高原山(過去山行)

1994年10月01日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.8km
• 登り: 811m
• 下り: 1,655m

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

雨

コース状況／危険箇所等

日時は推定です。

写真

12/23 21:08

高原山を望む

12/23 21:08

鶏頂山

釈迦ヶ岳

西平岳

感想

momohiro

過去の山行記録です。

久しぶりの山行である。見慣れた風景のはずの東北本線が新鮮に感じる。しかし、朝、東京付近で朝日が差し込んでいたはずの天気は雲が広がり始めた。
下車駅である那須塩原に着いた時はあろうことか、雨が降り始めていた。「どうしようか」そんな気持ちになってしまう。しかし、折角来たのにという気持ちが打ち勝ちバスに乗り込む。雨は相変わらず降り続く。鶏頂山バス停で降りたのは自分一人だった。寂しさが去来する。
山荘の軒先で雨具を着けて歩き始めた。スキー場を登るので、何処が登山口ということもなく、地形からこのあたりかなと適当に見当をつけて歩き始めた。「本当にこれでいいのかな」と少し思い出した頃、弁天沼への道標が出てきた。やがて弁天沼。このあたりで雨も上がり、ようやく一息入れる。ここから先ず、鶏頂山迄登る。
鶏頂山では数人の登山者が休んでいた。雨が上がった後、雲が徐々に流れていき、垣間、景色が開ける。これから向かう高原山も姿を見せる。高原山へはここ鶏頂山より、一度、按部へ下って登り返さなくては行けない。
「さあ、行こう」という気持ちと共に歩き始めた。
約1時間後に山頂に到着。「さあ下山」と思って困った。山頂に普通あるべきの下山方向を示す道標がない。来た道ははっきりしているのだが、進みたい方向の下山道がはっきりしない。道らしきものあるのだが、どうも方向が納得出来ない。
試しに進んでみるが、どうも人が歩いた気配もなく、引き返す。少しうろうろした後、方向から考えて進むべき方向へ歩き出す。程なく、草の下に道らしきものを発見。
「方向からするとこれだろう」と思っても一抹の不安を抱きつつも進み始める。草深い中も道は続いているが、不安が消えない。
小1時間ほど歩いて、やっと歩いて来た道が正しかったことを示す道標を見つけた時はホッとした。
それにしてもこの道はほとんど人が入っていないようで思ったより時間がかかる。
やっとの思いで林道に飛び出た。ホッとする。
後は西藤原の駅に向けて歩いて行くだけだか、これが実に遠かった。途中、工事中の作業者に声をかけられ、駅まで送ってもらえるのかと期待を抱くが、「頑張ってな！」との励ましの言葉だけ。
結局、駅まで、林道から舗装道路を経て2時間強を歩かされる事になった。