蓼科山に姿が似た矢倉岳★今日も富士山雲隠れ★下山は万葉公園と足柄古道で歴史探訪

2012年12月24日(月) [日帰り]

• GPS: 04:33
• 距離: 10.8km
• 登り: 760m
• 下り: 678m

コースタイム

9：50（ 0分）登山道入り口
10：56（1時間 6分）矢倉岳山頂

11：46（ 0分）下山開始
12：37（ 51分）足柄万葉公園（万葉広場）
12：55（1時間 9分）足柄峠
13：12（1時間26分）足柄城跡
14：08（2時間22分）頼光対面の滝
14：23（2時間37分）足柄駅

天候

曇り　小雪

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

往路　：　大雄山鉄道大雄山駅からタクシーで矢倉岳登山道入り口まで1970円
　　　　　（バスに乗り遅れたため）
復路　：　足柄駅からJR

コース状況／危険箇所等

比較的良く整備されたハイキングコースで危険個所なし。
ただし、矢倉岳から足柄方面への下り始めは霜柱が多く滑りに注意が必要でした。

写真

小ぶりながら独立峰でどことなく姿が北八ヶ岳の蓼科山に似ている気がします。（万葉公園へ向かう途中）

足柄峠より。

音叉のような木。どんな音が出るかな？

結構急な登りが続いた後一旦緩やかになり、また急になります。

これが見えてきたら山頂は近いです。

青空が見える！富士山は？？

昨日と同じで裾野しか見えない！どうも雪雲に覆われいるようです。（気温かなり下がってきました）

神山の方向。大涌谷の墳気が目立ちます。

愛鷹山。右が昨日登った越前岳、左の尖がりはたぶん位牌岳。

丹沢方向。右端：塔ノ岳　そしてその左が丹沢山→不動ノ峰→蛭が岳（ガスに隠れそうです）

三浦半島の方向。

左：越前岳からその右に富士の裾野。

富士山は完全に雲に隠れています。

山頂の展望台です。この上に登って写真を撮りました。

左：明神ケ岳　右：神山　雲間から垂直に日差しが降りています。

さあ、足柄方向に下山です。ここからが長いです。

万葉公園には句碑が数多くあります。

木をテーマにしたものが並んでいます。これは「すぎ」

「あせび」、その他沢山の種類の樹木が植えてあります。

あせびのつぼみのアップ。

にぎやかな指導標たち。足柄峠の近くです。

足柄峠から結構進んで足柄明神。

足柄の関所。これは899年（昌泰2年）に足柄坂に出没する強盗団を取り締まるために設けられたと書いてあります。

金太郎。

そして城跡展望地へ登る階段。

富士山はやっぱり雲の中。

広々としています。

少し歩くと足柄新道（林道みたいな非舗装路）に入ることができ、舗装路を歩かなくても済みます。これで駅の近くまで行けます。

虎御前入口。

頼光対面の滝。

嶽之下宮輿宮。

その中にある縁結びの橋。ここを後にして足柄駅までもう一息。

感想

WeeklyClim

＜いかにもマイナーな山ですが、富士山が見えれば最高の山です。＞

今朝は訳があって早く出られず。（家を出たのが8時近い）

こんな日は、どなたかのレコにもあったように
「困ったときの大山頼り」（家から比較的近いので・・・）
とし、どのルートから大山に登ろうかな？と考えたくなるところですが、
最近行ったばかりなので前から狙っていた低山の一つの「矢倉岳」にしました。

この矢倉岳は、富士山に行くときに御殿場線に乗ると、
富士山をバックにポッコリとした目立つ山なので
いつも気になっていました。

時間が遅いのでバスには間に合わず、急遽タクシー利用としました。
（ちょっと贅沢な気分）

矢倉沢側から登るときは、プロフィールマップを書くと分かりますが
距離は短いが傾斜が急な道を一気に登ることになります。（勾配約24％）
気温は低いですが、かなり汗をかいてしまいました。

頂上に着くとすっかり曇りとなり、気温がどんどん低下しているようです。
なので、汗で濡れたアンダーとミドルを着替えました。
さらにハードシェルとオーバーパンツをはいてからランチとしました。
（寒い時にお湯を沸かして食べるカップラーメンは美味しい）

昨日に続いて富士山が完全に雲の中だったのはダブルショック。
天気予報と違いますね。

足柄に下り始めるとちらほらと雪が舞ってきました。

万葉公園や足柄城跡、そして足柄古道は歴史の流れを間近に感じることが
できる良い場所です。

これで富士山が眼前に見えれば文句なしなのですが、
単に歩くだけでなく次々に現れる歴史の痕跡や古ーい大木に楽しませてもらって
なかなか充実のハイキングとなりました。