記録ID: 2536957
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
蔵王・面白山・船形山
蔵王(刈田岳・熊野岳…暑さの中にも秋の気配)
2020年08月28日(金) [日帰り]
宮城県
山形県
yamanamie
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 834m
- 下り
- 832m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 5:29
10:02
2分
スタート地点
10:56
11:00
33分
刈田岳
11:33
7分
大高山分岐
11:40
0分
(名号峰)途中
11:33
18分
大高山分岐
11:52
19分
熊野十字路分岐
15:24
ゴール地点
| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
一角では駐車場にする為でしょうか舗装(?)工事中でした。 ここから、股窪経由で後烏帽子岳や南屏風岳(芝草平)にも行けますね。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
特に危険個所はありませんでしたが、熊野岳稜線から地蔵岳へ下る道は石畳みの上の火山性の小石がコロコロ状態、踏んで滑り転びそうになりました。思わぬ所で転ぶところでした。 |
| その他周辺情報 | 山形には蔵王温泉郷、宮城には青根温泉、遠刈田温泉など蔵王の麓には硫黄を主成分とした温泉が沢山散在しています。 登山で汗をかき、夜は宿で郷土料理と温泉は如何でしょうか (^_-)-☆。 でも本日の私は、汗が引いたままで自宅温泉(?)に直行でした。 |
写真
大黒天付近からの五色岳方面。
お釜側の風景とは大分違いますね。
お釜側の風景とは大分違いますね。
少し進むと登山道にヨツバヒヨドリ(四葉鵯)が沢山咲いて居るなと思ったらアサギマダラが舞っていました。
マイズルソウの実、実はまだここだけでした。これから更に赤くなりますね。
ヨツバヒヨドリにクジャクチョウとアサギマダラ。
あっ飛び立った蝶もいます。
あっ飛び立った蝶もいます。
アサギマダラの愛の舞でしょうか。
アサギマダラたちは、なかなかじっとしていてくれません。
アサギマダラたちは、なかなかじっとしていてくれません。
カメラを近づけると直ぐに飛んでしまいます。
ヨツバヒヨドリの花も赤みがかったのや、白っぽいのもあるんですね。
ヨツバヒヨドリの花も赤みがかったのや、白っぽいのもあるんですね。
刈田岳避難小屋に到着。火山の時のシェルターにもなっているのでしょうか。周りはトラノオやヤマハハコ、アキノキリンソウのお花畑でした。
3
8/28 10:51
刈田岳避難小屋に到着。火山の時のシェルターにもなっているのでしょうか。
周りはトラノオやヤマハハコ、アキノキリンソウのお花畑でした。
周りはトラノオやヤマハハコ、アキノキリンソウのお花畑でした。
刈田岳到着です。賽の河原みたいにケルンが一杯。
ここまでは結構汗をかき風通しも悪く暑く感じられました。
ここまでは結構汗をかき風通しも悪く暑く感じられました。
刈田岳山頂付近からのお釜……う〜ん、暫く待ちましたがこれが精一杯。
刈田嶺神社にお参り。私は汗をかいて登ってきたのに神社の周りはサンダル姿の二人連れが多く変な感じでした。
再び、お釜です。今回はお釜の絶景は諦めなくてはならないのでしょうか。
道端には、シロバナトウウチソウ(白花唐打草)(ワレモコウの仲間)。花は白で時には、紅色を帯びている。
馬の背には、ミヤマリンドウが多いです。秋を象徴するこれからの花ですね、比較的多く見掛けます。
大高山分岐点より名号峰方面。
今日は、コマクサを捜してモッコリ部分まで行って見る事にしました。
今日は、コマクサを捜してモッコリ部分まで行って見る事にしました。
モッコリ部分まで来ました、コマクサは殆ど過ぎていました。※ここから自然園までは少し急で大きな石がゴロゴロ転がっています、ガスっている時は注意です。
3
8/28 11:40
モッコリ部分まで来ました、コマクサは殆ど過ぎていました。※ここから自然園までは少し急で大きな石がゴロゴロ転がっています、ガスっている時は注意です。
熊野十字路分岐を振り返る。
上部の石段が火山性の小石で滑りそうになりました。
上部の石段が火山性の小石で滑りそうになりました。
ヤマハハコ等のお花畑と地蔵岳方面。初めての道なのでワクワクします。
ワサ小屋跡付近の分岐点。左へは御田神様方面へ。
右を少し進むと分岐点が有り、左は地蔵岳経由地蔵山頂駅、右はトラバースで地蔵山頂駅へ。
3
8/28 12:12
ワサ小屋跡付近の分岐点。
左へは御田神様方面へ。
右を少し進むと分岐点が有り、左は地蔵岳経由地蔵山頂駅、右はトラバースで地蔵山頂駅へ。
左へは御田神様方面へ。
右を少し進むと分岐点が有り、左は地蔵岳経由地蔵山頂駅、右はトラバースで地蔵山頂駅へ。
平坦な稜線歩きで地蔵岳へ。
それにしてもヤマハハコが多いです。
それにしてもヤマハハコが多いです。
南蔵王方面でもアオモリトドマツの立ち枯れが目立っています。※何が原因なのでしょうか、とても心配になりました。樹氷も見られなくなるのでは無いでしょうか。
4
8/28 12:27
南蔵王方面でもアオモリトドマツの立ち枯れが目立っています。※何が原因なのでしょうか、とても心配になりました。樹氷も見られなくなるのでは無いでしょうか。
どなた様の落とし物でしょうか?
