高原山ナイトハイク。新藤原駅から川治温泉駅へ

2025年07月30日(水) 〜 2025年07月31日(木)

• GPS: 15:02
• 距離: 25.7km
• 登り: 1,792m
• 下り: 1,693m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:30

距離 5.2km 登り 380m 下り 32m

22:29 新藤原駅
23:59 宿泊地

2日目

• 山行: 11:55
• 休憩: 2:53
• 合計: 14:48

距離 20.5km 登り 1,407m 下り 1,661m

0:01 宿泊地
1:04 釈迦ヶ岳林道ゲート
1:57 2:10 西平岳登山口
4:23 4:36 西平岳
5:18 5:24 中岳
6:23 6:25 高原山
7:20 塩原コース分岐
7:23 7:24 御岳山
7:37 7:40 井出沢峠
7:52 7:57 藤原コース分岐
8:14 8:50 鶏頂山
9:04 藤原コース分岐
9:23 御助水
9:27 9:32 弁天沼
9:41 大沼分岐
9:48 柏木ペアリフト山上駅
9:52 枯木沼への分岐
10:13 10:14 鶏頂山西口登山口
10:55 磁石石
12:38 12:40 平方山駐車場
12:47 12:50 平方山
13:10 14:33 川治温泉 薬師の湯
14:49 川治湯元駅

日が明けたら飛行昆虫が活発になりアブとか纏わりついて来た。
山頂付近に多く弁天沼まで降りてくるとあれほどしつこかった虫がほぼいなくなり、下山までアブもメマトイも居なかった。
人里付近に降りてくると蚊は居たので平方山入口の神社付近は注意ですかね。

西平岳登山口〜鶏頂山までは一般登山道？　にしてはかなりハードです。
釈迦ヶ岳から鶏頂山への最初の分岐後の荒れ具合（特に最初の所）は行政ががっつり整備してくれないとどんどん荒れる一方な道でした。

飲み物。2.5ℓ行かないくらい。
食べ物。おにぎり3個、カロリーメイト5本、ひとくちこしあん饅頭4個。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

釈迦ヶ岳林道手前〜西平岳登山口
これまで舗装路でしたがとたんに道の状況が悪くなり小中石がゴロゴロ転がり少し段差もある道になりました。普通の車では林道入口の車止めまで入ることも無理そうな感じです。それと釈迦ヶ岳林道には蛭がいるみたいです。どこからどこまで生息地なのかは分かりませんが、この後は見かけなかった。

西平岳登山口〜西平岳
最初は登山道は明瞭。尾根が広くなると分かりにくくなる（昼間ならそんな事はないかも知れないが）。
上の方は膝下までの笹藪になる。人が歩いた後があるのでそれの通りに進めば問題ないが、最後の方は分かりにくく無理やり笹をかき分けて登りました。
明るくなってくるまで虫は活動してなかったのですが、4時ちょっと空が明るくなって少ししたら、ストーカーアブにまとわりつかれる。

西平岳〜中岳
西平岳の降りはザレ場で滑りやすい。斜度は緩いけど、お助けロープあるので大丈夫そうでも下りでは念のため持った方が良い。2回くらいズルっと行きました。
中岳の登りは岩場でコメツガが所々邪魔してくる。急な所にはお助けロープあり。

中岳〜釈迦ヶ岳
中岳の降りはあらかじめ角度を知ってたので思った通りの急坂。
危ない所にはお助けロープや木の橋がかかってたりする。
岩場のトラバースの所はお助けロープあるけど足場が狭いのでバランスに気を付ける。
釈迦ヶ岳の登りは、膝下までの笹藪の急登。40〜45度くらい斜度がある。
高度感凄いので降りで使うのはかなり怖いと思います。

釈迦ヶ岳〜御岳山
釈迦ヶ岳山頂から鶏頂山方面に曲がると等高線の詰まり具合と同様相当な急勾配。
道がエグれてて一般登山道とは言い難い。

御岳山から鶏頂山
急な所にはお助けロープあったりする以外は普通の登山道。

弁天沼から鶏頂山西口登山口
傾斜の緩い広くて歩きやすい道が続く。

鶏頂山西口登山口から平方山駐車場
最初は舗装路。鉄柵を超えたら柵沿いに歩き磁石石まで夏草の藪漕ぎ。
磁石石から森の中に入るまでは夏草の藪だが、森の中からは広くて明瞭な道がある。
ヤマレコの大多数の踏み跡は最初尾根を直下してるのでその通りに進みましたが、急斜面で時間ばかりかかりました。
電柱出てくるあたりで東側に折れる広い道があったのでそちらが正解だと思います。ヤマレコの踏み跡がこの辺りばらけてますが、正解ルートの方が踏み跡は少ないです。

