ザクロ谷遡行


- GPS
- 28:06
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 2,506m
- 下り
- 2,486m
コースタイム
天候 | 1日目 晴れ→雨→晴れ 2日目 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
備考 | ・ラバーソール推奨。前週の山登魂の記録ではフェルトを薦めていたが、フェルトのS田は滑っていたので、ラバーの方が良い。 ・ロープは30mフローティングと30mハーフ。ちょうど良かった。 ・リードは空身で登攀&荷揚げ時間短縮のために荷物は2つにまとめた。 |
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感想
【1日目】
・最初の階段登りは噂通り結構大変。二度と登りたくないので絶対牛首の下までは行ってやると意気込む。
・ザクロ谷出合までのゴーロが意外と長く、去年骨折した状態でここを敗退した山登魂のナベさんは凄いと思う。
・F2はK、S、丸山の順に挑戦し、丸山の番で成功。だが、Sがザックを背負ったままフォローしようとしたところ苦戦し、2度失敗。結局荷揚げし、3度目で漸く成功。時間をロス。
・F3はKがいつの間にかカムエイドして越えていて、フォローは気楽。
・F4はヌメっていたがKが左岸にスカイフックでA1し、あっさりリード。
・その後も一癖ある滝が続くが特に詰まることはない。しかしゴルジュ内で雨が降ってきてビビったが、増水や濁りは確認できないうちにやむ。
・17時頃に牛首の下に着いて、幕営。
・雨の影響で焚き火がつきづらかったが、着火材3個使ってなんとか成功。
・夜は真夏なのに寒かった(イスカ エア280xショートのみ使用)。
【2日目】
・3:30に起床したが出発は完全に明るくなってからになってしまう。
・てまり滝の巻きは面倒だったがスムーズに成功し、懸垂下降なし。
・元口無しの滝はハンマー投げしてからA0やA1で突破。
・F25の巻きでは、練習した3段ショルダーは使わず、普通にスラブ登り(丸山リード)。その後のトラバースもスムーズで懸垂下降なし。
・ソーメン滝(F26)は左の凹角をKがリード。荷物を背負ったままフォローしてみたが、荷物を背負ってもフリーで登れる程度の滝。
・F27-F33も小難しい滝が続き、荷揚げやお助け紐確保を多用。
・F34は結構本格的な人工登攀だったが、訓練やチョンボ棒準備の甲斐あって、割合スムーズに登攀(Kリード、S中間、丸山回収)。上部はトラバース的なのでフォローも結構怖い。
・ここから暫く、意外な癒し系の沢。幅広のF37も左から直登したが、見た目よりも容易。どちらかというとF36の方が難しい。
・F40はハンマー投げを10度以上も試みたがかからず、悪い巻きをこなす(丸山が細い木の根を掴んで登ってお助け紐で後続を確保)。この辺でブヨが大量に出てきて正気を失う。
・F40を巻いて暫くで水も涸れ、その後すぐに登山道に出たが、相変わらずブヨが多すぎて落ち着けず、急いで下山。途中で暗くなる。
・下山の登山道は結構長いし、そんなに歩きやすくもないが、許容範囲。
【感想等】
・訓練の甲斐あって完登でき、非常に充実した気持ちになった。
・冗長な部分も殆どなく、登りごたえがあって渓相も美しい、お勧めの沢。
【会の記録(K執筆)】
https://www.bunanokai.jp/archives/18384
コメント
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9月5日にザクロ谷に入り下の廊下のF5−6のあたりの岩の上におかれたマイクロトラクションを拾いました。こちらのPのものなら郵送します。やまとだましいのひとにきいたのですが違っていましたので。
ご連絡ありがとうございます。kumassiyが失くしたと言ってましたので、彼の物だと思います。メッセージをお送りいたします。
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