森のくまさんだったら嫌だな〜あと思いながら。
森のくまさんだったら嫌だな〜あと思いながら。
地蔵山のアオモリトドマツ(シラビソ)の立ち枯れとシロバナトウウチソウ。
地蔵尊の近くには「雪消えしのちに蔵王の太陽がはぐくみたりし駒草のはな」の歌碑 斎藤茂吉
冬にしか来た事が無かったので地蔵尊様は雪が掘り起こされた頭を見下ろす格好でしか見たことがありませんでしたがこんなに大きいんですね。
14
8/28 12:37
冬にしか来た事が無かったので地蔵尊様は雪が掘り起こされた頭を見下ろす格好でしか見たことがありませんでしたがこんなに大きいんですね。
三宝荒神山、夏山の観光案内図。興味をそそられ登ってみることにしました。
ここにもアサギマダラ。慌ててシャッターを切ったために上部が欠けてしまいました。
リンドウの花弁が開いているのはそんなに見られない感じがします。
お釜付近ではガスが晴れてくれることを願いつつ。
帰りは地蔵岳トラバースの道を選択。
帰りは地蔵岳トラバースの道を選択。
木道が整備されていますが、傾いている所もあり、濡れている時は滑りませんように。
ワサ小屋跡付近に到着、ここで暫し座り休憩、稜線を通過する風が心地よかったです。※熊野岳北側斜面は崖になっているのですね。
右への道は、熊野岳への近道、下ってくる人は居ましたが登っている人は見掛けませんでした。
熊野岳方面の青空、斜面はアキノキリンソウのお花畑でしたが…。
もう少しで熊野岳避難小屋ですが、この道下り時(ワサ小屋跡を目指している時)危なく小石で滑り転びそうになりました。
熊野岳山頂には「陸奥をふたわけさまに聳えたまふ蔵王の山の雲の中に立つ」の歌碑 斎藤茂吉。
熊野岳山頂より南蔵王方面(屏風岳方面かな)
※今日も飯豊連峰や朝日連峰は見えませんでした。
※今日も飯豊連峰や朝日連峰は見えませんでした。
では刈田岳方面を目指します。
登山道は、荒涼とした別世界の感じ。
登山道は、荒涼とした別世界の感じ。
振り返れば熊野岳の上は青空がとても眩しいです。
先行のグループが叫んでいました。
先行のグループが叫んでいました。
馬の背に立ち、お釜をみたらガスが良い雰囲気を醸し出していました。
蔵王は、休火山……いつ噴火するか分かりません。
案内指示に従って下さいね。
案内指示に従って下さいね。
雲が素敵なお釜に悪戯をします。いや出し惜しみをしている感じです。
産直の「みんな野」で梨を買うと言うミッションがあり先を急ぎたいが刈田岳はまだ遠い。
南蔵王方面をアップ、こちらもアオモリトドマツ(シラビソ)の立ち枯れが目立ちます。※樹氷が見られなくなるのでは無いかと心配です。
3
8/28 14:49
南蔵王方面をアップ、こちらもアオモリトドマツ(シラビソ)の立ち枯れが目立ちます。
※樹氷が見られなくなるのでは無いかと心配です。
※樹氷が見られなくなるのでは無いかと心配です。
大黒天への登山道。
アサギマダラの乱舞の光景。
こんなに沢山のアサギマダラを見たのは初めてでした。
アサギマダラの乱舞の光景。
こんなに沢山のアサギマダラを見たのは初めてでした。
帰りは、そろそろアサギマダラも、おねんねの時間なのかヨツバヒヨドリにとまっているのが多いように感じました。
下山時、大黒天の駐車場までそれほどの暑さも感じずに登山を楽しませていただきました。気分転換にもなりありがとうございました。
2
8/28 15:22
下山時、大黒天の駐車場までそれほどの暑さも感じずに登山を楽しませていただきました。気分転換にもなりありがとうございました。
コロナ禍で日帰り入浴も遠慮して自宅温泉(?)へ。
※以前、日記に記した方法でシートを汗で汚さず乗車。
※以前、日記に記した方法でシートを汗で汚さず乗車。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図（地形図）
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
|---|
感想
