝に打たれるのは必至。滝の中にちょうど良いスタンスがあるため見つかれば易しい。
またすぐ見つかるのがF3-5m。左に残置スリングがあり、自分以外はそれを利用して登攀。自分は左から滝をくぐって右壁に取り付きそのまま抜けた。左組はてこずっていたので右からの方が簡単かも。
ゴルジュ帯ラストのF4-5mもすぐ。トポでは登攀不可能とのことだが、サワグルイの方々は登ったらしい。心して臨んだ。基部にはなんとか立ち込めるものの、次の一手が見つからない。滝に打たれ続けるため、自然に呼吸も浅くなり思うように体も動かせなかった。おそらく横の壁も使いつつ右のガバにデッドするのだろう(サワグルイの記録でも、右のガバを使ったとのこと)。2回チャレンジして無理だったので右後ろの巻道から巻いた。他の隊員も同様。
みなさんが仰るとおり、以上のゴルジュ帯がハイライト。ここで終わったほうが楽しめそう。しばらく倒木と蜘蛛の巣だらけの渋い沢が続く。
次の記憶に残っている滝はF5-2段10m?ちょっと不明。とりあえずスラブ滝。多分上段だと思うが、トップとセカンドが水線左を攻めたので自分は水線右から。非常に細かい&ドロドロで、フェルトだと結構怖い。残り1mほどで怖くなりクライムダウンを試みるも、3mくらい滑落した。幸い指と膝を少し切っただけで済んだ。先のトップとセカンドは早々に諦めていたが、トポには水線左からと書いてあるため頑張れば行けたのではないか。とりあえず右はオススメしない。結局滝の5mほど左から登った(ここも意外と悪い)。
F6はよく覚えていないが簡単。
F7のずっと手前の1120m地点で、磁北へ伸びる沢を詰め上がった。急だが落石や危険箇所がなくまた時間も短い。ただ非常にハエが多いのでとても不快。20分ほどで稜線へあがり、ハエの少ないところで沢装解除。
帰りは「謎の登山道」を使用。ピンクテープが貼ってある尾根が登山道から伸びているためそちらへ。しばらくするとバス停を指す看板が多数現れる。読図もほとんど必要ない。
〈所感〉
なんと言ってもF4が登れなかったのが悔しい。クライミングの練習不足とシャワークライミングの経験不足が原因?来年リベンジしたい。
滑落もひやっとした。他のメンバーが上に登りロープを垂らしてもらうのを待つか、そもそもやめておけばよかった。今後の判断に活かしたい。
また、先日Gさんが疲労骨折をしたため、今回は彼抜きでの沢だった。そのため、沢2年目3人&沢1年目1人という隊編成であった。多少不安があったが無事に終われてよかった。
〈反省〉
・自分はほぼ関与していないが、リード登攀のセット、片付けに時間がかかりすぎ。実地での経験をもっと積むべき。
・登攀力不足
・滑落してしまった
→・行けそうか無理か登る前に判断できるようになる。
・無理にクライムダウンせず、メンバーの助けを借りればよかった。
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