平方山駐車場から下山まで
平方山は公園になってますが標識とか壊れまくっててあまり手入れは行き届いてない感じです。道は普通だが結構降りました。

写真

7/30 22:19

新藤原駅から出発。終電できたので自分が駅を出たら駅は閉まりました。

7/31 1:09

釈迦ヶ岳林道の車止めまで来ました。この先の西平岳登山口までにヤマビルが一匹。昼下がりのジョニー使ってましたが、今回見たのはここだけです。

7/31 1:58

西平岳登山口。登山ポストあるけどここまで車だと相当きびしい道です。ここまで約3時間半です。舗装路は野生動物におびえ、林道は蛭に怯えましたが、この先は道が急になるので怯える余裕は無くなりました。
登り始めは道は明瞭。尾根が広くなると分かりづらくなる。上の方は膝までの笹薮＋雨で濡れて靴の中はグショグショになった。

7/31 4:00

朝焼け。あの山は大入道っぽい。

7/31 4:06

左、中岳。右、釈迦ヶ岳。本日の縦走の角度がエグい。大変な所に来てしまった。それと明るくなってきたのでアブが仕事をする様になって落ち着けない。

7/31 4:15

笹薮で道がわからずかき分けてたらこの標識の後から出てきました。ちなみにこの場所は標高1712もありません。一番高い場所はもう少し先です。

7/31 4:23

本当のピークに到着。虫がうるさいので先へ進む。この辺りで懐中電灯を消す。

7/31 4:26

明るくなって来たけどまだ御来光には早い。正面に見えるのは釈迦ヶ岳。

7/31 4:27

鶏頂山、御岳山、釈迦ヶ岳を1枚に、チョット早すぎて暗いが今回の目標の一つでしたが少しボケてしまった。

7/31 4:28

日光ファミリー。何故かこの辺りからスマホのロゴが設定も弄ってないのに勝手に入るようになった。凄い迷惑。

7/31 4:29

ここからだと日光ファミリー以外は特色見つけるの難しい。

7/31 4:29

鶏頂山とその右に御岳山。真ん中奥に見える山塊は

7/31 4:29

御岳山と釈迦ヶ岳の間の奥の山は、日留賀岳、鹿又岳、男鹿岳、とかだろうか？　手前は明神岳、1627ピーク、前黒山かと思う。

7/31 4:30

アップ

7/31 4:30

奥鬼怒、尾瀬方面。雲海は少し。

7/31 4:34

釈迦ヶ岳への縦走路。見晴らしは良いがザレて滑りやすい。ご来光まで待ちたかったけど虫が多くて先へ進む。

7/31 4:37

ロープ設置されてるのありがたい。ここは滑りやすく下手に左右に滑ると下まで止まれそうも無いので怖いですね。。

7/31 4:49

やっと御来光です。

7/31 4:57

中岳は急な道多く岩場も多い。

7/31 5:02

振り返って西平岳。

7/31 5:12

アスレチック感覚ある。

7/31 5:15

中岳は独特な雰囲気でした。

7/31 5:19

この祠の所が山頂。山名板は無かった。

7/31 5:29

振り返って、クチコミにもあった岩場のトラバース。ロープあって助かったけど、ここは狭かった。バランス崩さないよう注意。

7/31 5:43

釈迦ヶ岳、登山道に鹿の群れ。こちらは木立の中なので多分気づかれて無いはず。

7/31 5:46

釈迦ヶ岳への鬼の登り。笹がここでも濡れてるのでせっかく乾いてきたと思ったらまたビショビショ。

7/31 5:51

土上平放牧場と関東平野。本日はガスってて残念。まだ6時前なんだけどなぁ。

7/31 5:58

45度ありそうな急坂。ロープあるけど一部だけだし、下りでは絶対に使いたくないですね。転んだらどこまで落ちる？

7/31 6:02

前山への分岐。こっちも急坂。使いたくないですね。ここまで来れば斜度は大分収まる。

7/31 6:04

遠くから自分より先に登ってるのが2人居るなと思ったら石像だった。そう言えば有りましたね。

7/31 6:05

高原山最高峰の釈迦ヶ岳登頂。無慈悲なお釈迦様の登りでした。

7/31 6:11

日光ファミリー。女峰男体があの位置だと大小真名子は女峰の裏かな？

7/31 6:12

左手前鶏頂山。奥は奥鬼怒や尾瀬の山かな？　山座同定するのは勉強不足。

7/31 6:24

那須や大佐飛山方面。男鹿とかも見えてる?