下界は、本日も34℃以上、年休消化で家でブラブラはイライラするばかり、例年にない程の暑さ続き冷房漬けにも閉口。
最初は、早起きで刈田岳から絶景の日の出が見られないか、そして軽装でお散歩程度の散策でもと考えていましたが暑さで寝付けず、結局寝坊してしまいました。
日中でも刈田岳当たりの標高なら涼しいだろうと刈田岳方面に向かいました。大黒天の駐車場には、結構な車が駐車していました(刈田岳方面ばかりでなく後烏帽子岳方面にも行っていると思いますが…)
最初は、暑さで山登りもおっくうでいましたが大黒天の駐車場に着いてからは沢山の車を見たら途中から血が騒ぎだし、ここから登りお釜をのぞいてみようと気持ちになりだしました。
大黒天駐車場では、25℃でも湿気があるのかさほど涼しいとは感じませんでしたが刈田岳からの稜線は風もあり涼しかったです。
本日は平日(金)なのに、刈田岳やお釜展望所付近は、結構な人出でした。
観光の方々は、殆どの方がマスクでした。
登山道には結構花は、咲いていました。
まだまだ暑い暑いと言ってても山は秋の花々に包まれていました。
アキノキリンソウ、ヤマハハコ、リンドウ、ヨツバヒヨドリ、トラノオ?
等々お花畑が続き退屈しませんでした。トンボも飛び交いおかげで吸血虫には悩まされずに済みました。
大黒天から刈田岳の登山道にはアサギマダラが大好物のヨツバヒヨドリのお花畑が続いており、アサギマダラの乱舞を何度も見ました。何枚も写真を撮っても構図が決められず、満足の行く写真が撮れず結構な時間を費やしました。
それにしても沢山のアサギマダラの乱舞を見たのは初めてでした。
蔵王のお釜は、はじめはガスってて諦めていましたが時々、奇麗なお釜を見られました。そして大黒天への帰途にはあのお釜の姿をはっきり見る事が出来ました。
暑さで、お散歩程度の散策のつもりが、アサギマダラの乱舞とお釜に魅せられ、そして熊野岳稜線から地蔵山方面をチラ見してしまったら、初めてのコースなので興味をそそられ、ついつい地蔵山脇の三宝荒神山まで行ってしまいました。初めてのコースもなかなかでしたよ。
結局のところ、暑さと涼しさは半々でしたが、秋の花々とアサギマダラに巡り合え気分転換にはとても良い山行きとなりました。
もう少しすると、紅葉の時期に突入ですね。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：604人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
蔵王山の最新記録
蔵王山：結局お釜は見れず
2025年08月11日 (日帰り) [B]
百名山60 蔵王 熊野岳 蔵王山頂駐車場から
2025年08月11日 (日帰り) [C]
熊野岳（蔵王山）
2025年08月10日 (日帰り) [C]
蔵王山 熊野岳だけのはずが楽しすぎて暴走w
2025年08月09日 (日帰り) [A]
蔵王の風にのって🦋旅する蝶と
2025年08月09日 (日帰り) [A]
刈田岳の最新記録
蔵王山：結局お釜は見れず
2025年08月11日 (日帰り) [B]
百名山60 蔵王 熊野岳 蔵王山頂駐車場から
2025年08月11日 (日帰り) [C]
蔵王山 熊野岳だけのはずが楽しすぎて暴走w
2025年08月09日 (日帰り) [A]
蔵王の風にのって🦋旅する蝶と
2025年08月09日 (日帰り) [A]
蔵王山（熊野岳）54座目
2025年08月09日 (日帰り) [B]
地蔵山の最新記録
蔵王山：結局お釜は見れず
2025年08月11日 (日帰り) [B]
熊野岳（蔵王山）
2025年08月10日 (日帰り) [C]
蔵王山 熊野岳だけのはずが楽しすぎて暴走w
2025年08月09日 (日帰り) [A]
蔵王山（大黒天駐車場から三宝荒神山へ）
2025年08月09日 (日帰り) [B]
刈田岳〜熊野岳〜地蔵岳
2025年08月09日 (日帰り) [C]
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する