日光、奥鬼怒、尾瀬のパノラマ。

7/31 6:30

山頂を後にし鶏頂山方面の分岐を過ぎてすぐ。写真では伝わらないが道に降りる段差が大きく滑りやすく危ない。個人の整備じゃ限界があるし、観光地なんだし行政が何とかしてくれないものだろうか。

7/31 7:19

御岳山山頂付近？　山名板は無し。

7/31 7:23

こっちが山頂かな？　ヤマレコの登録地点だともうちょい西側、地形図だと1つ前の場所が一番高くなっている。

7/31 7:39

井出沢峠辺りから崩落地とラスボスの鶏頂山。大分疲れてるのでスルーしようか迷ったけど頑張ってしまった。無理は良くないです。

7/31 7:53

藤原コース分岐付近から本日登った4山。左から御岳山、釈迦ヶ岳、中岳、西平岳。

7/31 8:13

鶏頂山山頂に到着。西平岳登山口からここまで全部破線の道で良いような。

7/31 8:43

あれも高原山のピーク群かな？　北東側から西平岳くらいまで山頂からの眺めはありますが、西平岳〜釈迦ヶ岳まではガスってしまいました。9時前だけどガスるの早い。

7/31 8:44

右の山が御岳山なのはわかるけど他は不明。左が明神岳か前黒山かもっと調べればよかったけど、この時は疲れてて余裕無かった。

7/31 8:47

山頂を後にします。後は下りだけだけど足のダメージはすでに大きいので心配。

7/31 9:28

何とか弁天沼まで降りてきました。これで急坂も終わり。そう言えばここから羽虫どもが居なくなった。

7/31 9:29

水は枯れ気味。ここやこの先の大沼はミズバショウの時期に訪れたい。

7/31 9:44

傾斜も緩やかで気持ちの良い道が続きます。弁天沼からは登山口の鳥居の所までトレラン基調です。

7/31 10:03

虫も全然いなくて軽く走れて天国です。標高が下がるほど快適になる高原山。

7/31 10:12

駐車場のある鶏頂山西口登山口の鳥居の所まで降りてきました。鶏頂山からハイカー2組とすれ違っいました。平日だけど流石人気の山です。

7/31 10:34

流石に疲れた。途中何度も休憩してるけど休まないと足がヤバい。丁度座りやすい石があったので休憩。

7/31 10:45

獣避けゲートを開けて先に進む。

7/31 10:51

夏草大盛況。柵沿いに進むので藪漕ぎしないといけません。

7/31 10:52

磁石石。

7/31 11:03

上の方から平方山近くまで電柱が続いてました。最初の方最短で急勾配の尾根道(地図帳の破線だけど道じゃなかった)降りましたが、電柱巡視路？　の様な広い道もあったので、ヤマレコの踏み跡も少しそちらを歩いてるのでそっちにすればよかったです。この後は等高線詰まってる所は九十九折りになってたりで急な所も常識的な斜度。

7/31 11:10

水場があるとは思わなかった。飲んで平気なのかな？

7/31 11:17

水場の先から、手入れされてるのか道幅広く歩きやすい道になります。ここの下りからちょくちょく下の方にちょっとしたアスレチック見たいな物が見えたりしましたが林業者が暇つぶしに作ったのかそれとも幻覚でも見始めたのかな？

7/31 11:31

右に降ります。尾根を進むと960.5m三角点に行けます。

7/31 11:45

大下村（二ツ屋）跡と書かれてます。ちょくちょく古い案内標識がありました。この辺り古道みたいです。

7/31 12:40

下山かと思ったら平方山公園がまだトレイルです。

7/31 12:45

壊れた標識やベンチはそのまんま。行政も手入れしてないでしょう。蛭もいるとの情報あるので人も来ないでしょうから。

7/31 12:47

本日最後のピーク、平方山に到着。あともうちょい。

7/31 12:58

下界まで降りてくると南平山が目の前にどっしり。

7/31 13:11

薬師の湯で汗を流して今回の山行をねぎらう。

7/31 14:45

温泉出てからが暑かった。駅まで標高差結構あり登りました。せっかく風呂に入ったのに汗だくになった。途中の浅間山の登山口、そう言えば薬師の湯の近くにも山頂方面に続くような階段有ったからそれでも行けるのかな？

7/31 14:48

川治湯本駅に到着！　飯を食べたかったけど近くの飯屋まで10分だそうで、この暑い中もう歩きたく無いので待合室で1時間涼んで電車を待つ。これで今回の山行を終えます。お疲れ様でした。

撮影機器：

iPad (7th generation) Apple

OPPO A77 OPPO

感想

burabo

仕事が終わった後、新藤原駅から高原山へ、ナイトハイク半日登山して来ました。
電灯の無い夜間の歩きなので慎重に歩いたのと、家や電車で多少寝たものの本調子では無いのでペースは遅いです。
西平岳山頂付近と釈迦ヶ岳最後の登りの笹藪で、膝下がびっしょりなのも披露蓄積ポイント。疲労も合わさって西平岳から鶏頂山までは特にきつく感じられた。
10〜12時間くらいを予想してましたが大幅遅れで15時間もかかってしまいましたが思ったより体力あるみたいで驚いてます。少し自信が付きました。
下山した次の日も休みなので多少無理しても大丈夫なのもありますね。
最後は温泉入って帰りました。